ビデオ編 タカの渡り 2018 Part16・・・金御岳(1/3)

去年の九州行きをビデオブログにしてみました。自己満足の極みですが(苦笑

平成30年(2018)10月7日 日曜日 ~ 10月9日 火曜日

金御岳にタカの渡りを観察に行きました。
行くにあたって台風24号が・・・立ちはだかります。

果たして管理人達は九州に行けるのか?

期待と不安の初の九州タカの渡り観察行。

タカの渡り 2018 Part16・・・金御岳

タカの渡り 2018 Part18・・・金御岳

金御岳3日目

本日は4時30分起床。

やはり真っ暗ですが、今日は平日(火曜日)なのでさすがに祝日ほどは混まないだろうと思い少し遅めの出立。

5時30分頃到着。

昨日より30分ほど遅い到着ですが、平日でも混み具合はあまり変わりません。

昨日の場所の隣くらいの位置を確保。

それでも日の出まで結構な時間があります。

日の出頃の風景。

もう少し拡大すると・・・

良い陽気です。天候も上々のようです。今回の金御岳はともかく天候には恵まれました。

さて、第1便は・・・6時10分頃。写真にはなりません。

ようやく6時30分ころまだ西側の暗い空にシルエットが見えました。

そして東の空を見ると・・・

すでに多くのサシバ達が飛び出していました。渡って行くと言うよりは塒から出てきたと言った感じです。

この時間から活動すると言うことは今日は何処まで飛んで行くつもりなんだろうかと思います。回りの人の話だと洋上飛行にはなるらしいですが、はっきりとは分かりません。

メスの成鳥。結構近くを飛んで呉れました。

都城の街を背景にタカ柱が上がって行きます。なかなかの光景です。

若ですが、谷底から飛んできて・・・

松の木に止まります。そして次から次へと似たように飛んできては止まります。

これも若ですね。

一枚の絵の中にこちらは7羽ほど止まっていますが、こんな感じで何十羽と回りの木にサシバが止まっています。昨日どころの数ではありません。はるかに多いです。

殆ど若のようです。初めての渡りで珍しい光景に興味津々なのか・・・まあ、今までに見たこと無い景色であることは間違い無いでしょう。

それにしても本当に凄い光景でした。

この密度で止まっているって繁殖地でもなかったですね。巣立ちの後しばらくは若達が3羽位は近くに止まっていることはありましたが。

追伸:

金御岳サシバコメントより引用させてもらいます。

2018年10月9日(火) 快晴 のち 晴れ  気温20℃(6:30) 東の風・弱
 金御岳のサシバとしては歴史的な凄い日となった。6時、雲海が市街地の上に薄い層をなしている。霧島山の新燃岳の吹き出す水蒸気の高さがいつもよりはるかに高く、その高さ300m。何とビックリ! ギャラリー前の谷の斜面とその稜線、稜線裏の谷に50羽、更にカウント展望台の右横の谷にも50羽程が留まっている。金御岳で100羽ものサシバが留まっているのを見るのは過去34年間で最高。
・・・略

金御岳とは言えこんな光景は滅多にないと言うことでした。(と言うより観測開始以来初めてのこと)

朝日を浴びて渡っていくサシバ。これは成鳥(メス)でしょうか。

まあ、写真に撮ると言うよりは回りがサシバだらけになっているのを楽しむと言う感じです。写真的には必ずしもいい光加減でないのですが、明るい空にサシバ達が溶け込んでいく風景はなんとも言えない感慨があります。

飛んでいる途中に飛んでいるバッタ(?)を捕まえた瞬間。いぁ、これだけ飛んでいるとこんなシーンにも遭遇する確率は高くなるんですね。あら、珍しやです。

首を捻りながら器用に飛んでいる姿。これさっき獲った虫を食べているようです。本当に器用なサシバですね(笑

所謂「背打」です。

この頃になるとタカ柱を見ても写真に撮ろうとは思わず結構動画で撮ってみました。あまり上手くは撮れていないですが、やはり写真より雰囲気は伝わるかもしれませんね。そのうち編集してまとめたいと思っています。

タカ柱は次から次へと上がります。今日もかなりの数が渡っていくようです。

本当は写真なんかに夢中にならずに直に目で見てこの光景を脳内記憶に焼き付けた方がいいのかもと思いながら、悲しい性ですね・・・やはりシャッターは切ってしまうのです(苦笑

タカ柱用に焦点距離の短いカメラも持って来ましたが、金御岳は写真をとるならこれは必携ですね。まあ、駐車場が観察・撮影の場所なので機材が多くても苦にはなりません。

渡りの場所としてはそこそこ近い個体もいてくれました。まあ、大接近戦は無かったですから、それに関して不満があるカメラマンもいるかもしれません。が、あの夥しいサシバの飛来を見ているとそんなこと忘れてしまうのではないでしょうか。

ここでなければ見られない風景が確実にあると感じた次第です。まあ、観察隊の方も言っていましたが、金御岳でもこんな光景は初めてとのことですから、これを当たり前に思ってはいけないのでしょうけど。

それにしても堪能しました。飛行機の時間も気になりますので11時少し前には名残惜しいですが、空港にレンタカーを返しに行くことにしました。

金御岳サシバ渡り情報より

10月9日 2767 累計 17399

管理人達が滞在した3日間で1万に近いサシバが渡ったことになります。

こうなると今回の金御岳行きは今までの外れを何倍もの利息を付けて返して貰ったような渡りのウォッチングになりました。

おそらく生涯でこんなことは最初で最後だと思うのですが、人間は欲深い生き物です。また、来年・・・そうは問屋が卸さないと思いながら、ふとそんなことを思いながら、宮崎の地を後にすることになりました。

