横浜こども自然公園

ちょっとばかり仕事が忙しく疲れ気味だったので土曜日は完全オフ。雨も降っていたので丁度良い休養になりましたが、2日も続けて家にいるのは不健康だと思い、近場ですが横浜こども自然公園に出かけてみました。連れあいは何度か行ったことがあるようですが、管理人は初めてです。家からそこそこ近いのですが、行く機会が無かったですね。

相鉄線、二俣川駅から歩いて20分とありますが、自宅から車で出張りました。電車で行くより遙かに早いので無精しました。8時半過ぎくらいに到着。駐車場は空いています。人もまばらです。

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とりあえず大池に行ってみました。ドバトのお出迎え。

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池の近くでカメラをセットしてカワセミでも撮ろうかと待っていると・・・

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クイナが登場。こんなところにと言っては失礼ですが、ちょっと意外でした。クイナは結構警戒心が強いので公園の植え込み近くにいるとは思いませんでした。物の本によれば東北以北では夏鳥、それ以外では冬鳥ということですが、ここで越冬するのでしょうか。繁殖期以外は一羽で過ごすようです。

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ちょっとしたお土産になりましたが、朝に出現したらその後は出てきませんでした。朝方は人が少なかったのでついつい出てきてしまったのでしょうか。

さて、久しぶりにカワセミを撮ってみました。

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手すりが止まり木代わりになるのは如何にも公園と言った風情でいいですね。都会の公園の中に生息する翡翠ですが、これはメスです。

このメスは中々餌取りが上手でした。

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これなら飛び込みも撮れるかなと思い久しぶりに挑戦してみましたが・・・

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いやはや、随分と外しましたね。これは少し練習せねばいかんなと思いました。

飛び込みもいいですが、こんな感じのカワセミもいいかなと思います。

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季節感があっていいなぁ・・・なんて自画自賛。野鳥と風景を絡めるって難しい。単純に焦点距離を伸ばすことが全てと言った感じで野鳥を撮影していた時もありますが、自然を相手に撮影すると言うのは色々なことを感じながらしないといけませんなぁといったところでしょうか。

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紅葉も遠くに出張らなくても身近にあるんですよね。

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ただ、それを写真的にどう切り取るかは腕の問題、センスの問題。まあ、そんなことをつらつら感じながら身近な自然をそこそこ堪能した1日でした。

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ヤマセミとカワセミ

先週に引き続き、今週もヤマセミに逢いに行きました。今週は梅雨が明けていい天気になりましたが、暑くなりそうなのでそれが気がかりです。

さて、先週の場所は朝だと逆光が酷かったので、場所を変えてみました。ここは朝は順光になるので、写り的にはいいはずなのですが、どうでしょうか。

先週は到着後すぐに声が聞こえて発見出来たのですが、今日も声は聞こえましたが、中々姿がみつかりません。待つこと一時間位でしょうか。それこそはるか遠くにようやく発見。

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遠いことは遠いですが、光の加減は良さそうです。感じからすると朝飯を狙っているのでしょうか。そうだとすれば飛び込みが見られるはずです。しばし待ちます。しばらくすると移動しました。

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何か気配が違います。視線の先には何があるのでしょうか。そして二、三分すると・・・飛び出しました。

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水面めがけて一直線といった感じです。

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水に飛び込みます。

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反転。戻りです。

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そして元の枝へ。

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どうも餌取りには失敗したようです。

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また枝に止まり次を狙っているのでしょうか。

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実は目を少し離している隙に次を試みてなんとか餌をゲットしたようです。その後すぐにここから去って行きました。

しばらく待ちましがここには戻ってこないようなので、先週の場所に戻ってみました。すると・・・

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たぶんさっきの個体だと思うのですが、こちらの日陰で佇んでいました。先ほどの場所は日当たりがよく、暑いですから、とっとと退散したのでしょうか。しばらくすると・・・

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幼鳥なのかメスなのか分かりませんが、二羽になりました。先週も二羽いるのは確認していたので、たぶん同じ個体同士なのかもしれません。先ほどよりは近いですが、ここは暗いのでここも写真的にはかなり厳しいですね。

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揃って同じ方向を見ています。このときトビが近くを飛翔しました。トビはヤマセミを襲うことはないと思うのですが、猛禽に対する警戒心の表れなのかと思います。

さて、こちらでも餌取りの為に飛び込みました。

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こんな感じで羽をすぼめるのですね。

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今度はうまくいったのでしょうか。

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小さいですが、何か口に咥えているようです。

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水位が低いためか、あまり大きな餌がいないようです。そのせいか、カワセミが餌取りに来ていました。ヤマセミとカワセミのツーショット。

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カワセミやヤマセミは縄張り意識が強いはずなのに同じカワセミ科どうしでもヤマとカワではあまり対立することはないのでしょうか。興味深いですね。

さて、このあとヤマセミの方は再びトライしましたが、滑空していった先に餌が無かったようで、Uターンをしていました。

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視線が水面下を狙っている感じなのですが、その先に餌は無かったようです。

