サンコウチョウ 子育て編 Part 1

 正直言って撮影はかなり労力を費やしました。巣作りから抱卵、孵化、子育てですから撮ったビデオもかなりの時間になりました。まあ、なんと言っても子育ては忙しい。人間も野鳥もそれは一緒なんでしょうね。

 そんな訳で今回の観察・撮影で一番興味深かったのはやはり子育てでしたので、そこそこまともに撮れた子育てのシーンをそのまま繋いでみようと思いました。撮影した時間を考えるとかなりの長編になるとは思いますが、興味深いシーンも数多くあり、できる限りカットせずに、冗長になる部分もかなりありますが、そのままを伝えたいと思います。

オオルリのメス

 先週に引き続き、サンコウチョウ VS オオルリ です。

 先週、巣作りをしていたサンコウチョウですが、どうやら抱卵に入ったようです。

 そんなこんなを撮影しているときに、近くでオオルリの声がするのです。ウロウロと管理人は探し回ってはみたのですが、どうも見つかりません。そしてそろそろ撤収しようかと荷物をあらかた片付けたとき、連れ合いが、たまたまその声のオオルリを撮影していた人から場所を教えてもらい、すかさず、

 「ビデオ回しなさいよ」

 とのご宣託。

 バックにいれたビデオを取り出してなんとか撮影しました。

 オオルリのメスが鳴いている姿は珍しいとか。でも、管理人はオスの鳴いている姿を未だ撮っていません(苦笑

 まあ、野鳥が相手ですから順番云々は言ってられません。そんな訳で本日の収穫は、

 「鳴いているオオルリのメス」

 と相成りました。

サンコウチョウ

 最近、野鳥の観察や撮影に時間が取れず、ブログの更新も止まっていました。が、本日久しぶりに機材を担いで出かけることが出来ました。本命はサンコウチョウ、対抗はオオルリと言ったところでしょうか(笑

オオルリの声は結構聞えるのですが、サンコウチョウのあの「ホイホイホイ」が殆ど聞えません。営巣のポイントと思しきところは誰もカメラを構えている人はいない状態でした。行きかう人とは

「声もしませんね」

とこんな会話ばかりでした。

そんな中、オオルリは何回か一瞬ですが、双眼鏡で観察することは出来ました。まあ、管理人にとってはあれを写真ならまだしも、ビデオで捕らえるのは至難の業です。

そんな訳でそろそろ撤収といった感じで引き上げてきたら、なんと偶然にも巣作りをしているサンコウチョウに出会ってしまいしまた。全く想定外のことなんですが、雨が降ってきているので、機材を濡らしたくはなかったのですが、背に腹は変えられません。なんとか、粘りこみかなり厳しい情況ではありますしたが、ビデオ撮影に成功しました。


 巣に気づけいてる人が少なかったせいか、巣の周りは比較的静かでした。が、これからカメラマンが大挙して押し寄せてくるかもしれないと思うと少々気掛かりですね。まだ抱卵はしていないようですが、巣を放棄せずに雛が無事孵って欲しいと願うばかりです。

ミソサザイ

 未編集のビデオがかなりあります。少しずつではありますが、何とかアップして行きたいですね(苦笑

ミソサザイです。ビデオで撮れるとは思ってもいませんでした。


 平成22年1月3日(日) 泉の森にて。

キアシシギ

渡りの時期では一般的なキアシシギですが、今回の連休中は大概の場所で見ることが出来ました。

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大きさの順ですが、

アオアシシギ > アカアシシギ > キアシシギ

この場所で三色を時期を違えて観察・撮影出来ましたが、三色同時と言うのは未だ無いので一度でいいから、同じファインダーに収めてみたいですね(笑

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コチドリと。

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平成22年(2010) 5月2日(日) 葛西臨海公園にて。