タカの渡り 2018 Part17・・・金御岳

金御岳2日目

4時起床。

外は真っ暗です。

昨日のアドバイスに従ってちょっと頑張って場所取りをするつもりです。

金御岳到着は5時少し前。すでに結構な人が待機していました。

管理人達もなんとか駐車場の縁のところを確保。それにしても皆さん熱心ですね(笑
まあ、人のことは言えませんけどね。

ちなみ10月8日のに宮崎県の日の出時刻は6時13分とのこと。横浜は5時42分ですから大分西に来ていると言うことになります。

5時25分くらいで真っ暗です。関東エリアなら少し白んで来る頃です。

日の出時刻の頃。雲はかかっていますがまあまあの天気のようです。

第1便は6時15分頃。まだ暗いですが正面を若が横切って行きました。渡ると言うよりこれは移動みたいな感じですね。

動くときはここは朝が早いようです。昨日は朝の8時くらいまでは全く飛ばなかったそうですから、今日は出足がかなり早いですね。

枝止まりしています。こんな感じで塒立ちのタイミングを待っているのでしょうか。

日の出の時刻は過ぎましたが光量はまだ足りません。それでも次から次へと飛び出して来ます。

思えば全国各地から繁殖した場所はバラバラでもこうやって同じ所に集まって来るのですから不思議と言えば不思議ですね。西に下るほど集団のまとまりが大きくなり、相当数の群れがこの辺りに居るような感じがします。

こんなしているからと言って同じ場所で繁殖した家族と言うことはないのかもしれません。親と子供達は別々に渡るようなことを聞いたことがあります。

若ですね。枝止まりしているのは若が多いような気がします。

6時半頃になると更に動きが活発になって来ました。

次々に枝にサシバ達が止まり出しました。

こちらを興味深げに見ながら飛ぶ若。

一枚の絵の中に枝止まりしているサシバが4羽ほど写っています。実際は10羽以上、15羽くらいが枝止まりして並んでいました。

中々壮観な眺めです。白樺峠でもこんな光景は見たことがありません。隣に10年来こちらに来ていると言うカメラマンの方もこんな光景は初めてだと言ってました。

金御岳では当たり前の光景かと思ったら案外そうでもないようです。

ここはカラスも結構いて突然のサシバの集団にカラスも驚いているのかもしれません。普段はここにはサシバいませんからね。

成鳥が頭の上を飛んで行きます。この頃になるとタカ柱が次から次へと出来て行きます。地理的なことがよく分からないので説明出来ませんが、ともかく間断無く西へサシバが飛んで行きます。

結構近くも通りますね。オスの成鳥が近くで見えないですが、ともかく数は多いです。

駐車場内から眼下に谷を見るような感じです。この前の谷の付近をサシバが飛んで行きます。

青空をバックに気持ちよさそうに飛んで行きます。若のようですから、初めての渡りなんでしょう。無事に帰って欲しいですね。

都城の街を背景にタカ柱になって行くサシバ達。街の風景と大量のサシバの群れなんてここならではの光景でしょうか。

9月23日の白樺峠も結構な数が出ましたが、数から言えばこちらの方が圧倒的です。ともかく朝から流れが切れません。それも比較的近いので飛んでいる実感があります。

オスの成鳥です。やはり成鳥のオスはやたら近くには来ませんね。まあ、経験豊富な成鳥ほど用心深いでしょうから当たり前ですか。

すでに渡りが始まってから4時間近く経ちますが、こんな感じのタカ柱が途切れることなく次から次へと湧いてくる感じです。

サシバの館の上にある展望台からカウントしています。総勢は7~8名。今日は朝から大忙しだったと思います。

繁殖地のような近さはありませんが、大量のサシバが間断無く流れて行く様は圧巻です。

全国各地から集まったサシバが一同に会する場所・・・それが金御岳なんでしょうか。

そしてここを過ぎるといよいよ洋上飛翔になって行くわけです。おそらくは大量の群れが休息をとる本土では最後の場所なんでしょうね。

いずれしてもここから先が本当に過酷な渡りの区間になります。経験が浅い若達もなんとか1羽でも多く越冬地に辿り着いて、そして日本に戻ってきて欲しいと殊更に思います。

さて、13時を過ぎた頃から・・・ぱったりと動きが止まりました。たまに忘れたようにごくごく少数が飛んで行きますが、カウントから言えば誤差の範囲でしょうか。

それにしてもサシバの聖地とか言われている金御岳ですが聞きしに勝ると言った感がありました。いやぁ、来て本当に良かった。これを見ずしてタカの渡りを語ることなかれとは言いませんが、天候に振り回されたご褒美だと思って有り難く機会に感謝したいと思います。

堪能した1日でしたが、残念ながら明日の昼の飛行機で帰る予定です。11時頃までは金御岳に居られると思うので、午前中に活発な動きがあると期待して宿に帰ることになりました。

それで本日のカウントですが

金御岳サシバ渡り情報より

10月8日  3125 累計 14632

いやぁ、飛びましたね。昨日と今日と2日で7000羽です。

・・・続く