世界トライアスロンシリーズ横浜大会・・・2018

横浜でトライアスロンの国際大会が開催されました。

天気も良く地元のイベントなので少しばかり出張って来ました。

土曜日のスケジュールは、エリートパラトライアスロン、エリート女子、エリート男子となっていました。

朝方はエリートパラトライアスロンです。

上り坂です。観客はこの時間ですとまだ疎らです。

なかなかきつい所だと思いますが笑顔ですね。

メイン会場は山下公園です。エリート女子が始まる頃にはかなりの人出になってきました。

NHK(BSですが)がライブで中継。

正直言ってトライアスロンには馴染みがありません。どの程度のことなのか想像が出来なかったのですが、中継車などの機材の具合を見るとBSとは言いながら中々侮れない規模のような感じがしました。

中継のカメラにおそらくは有力と思われる選手のプロフィールが写真付きで張ってあります。よく見ると日本人女性が2人ほどピックアップされていました。

さて、エリート女子ですが水泳が終わって自転車へ乗り換えです。この乗り換えをトランジション(Transtion)といい、場所をトランジションエリアと言うそうです。

鍛えられたと思われる体からエリート女子と言われるだけのことはあるなと感じました。当たり前ですが本物のアスリートなのですね。

ただ正直言って選手の顔や名前などは全然知りません。やはりこれでは競技としての興味は半減してしまいます。いままで縁が無かったから仕方ないのですが、これを機に地元のイベントでもありますから関心を持とうかと思っています。

山下公園のバラも見頃だったこともありそれでも中々楽しめました。

ちなみに、家に帰ってから午後からエリート男子をBSで観戦したのですが、オリンピック競技にもなっている訳ですから日本人選手の活躍も気になるところです。結果を見ると男子、女子とも世界との距離はまだあるようですが、近年の日本人アスリートの活躍を思えば2年後はぜひ期待したいところです。

追記:
ミラーレスで撮影してみたのですが、やはり動きモノは少し荷が重かったかもしれません。ですが、まあ、そこそこには楽しめる感じでした。まあ、暑い中重たい機材を担ぎ回るのは仕事であれば仕方ないですが、そうでなければ遠慮したいところです。それとよく知る地元がコースなのでそれも楽しめましたね。

夏鳥達の季節がやって来た・・・森戸川林道 Part1

ゴールデンウィークの最終日に森戸川林道を歩いて来ました。地元の人は大山と呼んでいます。地図では二子山になるのでしょうか。

サンコウチョウやオオルリの良い声が聞こえてきました。サンコウチョウは飛び回っていて中々その姿を見ることが出来ませんでしたが、オオルリは枝に止まって囀っていました。

暗がりで空が背景の逆光で写真はうまく撮れない状況でしたが動画を撮ってみました。

カメラの内蔵マイクですが音も結構綺麗に録れていますね。

営巣はまだのようですが夏鳥達の季節がやって来ました。

久しぶり・・・武山は猛禽が近い場所

昨日は新潟まで遠出したので今日こそは近場でということになりました。近場と言えば管理人の自宅から一番近いタカウォッチングと言えば武山です。車で約40分程度。

ただし、ここは少々やっかいなところで頂上の武山不動尊まで登っていく道は酷く狭く勾配がきついのです。途中すれ違いが不可能な場所も多々ありタイミングが悪いととんでもない目に遇う可能性もあります。シーズンになり来訪者が多くなると特にその危険度は増します。また、頂上付近は駐車スペースが限られており、変なところに停めるマナーの悪い人達がいると不動尊の方からワタリを観察しているグループが怒られたりします。まあ、ある意味とばっちりなんですが、結構揉めたこともありました。

そんなんで地方遠征が多かったせいもありますが、最後に行ったのは2013年の秋のシーズンでした。その間アゼリアハウスの改修もあり、ハウスの屋上が防水の施工がされたのと椅子が取り払われていたことが大きな違いでした。

天気はそこそこ良く視界もまあまあ。ただ、風向きがイマイチな感じです。

到着早々、いきなり頭の上を飛んで行く個体がありました。

突然だったのでバックショットになりましたが、最初はトビかと思ったのですがどうもお腹の模様が違うし顔つきも違う。それにトビにしてはすこし小さく見えました。写真を見る限りでは虹彩が黒いのでサシバの若に見えます。常連さんの話によればこの近辺で5羽ほどサシバの若が滞在しているとか。ワタリの群れを待っているんでしょう。

しばらくすると単独ですがサシバが遠いですが通りました。

これは渡らずにどこかに行ってしまいました。その次に現れたのはツミです。

次はノスリとオオタカ若のバトル。

そしてオオタカ若同士のじゃれ合い(?)

