2023 サシバの里にサシバがやってきた Part 01

ようやくサシバがやってくる季節になった。

この時期は、渡ってきたばかりなのでエサ取りに忙しく、遭遇の機会が増える。

電柱サシバもよく目にする。

すると、運が良いと飛び出しも撮れる時がある。

飛んでいる機会もソコソコにある。

地上から撮っても加減がよいと背打ちも撮れるが今回は無理だった。

これから繁殖して秋に渡っていくまでのサシバとの付き合いが始まる。

2022 サシバ紀行 Part2 五月編

五月は二回ほどサシバに会いに行った。

相変わらずの電柱サシバだが、中々面構えの良い雄に巡り合えた。

しばらく待ってみる。

管理人がサシバを追いかける理由の一つとして、飛んでいるところが撮れる可能性があるからだ。

あくまでも、それは理由の一つだけど。

待つことしばし

背打ちで飛翔シーンが比較的間近で見ることができる。

間近で見ることができれば、撮影の機会もそれなりに増える。

ただし、三脚をドンと据えて構えて待っていたら、チャンスは間近ではなくなるような気がするけど・・・

まあ、それは見る人、撮る人の好みと言うことになるんだろう。

2022 サシバ紀行 Part1

三年ぶりくらいの更新。

コロナ騒ぎで出控えていたのでこちらの更新も止まっていました。

いくらなんでも、もういいでしょうと言う感じもしています。

さて、さて、サシバです。

春はご一行様ではなく、ごく少数で飛んできます。

ようやく、春の便りとほぼ一緒にサシバの便りも届き始めているようです。

巣作りはこれからみたいですね。

4月1日~2日(朝のみ)にかけての観察個体は七つでした。

餌を・・・

抱卵の季節・・・サシバの里 2019 Part12&Part13

5月11日 土曜日。

朝は3時30分起床。

荷物を積み込んで4時出立。

上々の天気。

先週はゴールデンウィークでもあり、1週間パスしました。

Part11から2週間経っていますので、大分状況は進んでいると思います。

時期的に殆どの番が抱卵に入っていることでしょう。

そうなると、静かなものです。

メスが抱卵するのが基本のようですが、オスも交代します。

あまり交代に来ないとオスメス関係無く鳴きだしたりします。

その時、営巣場所の近くにいれば特定も可能ですが、案外機会が少ないですね。

補食の頻度がどれくらいか正確に分かりませんが、交代で餌取りをするのですが、必ずその後巣に帰ると言うことでもないようです。

管理人が以前SYで巣を発見出来たのは、口に餌を咥えて飛んでいる個体を見たからです。

それを目線で追いかけたらその先に、巣がありました。

その時は雛が生まれてた訳でもなく、おそらく抱卵しているメスのために餌を運んでいたのでしょう。

その逆はまず見たことがありません。

オスは鳥か人かを問わず、メスに奉仕するモノのようですね(笑

さて、今回は場所毎にまとめて記録しておこうと思います。

5月11日と12日をまとめて記載します。

OY
5月11日
 6時47分 OYの入り口付近でオスの電柱サシバを確認。1分くらいしてから飛び出して行った。

 7時00分~ 7時25分 朝食を摂りながら観察。個体の姿は見えず。

12時52分~13時07分 2回目の巡回。個体の姿は見えず。

5月12日
 9時22分~9時26分 正面の林から鳴き声が聞こえる。姿は見えないが抱卵している可能性はある。巣の特定は出来ず。

TN
5月11日
 7時37分 通過する時には個体の姿は見えず。
14時30分 通過する時には個体の姿は見えず。

5月12日
 8時42分 オスの電柱サシバを確認。 巣の方に飛んで行く。

 オスの動きを見る限り、抱卵はしていると思われる。

KO
5月11日
 7時50分~8時7分 個体の姿は見えず。

11時20分~12時25分 昼食をとりながら観察。個体の姿は見えず。

5月12日
 9時00分 個体の姿は見えず。

 2日間で一度も個体を見ることは無かった。営巣している場所の特定は困難の模様。

UG
5月11日
 8時10分 UGKでオスの電柱サシバ確認。直ぐにいなくなる。

 8時14分 UGNでオスの電線サシバ確認。糞をするところを撮る。20分ほど観察するが巣には戻らなかった。

 8時56分~10時58分 UGSでメスのサシバを確認。電柱から飛び出して餌を獲りに行くも失敗した模様。

 その後2時間にわたって餌取りをするも失敗が続いた模様。

巣に戻るかと期待したが見当違いの方に飛んで行った見失う。

14時40分 個体は見えず。
14時56分 オスの電柱サシバを確認。

餌取りは成功したようで管理人達の頭の上を飛翔の大サービス。

こちらに目線を向けているオスのサシバ。

巣に帰るかと期待したが高く上がって巣があると思われる方向に向かって滑翔する。その後見失う。

午前中メスが狩りにあまりにモタついているので営巣を放棄したのではないかと心配したが、午後になってオスの個体を確認出来たのでまあまあ抱卵はしていると考えても良さそう。今年はここで若の巣立ちを観察したいと考えている。

以上、基本の4場所の状況です。

追加情報があります。

SY
13時20~14時14分 以前の営巣場所の近くでメスの電柱サシバを確認。

暫く観察していたのですが、裏山の方に飛んで行きました。営巣しているかは微妙な所ですね。ここも以前から実績があり、一昨年はここで若の巣立ちを観察しました。

昨年長年巣が架かっていた赤松が枯れてしまい営巣は確認出来なくなったのですが、近くで再び営巣が始まっている可能性もあります。

渡ってくる個体も時期の早い遅いもある程度あると思われますので、経過観察はここも続けたいと思います。

と簡単に状況を書きましたが、予想通り抱卵に入ったと思われるので全体的に動きが大人しくなりました。しばらくはこんな状態が続くと思います。

田圃に水が入りオタマジャクシも生まれて来ました。

植えられた稲も順調に生育しているようです。

管理人達が次にサシバの里に来るのは6月の後半になる予定です。5月の後半から6月の前半は長野や新潟に遠征を予定していますので、サシバの里での観察は一旦休止となります。まあ、新潟あたりに行けばサシバを見ることはあるので、サシバ自体の観察は続くと思いますが、天候が良いことを祈りつつ、日曜日の朝の撤収と相成りました。

追記:
確認した個体数は
 オス 4 メス 2
でした。

追記:
管理人達は最初の頃は写真が目当てで観察は二の次三の次でした。

それが何年かサシバと向き合っていく内に、写真もいいけど、より観察に力が入って来ています。

それは壮大なワタリと若の巣立ちなどを目の当たりにしたからだと思います。

サシバが長躯何千キロも往復する本当の理由は分かりませんが、大きなリスクを冒して日本で繁殖し、日本の里山に溶け込んでいる姿に何故か惹かれている管理人です。