忙しかった6月も終わり近くになって今シーズン初めてサンコウチョウの森に行ってきました。ここのところ雨が降っていてようやくの好天日。期待はしていたのですが・・・

まさに子育ての真っ最中。ひっきりなしに森の中を飛び回るサンコウチョウとその鳴き声を堪能できました。

何ゆえに堪能できたかと言えば、ともかく近くに寄ってくれました。ですから今回撮った写真は全てノートリミング。管理人はレンズはEF400 F5.6、カメラはCANON 7Dなので換算640ミリですから、大砲軍団に比べたら焦点距離は短いのですが、それでも十分でした。それどころか近くに寄りすぎることもあり、逆に大砲軍団は最短撮影距離の限界から沈黙せざる得ない局面もありました。もっとも遠くの雛への餌やりなどはとても400ミリでは届かない局面もありましたが。

尾が擦り切れてしまったのか、見た目の優雅さは今一ですが、それでも頻繁に観察者たちの周りを飛び回ります。

それにしても近くに寄ってきます。まあ、好き好んで観察者や撮影者に近寄ってくるのでないでしょうが、まさに子育てのこの季節だけのことでしょう。

それとよく囀ってくれます。いい声ですね。姿が見えなくてもこの声が聞きたくて毎年サンコウチョウの森に出かけているようなものなんですが。

最後はノートリミングでのドアップです。尾が少し切れてますが、いかに近くに寄ってくれたかがわかって頂けるしょう。

管理人のように腕がしょぼくても、機材が少し貧弱でも、これだけ回って近くに寄ってくれれば一度や二度のシャッターチャンスは誰でもものに出来るでしょう。大勢の人がきてますので、譲り合いながら楽しく観察、撮影をしたいですね。