モニターやテレビで見やすくするために、画像をすべて横画像にしたバージョン2.0のスライドショーを作成しました。画像の若干の入れ替えとBGMの変更もしました。前作と同じようにHD再生にしていますので、フルスクリーンモードでどうぞ。
紫陽花
カイツブリ VS アオダイショウ
葛西臨海公園での出来事でした。ウォッチングセンターの上の池側の小高い丘に差し掛かった時です。上の池の方からやたらとカイツブリの声がするので、双眼鏡を覗いてみると…
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あれ、まさか「ヘビ」が巣に…と思っていたら、すぐ後から来たウォッチーの方が「アオダイショウですかね」と管理人と同じ方向を双眼鏡で覗き込みながら管理人に言葉をかけて来ました。やはり管理人と同じようように巣が襲われていると思われたのでしょう。
しばらく凝視していましたが、やはり巣を襲ってきたアオダイショウに対してカイツブリが威嚇をしているのです。管理人も途中から見ていたので、巣にあった卵か雛が襲われたかどうかは確認していませんが、ともかく、それから延々と約10分程の間、カイツブリとアオダイショウの小さな戦争が続きました。結末はビデオでご覧いただくとして、普段はおとなしく、何となくひょうきんな姿のカイツブリですが、水に潜り、水しぶきを上げ、アオダイショウを威嚇する姿は何かひしひしと迫るものがありました。
親が子供を…なんて言う事件が時たま起きますが、本来、子供の身に危険が迫れば親は身を挺して子供を守るものなんだということを、改めてカイツブリに教えられた気がします。これは本能のなせる業なんだと思います。
高尾山
高尾山に行ってきました。
つれあいは20年近く前に一度行ったきり、そして管理人は初めてなので、とりあえず下見といったところです。
東神奈川から横浜線で行こうかと思いましたが、ふと聖蹟桜ヶ丘に行った時、分倍河原から京王線に乗換えが出来ることを思い出し、川崎から南武線でということになりました。分倍河原に5時30分頃到着。そこで分倍河原5時38分発の普通電車の乗り換えます。ちなみに、これが朝一番に京王高尾口に到着する電車です。
さて、京王高尾山口駅に着きましたが、ここにはゴミ箱がありません。しっかりと自動販売機はあるのですが・・・。せめて、自販機の分くらいは持ち帰りしなくてもいいようにして欲しいと思いますが、そのためにゴミ箱を置くときっと不心得者がそこにたんとゴミを捨てるんだろうなぁと思い、ここで買った缶コーヒーの空き缶とともに高尾山を巡ることになりました(苦笑
さて、ケーブルカーもリフトも動いていない時間なので否が応でも歩いて山頂を目指すことになりました。まあ、探鳥が目的ですから当然と言えば当然なのですが。そこでコースなのですが、山頂までのルートは主に三本ありとりあえず一号ルートを行くことにしました。
中腹あたりにある高尾山駅までの途中にちょっとした展望台があり、そこから都心方面を一望できます。冬の空気の澄んだときになら結構な見晴らしでしょう。ちなみに鶴見翼橋も見えます。
鬱蒼とした森の中を歩くのは中々気持ちがいいのですが、坂道が結構きついです。
さて汗をカキカキ、のんびりと探鳥しながら登ってきましたが、野鳥の声はすれども姿は見えずと言うやつでした。ともかく木が高くその中で鳴いている野鳥を探し出すのも大変ですし、ましてやそれを撮影するなんて言うのは至難の技と言ったところでしょうか。トレッキングにはいいですが、撮影には向いていないなと思いつつヤマガラをなんとか収めたきりです。
そしてようやく山頂に着きました。
ちなみにこの山頂には中西悟堂の碑があります。とりあえず日本野鳥の会の創立者と言うことなんで一枚これも収めてみました。
まあ、こんな碑が立っていても野鳥の姿は殆ど見えずと言ったところですね。帰りは、四号路を通ってつり橋を渡ってみました。写真を撮り忘れてしまいましたが、案外ウォッチングにはいいポイントかもしれません。フィールドスコープを携えた若い人たちのグループがたむろしていましたが、どうやらオオルリをここらで観察したようです。
ここから少し歩くと「ホー、ホー」と聞こえます。管理人は声だけではなんのズクだか解りませんが、とりあえず声だけでもとっておこうとビデオのスイッチを入れ、録画ボタンを押したら、盗撮防止用のためなんでしょうね、録画開始を知らせる開始音が鳴りました。山の中ですから、これが少しばかり響いたのでしょうか、それっきり声がしなくなりました。野鳥たちにとって聞きなれない音でしょうから警戒されたのでしょう。これからは、このような場合にビデオを回す時は十分注意が必要だと痛感しました。
まあ、そんなこともありましたが、下山はリフトを利用して楽をしました(笑
次回は六号路を回ってみたいと思っています。こちらは水辺がありそうですから、ウォッチングや撮影にはこちらのほうが向いているかもしれませんね。まあ、行って見ないと解りませんが。それにしても、機材を担いでの山歩きはいくら高尾山とは言っても管理人には結構大変でした。まあ、運動不足がたたっている訳ですから、普段からもう少し体を動かすようにしなければと思いました。
さて、昼食をとった後、多摩森林科学園に向かいました。
…続く
アカガシラサギ 総集編
4月26日が管理人にとってアカガシラサギの最後の観察となったようです。それ以降、色々な情報を総合するとどうやら他の場所に移動した可能性が極めて高いと判断しています。それがいつごろなのかははっきりしませんが、少なくても4月26日以降であることは間違いないでしょう。
海を渡って繁殖地に向かったのか、それともいまだ日本に留まっているのか。そう言えば、昨年末に昭和記念公園で観察されたアカガシラサギがオオタカにやられてしまったという話もありますので、いずれにしても無事でいてくれたらと思います。
そんな訳でいままで撮り貯めた写真(2月3日~4月26日)でスライドショーを作ってみました。言ってみれば観察ログのダイジョスト版といいましょうか総集編みたいなものになります。これを見ているといろいろなことを思い出しますね。またこんな機会があればいいなとは思いますが、こればっかりはどうでしょうか。
再生はHDにしてありますのでフルスクリーンモードでどうぞ。
ちなみに一番最初の葦原の風景の中にアカガシラサギがいますので探してみてください(笑