このじゃれ合いは結構長く続きました。

さて、肝心のワタリの方ですが、これは不調でした。酷い話で朝方ハチクマが2羽確認出来たので期待したら房総半島の方へ戻りでした。南風が入って渡る陽気はありませんでしたが、戻らなくてもと思いました(苦笑

それでもポツリポツリとタカの姿をみることは出来ました。案外近いところで飛んでもくれました。ここは比較的近くを通ることもあるので写真を狙う人が結構来たりします。カチッと車を停める場所が決まっている訳ではないので、分からなければハウスの一番上で観察している観察グループのメンバーに聞いた方がいいでしょう。うまく停めて台数を収容しないと山頂が車であふれてしまうこともあります。そしてそれがトラブルの原因になります。観察や撮影に来ている同士なら声を掛け合って上手く停めればトラブルも未然に防げると思いますのでぜひ協力をして欲しいと思います。

さて、南風が吹いて暖かい陽気では長居は無用ということになり昼には撤収と相成りました。いよいよ来週は白樺峠です。台風による天気の悪化が気になりますが、ともかく行くだけは行くつもりで

サンコウチョウの森 Part1 & Part2

サシバもいいですが、夏鳥の代表格はサンコウチョウ。よく言われるオオルリ、キビタキ、サンコウチョウですが、ダントツ人気はやはりサンコウチョウでしょう。あの独特の鳴き声と長い尾は野鳥ファンの心を掴んで離しません。毎年毎年同じように逢いに行くのですが、待ち遠しいのは管理人だけではないはずです。

前ぶりはともかく、5月7日に今年最初の出張りでしたが、姿はチラ見、声はちょっとみたいな感じでした。森に入っているのは確認できましたが、営巣の確認は出来ません。入っている数も少ないような感じです。まあ、いることが分かればと撤収してから、約2週間経ちましたが、さてどうでしょうか。

日中はかなり気温が上がるようですが、さすがに5月ですから、朝方はそんなに暑くはありません。森の中は結構涼しくて半袖で居るとちょっと寒いみたいな感じでした。

サンコウチョウもサシバと同様、南洋系ですから、寒いのはどうかなと思っていたのですが、姿は見えませんでしたが7時前に声を聞きました。しかしその後がない。しばらくするとオオルリの良い声が頭の上から聞こえてきます。ひどい逆光なので写真は諦めて双眼鏡で観察してみるとお腹が真っ白です。この時期ですからまだ巣作りには至っていないようですね。

オオルリが鳴き出してから程なく、おそらく先ほどの周回中のサンコウチョウがやってきました。あれから1時間半近く経っていましたが、今度は姿を確認すると同時に、今シーズンの初ショットが切れました。

暗いし遠いしですが、この時期は撮れればラッキーくらいに考えていますから証拠としては十分。中々尾が長く姿見のキレイなサンコウチョウだと思います。移動してもう少し明るいところに出てくれました。

緑の背景にこの色合いはマッチングするんですね。今のところ距離はどうしてもあるので苦労しますが、愚直に通えばチャンスはあるものです。

ついでと言っては何ですが、先ほど諦めていたオオルリも場所を移動してくれました。

距離的に遠いですが、これくらいならなんとか写真になるかなと言った感じです。オオルリも写真で色をキレイに出すのが難しい鳥ですが、大概は下から撮る機会が多いので気にしても仕方ないかなと言った感じですね。

さて、周回のサイクルが短くなってきたのか、動きが活発になってきたのか鳴き声を聴く頻度が多くなってきました。巣作りが近い予感もします。

そんな中先ほどの個体でしょうか。しばしの休息をしているのを発見。

見事に長い尾ですが、休息して気が緩んだのか・・・

尾の先割れですね(笑

営巣前の時期ですから高い場所にとまることが圧倒的に多いですね。それでも少ないチャンスを呉れますから気長に待つのが吉でしょう。

さて、帰り際、人だかりが出来ていました。巣が出来ていることは聞いていたのですが、それを聞きつけて人が集まってきたようです。こう言っては何ですが巣を見張っていても写真的にはどうかなと思いますが、とりあえず営巣している姿をサッと撮ってきました。

