サンコウチョウの森 2014 Part8

巣の放棄を確認した前回の出撃以来ですから、一ヶ月近いブランクがありしまた。その間、情報を頂きまして、別場所での繁殖を確認するために、ようやく本日の出撃となりました。

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結論が先になりますが、まずまずの状況といったところでしょうか。管理人が放棄を確認した巣より若干の距離をおいておそらく別個体と思われる番による営巣を確認且つヒナも確認となりました。

いやぁ、良かった、良かったととりあえず胸をなで下ろしました。この先にさらに移動した場所でも営巣がありヒナが孵っているとの情報もありますから、今年もサンコウチョウの森としての役目をなんとか果たしているのかなと思える状況であるようです。

ちなみに観察・撮影を通して確実に確認できたヒナは三羽です。

今年は諦めモードに入っていた管理人にとって嬉しい誤算と言える状況になってきましたが、ヒナの巣立ちが確認できるかが今後の課題ですね。

サンコウチョウの森 2014 Part7

雛が孵っている期待を込めてサンコウチョウの森に出かけたのですが・・・

とても残念な結果に終わったようです。一時間以上観察を続けていましたが、雛にエサを運ぶ様子は皆無でした。特に朝方の一時間くらいは親鳥の姿さえ見えません。孵っていればこんなことはないはずです。

そして決定的だと思ったのは・・・

巣の近くの枝に雄雌が止まるところを二度ほど確認したのですが、巣を見向きもせずに通り過ぎてしまいました。これは放棄したなと思いました。まあ、雛が孵っていればもっと観察者や撮影者が多数繰り出しているはずなので、現場に到着したときは悪い予感がしたのですが。

数人いたカメラマンは奥の方に移動しましたが、管理人は用事ができたので早々に撤収しました。ただ、帰りの途中で森の入り口に近い方で、かつて雌が巣材を加えていたあたりですが、かなり近い場所で囀りが数回聞こえましたので、こちらの方の営巣はうまくいっているのではないかと思います。どうやら人が確認できない場所にあるようで、なんとも言えませんが、まあ、うまくいけば親鳥が飛び回る姿が見れるかもしれません。これに懲りずにまだしばらくは観察に出かけようと思っています。

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サンコウチョウの森 2014 Part6

管理人がサンコウチョウの森で巣を確認してから丁度四週間たちました。人づてになりますが、巣の作り始めは管理人が確認した日の前日だということですから、そろそろ雛が孵っていてもおかしくないでしょう。そんな訳で期待を込めて観察に出かけたのですが・・・

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状態を観察する限りにおいてはどうも雛が孵っている様子は窺えません。写真のとおり抱卵をしているように見えますし、エサを集めている様子がありません。営巣が始まった時期からするればそろそろといった感じなのですが、どうも未だ孵っていないと判断せざる得ないようです。かなり長い間雨も降ったので心配ではありますが、なんとか孵って欲しいものです。

抱卵をしていない雄が周りをすこしばかりうろうろしてくれたので、なんとか一枚撮れました。暗がりで手持ちなので写り的にはイマイチですが、一応、巣を離れた雄のプライベートショットといえるかもしれません。

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梅雨晴れの日曜日、本日はかなり多くの人たちがサンコウチョウの森に来ていました。先週の日曜日に比べるとかなり足下の状態はよくなっていますが、管理人は長靴着用でした。

抱卵の様子 サンコウチョウの森 2014 Part5

サンコウチョウの森にて6月8日にビデオ撮影した雄雌の抱卵の様子です。これは7DにEF400 F5.6 に1.4倍のエクステンダーを装着して撮影したものです。iso感度は6400まであげています。

おとなしく抱卵している様子が窺えます。大雨が心配ですが、順調にいってればすでに雛は孵っている可能性があるのですが、どんなもんでしょうか。

サンコウチョウの森 2014 Part4 番外編

サンコウチョウの森といいながらサンコウチョウ以外の鳥たちについて書いたPart4ですが、そのときのビデオです。最近は一眼レフで動画を撮ることが当たり前にできるようになりました。動画機能というやつですが、管理人は当初はあまり使っていませんでした。むしろそんな機能をつけるなら値段を負けろくらいに思っていたのですが・・・

一眼レフの動画はその撮像素子の大きさ故か、画質の点においては通常のビデオカメラを遙かに上回っています。特に高感度耐性においては圧倒的に一眼レフの方が有利です。かたやオートフォーカスの能力に関しては現段階では激しい動きものをとるのは無理です。それでも近年はその能力も進歩しているようですから、今後一眼レフ動画の出番がさらに増える可能性は高いと思います。

現実に全ての動画を一眼レフで撮ることは無理でしょうが、その範囲は確実に増えているようです。こうなると通常のビデオの売れ行きがかなり落ちていくことになるのでしょうか。それと併せてスマートメディアの動画もかなりの質になってきましたから尚更この傾向は続くのかなと思います。

管理人は画質重視なら一眼レフ、簡単撮影ならメモリーカム(ソニーでいえばハンディカム)、動きものならハイエンドビデオと使い分けていますが、最近は確かに一眼レフで動画を撮る比率が高くなってきました。

メジロの雛たちの前半はメモリーカムでその他は全て一眼レフでの撮影です。

メジロの雛たち

オオルリの囀り