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急に水平飛行になり、飛び込みをキャンセルしたようです。

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水面すれすれを反転するような飛翔ですが、中々ダイナミックな動きに見えました。

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羽の先がぎりぎり水面につかないでかわしています。こんなことが出来るのかと感心します。

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なんとか体勢を立て直して水面から離れて行きます。

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通常の餌取りのための飛び込みも面白いですが、こんなのもアリなのかと思いました。ヤマセミにしてみれば餌もいないのに水に飛び込むのは労力の無駄だということなのでしょうか。

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この後も餌取りのための飛び込みをしていました。飛び込みシーンはタイミングが合わず写真的にはあまり見栄えがよくないので割愛しますが、どうやら餌をゲットした模様です。

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本日も中々楽しめたようです。ヤマセミはまだ目の前にいるのですが、あまり暑くなる前に撤収することにしました。粘れば太陽の位置が上がり、ここでのコンディションも良くなると思うのですが、熱中症になっては元も子もありませんからね。次回はもう少し涼しくなってから来たいですね。

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ヤマセミに逢いに行こう

今年の春のシーズンはアカショウビンにも逢えたし、赤と言えば、オオアカゲラ、アカゲラの営巣も観察出来た訳で結構楽しかったと思います。それで梅雨が明けませんが、かなり暑い日もあり夏本番に近く鳥見の方は静かになってきました。繁殖も一段落してこの時期は森が静かになりますが、暑いこともあってこちらも出歩かなくなり、鳥との出会いもめっきり減る時期です。

そんな時期ですが、そういえば未だヤマセミにまともに逢っていないことを思い出しました。それならヤマセミに逢いに行こうとなり、実は先週からリサーチを開始して今週も出張ってみました。結果は・・・

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なんとか逢うことが出来ました。その気にならないと逢えない鳥かなと思っていましたが、その気になったので出逢うことが出来ました。当然ですが、かなり遠いです。

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たぶんオスですね。それにしてもブラインドもせずにお気楽に撮れるのですから、その遠さは半端ではありません。でも声を頼りに探していると、なんとか見つけることが出来ます。

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嬉しいのは遠くても撮り放題状態にしばしばなったことです。しかも廻りに他のカメラマン無し。連れあいと二人だけで、あっちウロウロ、こっちウロウロしながら撮りました。

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遠いなら遠いなりに、相手の警戒心は薄いようです。

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あと今回は新規に購入したミラーレス一眼のテストもしてみました。上と下の二枚の写真がそうですが、激しい動き物は苦手ですが、手持ちで動かない遠い物を撮るなら中々戦力になりそうです。

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ミラーレス一眼はそれなりに弱点もありますが、通常の一眼レフには無い機能も沢山あります。使いどころが適切ならば軽いし機動性は高いですから、かなり戦力になると思います。

それにしても遠かったですが、おかけでブラインド無しで楽しめたのですから文句はありません。ヤマセミは留鳥なので通年楽しめる訳ですからちょくちょく通うことになりそうです。

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続 麗らか、葛西臨海公園

 ノビタキはさておき、少々空が騒がしくなりました。

「オオタカだ」とノビタキを撮影していた一人が叫びました。

見ると二羽が空で交差しながら飛んでいます。その一羽がどうやらオオタカのようです。

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 初列風切と次列風切の間あたりでしょうか、一部羽が欠損しているのが分かります。個体を識別するには分かりやすいですが、飛翔能力に何らか問題はないのかと少々心配していしまいます。色からすると幼鳥のようです。

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 ウミネコでしょうか、実はこのオオタカ当初はウミネコに追い込みをかけられていのです。それが反転このような感じで威嚇していました。幼鳥というこで少々舐められていたのでしょうか。それでも、幼鳥とはいえオオタカですから、ウミネコなんかにバカにされてたまるかといったところでしょうか。

 かなり遠くから撮った翌日の写真ですが違う個体が飛んでいました。羽が欠損していません。

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 珍しいところではクサシギがいました。実は土曜日に見たときはイソシギだと思って写真も一枚、二枚撮っただけだったのですが・・・

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 よく見ると尾が短いし、胸のところの切れ込みはありません。よく見れば違いが分かるのでしょうが、思い込みをしているとまあ、駄目ですね。

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 おまけはカルガモとカワセミです。

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 麗らかな葛西臨海公園の二日間でした。

 

カワセミ

 連休の最終日は地元回りになりました。連休中はちょっとした遠征が続いたせいか、管理人達も少々お疲れ気味。午前中に回って明日からの仕事に備えます。

まずはオス。

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メス。
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オスが餌を咥えたり、オスメスが絡んだシーンを、惜しむらくは撮り損ねました。求愛給餌を直接は確認は出来ませんでしたが、今シーズンはローカルのこのあたりが繁殖シーズンを狙うにはいいのかなと思いました。

平成22年(2010) 5月4日(水) ローカルにて。

おまけ。

連れ合いが偶然にみつけた小さな蛇。ローカルのSさんによると「ヒバカリ」とのこと。神奈川レッドデータ準絶滅危惧種とのことです。

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ちなみに、手の主はSさんです。蛇の大きさが分かりますね。