サンコウチョウにしては珍しい巣の形態だと思います。コサメビタキの巣に形状は似ている感じです。あまり高さもなく枝も太いところにあるので人の多さも気になりますがタイワンリスなどの外敵も気になるところです。

巣の近くの斜面を登って目線で写真が撮れるようです。撮りたい気持ちは管理人も痛いほどわかりますけど、そんな場所に長居はしない方がいいと思うのですがどうでしょうか。

さて、例年より営巣が遅いななんて思っていましたが、サンコウチョウの森も段々と喧しくなってきたようです。ああ、夏も近いな、なんて感じながら撤収と相成りました。

サシバが渡る・・・春の菜の花台

春です。ワタリ鳥が渡ってきます。良い季節です。冬の猛禽も良かったけど、野鳥達が生き生きと見えるのは夏の繁殖シーズンです。その前哨戦が春のワタリ。いろいろと用事があり中々出かけられませんでしたが、県内でサシバの春のワタリの観察記録をネットに公開している菜の花台にお邪魔してみました。

菜の花台は東名高速秦野インターから11.5キロ、25分程度で着きます。菜の花台に向かう県道は自転車が多いので注意が必要です。また、途中から幅員が狭くなりますので対向車にも注意が必要です。

春は菜の花台、秋は権現山でワタリの観察をふれあい自然探鳥会の方がされていて、タカのワタリ全国ネットワークでも速報が見れます。現地では色々と参考になる情報を教えて頂きました。

今年はすでに600超える個体が渡っていったようです。昨年の秋は天候不順により例年と様相が違いましたが、今年の春も少し違うのかもしれません。いずれにしても無事に戻ってくれるのが何よりです。

到着は6時25分頃。すでに陽が昇り良い天気です。

桜も見頃。ただ、観察されている会員の方によると、この辺りの木はてんぐ巣病らしく花が咲かない枝がかなり増えているようです。言われてみれば花が咲いていない枝がかなりあります。放っておくと桜が台無しになります。なんとか(秦野市に)予算をつけて対策をして欲しいと思います。

展望台からの眺めもなかなか良いです。天気も良く、富士山も綺麗に見えます。この時期だとまだまだ雪が残っています。

展望台に登って最初に見付けたのはウグイス。いい声で啼いていました。

なかなか明るいところに出てきてくれませんが、何気に出てきました。この時期だと枯れ木も多いですから、こんなこともあるのでしょう。ウグイスの次はホオジロ。

陽が昇り気温も段々と高くなってきましたが、サシバは飛びません(笑

かなり数が出ているし昨日は2個体だったそうですから、数的にはかなり厳しいかもしれません。そんな中突然にオオタカが飛び出してきました。この辺りに巣を構える個体だろうとのことですが、オオタカはいつ見てもいい姿ですね。

オオタカは何回か飛んでくれました。オオタカの次はコサメビタキ。春のワタリだなって感じになってきました。

サシバですが、11時過ぎにようやく二羽がお目見え。上昇気流にのり、東へサーッと流れていました。今年初めて見たサシバのワタリ。感動ものです。数はともかくこれが見られることの嬉しさは格別です。ただ距離は遠く、証拠写真にもなりませんが、一応載せておきます。

その30分後くらい後に別個体が一羽で渡っていきました。これも同じように遠くでピントが来てない証拠写真ですがなんとかサシバと分かると思います。これで都合3羽渡りました。

管理人達は午前中で撤収しましたが、その後速報を見ると合計で6羽渡ったようです。数は少ないかもしれませんが、まだまだ油断できる状態ではないようです。

タカのワタリは解明されてないことが多く、興味深いものです。渡っていく姿をみるのもいいですが、ワタリの理由をあれこれ考えるのも一興です。さて、出来れば近々に「サシバの里」にも行ってみたいのですが、野暮用が多く来週は無理のようです。ゴールデンウィーク辺りはなんとか出張りたいと思いながら撤収と相成りました。