2022 サシバ紀行 Part2 五月編

五月は二回ほどサシバに会いに行った。

相変わらずの電柱サシバだが、中々面構えの良い雄に巡り合えた。

しばらく待ってみる。

管理人がサシバを追いかける理由の一つとして、飛んでいるところが撮れる可能性があるからだ。

あくまでも、それは理由の一つだけど。

待つことしばし

背打ちで飛翔シーンが比較的間近で見ることができる。

間近で見ることができれば、撮影の機会もそれなりに増える。

ただし、三脚をドンと据えて構えて待っていたら、チャンスは間近ではなくなるような気がするけど・・・

まあ、それは見る人、撮る人の好みと言うことになるんだろう。

ハマシギが飛んだ・・・復活の日々 三番瀬

東日本大震災以後、めっきり海浜回りが減りました。その一番の理由は三番瀬が立ち入り禁止なったことだと思います。それがようやく再開したのが今年の春、4月でした。そして震災後初めて三番瀬に行ったのが5月3日でした。ゴールデンウィーク中とは言え、生憎の天気の為か、昼前にも関わらず、殆ど人影が見えなかったこともありました。あのソリハシセイタカシギを初めて撮影した日には、恐らく一万人は超えるのではないかと思える程の人が訪れていたと言うのに。

それでも徐々に三番瀬は復活しつつあるようです。いつものようにハマシギ達が群れをなして飛んでいるのを見ることが出来たからです。

2012-11-11_095833_img_2675.JPG

中にはミユビシギも混じっているようですが、これを見たとき少しホットしました。完全復活にはまだ遠い感じではありますが、それでも鳥たちはここを忘れないでいたようです。

2012-11-11_101440_img_2696.JPG

まだ完全に冬モードではないので数はそれ程多くないようですが、それでもここまで群れをなして翔ぶ様は三番瀬ならではでしょう。

2012-11-11_102231_img_2704.JPG

そうそう、まだビロキンは見えないようです。気になりますが、今年も来てくれるのでしょうか。

ミヤコドリやタイゼンも健在のようです。

2012-11-11_105228_img_2711.JPG

2012-11-11_085706_img_2624.JPG

ユリカモメはワタリでしょうか。

2012-11-11_110333_img_2739.JPG

そんな訳で本格的な越冬シーズン前ですが、復活の予兆を見せながら三番瀬でハマシギか飛んでいました。

2012-11-11_101121_img_2682.JPG

おまけは猫。

2012-11-11_090844_img_2632.JPG

耳先に切れ目がありますが、残酷な悪戯をする悪い奴がいるもんだと憤慨していたら、実はこれは、野良猫に対して、これ以上増えないように避妊・虚勢手術をした印だそうです。このようなことを推進しているボランティア団体があり、この印を耳先カットと言うらしいのですが、これはこれでなんとも複雑な心境ではあります。まあ、鳥たちに悪さをする訳でもなく、なんとなくこの三番瀬で共存しているようですが、餌はやはりここを訪れた人達に無心しているようです。

かく言う管理人もついつい昼飯のごく一部ですが、やってしまいました。まあ、これ以上繁殖しないので、あまり深く考えることはないのかもしれませんが、人間のエゴをそこはかとなく感じてしまう一幕ではありました。

三番瀬 ウミネコと猫

久々の三番瀬。まず、のっけからやられました。それはバスの時刻です。二俣新町駅に張り出してあるバスの時刻表を確認してから、駅前のコンビニで買い物をしてバス停へ。信号待ちで反対側の道路で待っているところへ、何故かバスが。「あれ、へんだな」と思い、そのバスが出た後、僅か一分後にバス停へ。

バスの時刻表を確認すると・・・なんとバスの時刻が変更されていました。

2012-09-22_075523_img_1111.JPG

コンビニでのんびり買い物しなければ間に合ったのですが、後の祭り。次のバスは50分後です。確かにもともとバスの便は多くなったのですが、随分と減ったようです。幸い土曜日だったので、タクシーで出勤している人達がいくらかいて、帰り車に反対車線から大きく手を振って呼んでみました。なんとか、2台目のタクシーの運転手さんが気が付いてくれて、ユーターン。なんとかたどり着くことが出来ました。

悪いときに悪いことが重なるのですね。潮の状態が最悪でした。小潮の満潮。これでは餌が海の中です。潮の状態を当然事前に調べてはおいたのですが、これほどとは思いませんでした。もっとも、管理人も長靴を履いていない程度の覚悟でしたから、まあ、当然の報いなんでしょうけど。

2012-09-22_081629_img_1117.JPG

スコープで見渡しても殆ど鳥がいません。いるのはポツンと佇むウミネコと傘(?)。

2012-09-22_091827_img_1126.JPG

まあ、置き忘れたにしても、何でこんなところにとちょっと不思議な感じです。

2012-09-22_101238_img_1180.JPG

それにしてもネタがない。はるか遠くにミサゴが見えたのですが、遠すぎで何だかなぁという感じ。こちらに飛んできて魚でも捕ってくれれば最高だったんですが。いつのまにか居なくなりました。

そんな暇をもてあましている管理人に何故か猫が寄ってきました。

2012-09-22_094554_img_1132.JPG

後ろボケが中々綺麗だ、なんと感心している場合ではないのですが、綺麗な状態からして最近ここらあたりで捨てられたのかなと思いました。ちょっと気が立ってはいるようですが、それなりに人なれしています。

2012-09-22_095144_img_1142.JPG

うーん、撮れたのはウミネコと猫(と傘)。洒落にもなりません。

暫く待っていましたが、潮があまり引きません。潮が引くのを待っている人が結構いましたが、鳥は遠くの杭に止まっていたり、立ち入り禁止の堤防の先の先にいたりで、とてもじゃないですが、写真にはなりません。実はこの日はビデオも持っていたのですが、殆ど活躍せずです。

震災以後一年半がたちましたが、いまだに完全復旧はしていません。どうやら、訪れる人の数も随分と減ったようです。震災以後、野鳥については撮りモノが少なくなっているんでしょうか。なんともさびしい気分での撤収と相成りました。

2012-09-22_083659_img_1124.JPG

(9月22日撮影)

ズーラシア 動物達の表情 その5

 オカピです。ウィキペディアの記載にありますが、世界三大珍獣のひとつで、日本ではズーラシアと上野動物園でしか見れないようです。ズーラシアでは三世代の繁殖に成功しています。

2008-05-05_110138_canon-eos-40d_img_8339.jpg

2008-05-05_105451_canon-eos-40d_img_8314.jpg

2008-05-05_105519_canon-eos-40d_img_8318.jpg

2008-05-05_110608_canon-eos-40d_img_8345.jpg

 準絶滅危惧種に登録されているようで、相当な希少品種なんですね。それで、どうみてもシマウマの仲間に見えるのですが、キリンの仲間と言うよりは祖先だとか。ズーラシアではその愛くるしい姿からか、希少性からから、ともかく人気があるようです。