平成21年4月18日

本日の天気 晴れ 最高気温 19.1℃ 最低気温 11.5℃

 現場には朝の5時到着。

 桜の時期も終わり新緑が目に眩しい季節になってきました。ついでに言うと冬はこの時間ですと真っ暗ですが、かなり明るくなっています。

 さて待つこと約二時間。アカガシラサギは隣の池から飛んできました。やはりこちら側にはいなかったようです。それにしても飛翔の仕方が冬羽の頃とはずいぶん違います。あきらかに力強く、空高く飛んでいます。

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 羽を広げている写真は随分と撮りましたが、下からのアングルでここまで広げてちゃんと撮れたのは初めてですね。ネットでもこの手のものは殆ど見ませんから結構珍しいのかもしれません。そしてこの力強い飛翔が渡りが近い証拠なのかもしれません。

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平成21年4月17日

本日の天気 曇り 最高気温 15.4℃ 最低気温 13.4℃

 昨晩、Kさんより「まだいますよ」との連絡あり。朝5時頃か現場に行く予定だとか。たまたま、管理人も平日なのですが休みで、その気になって出撃を決める。

 5時少し過ぎに到着。Kさんはすでにスタンバイしていました。その後待つことしばし…

 Kさんは仕事のため早々に撤収。管理人も新宿に買い物行く予定があるので同じく撤収。どうやらアカガシラサギは隣の池にいる模様。出てこないとなるとどうにもなりません。土日はともかく両日現場に朝からスタンバイする予定。

 本日の撮り(鳥?)ものは無しでした。

平成21年4月12日

本日の天気 晴れ 最高気温 20.3℃ 最低気温 12.9℃

 昨日はかなり低調だったので、本日はさらに朝早くに現地に到着しました。5時ちょと過ぎ位からスタンバイ開始しましたが…

 どうも出てきません。昼近くまで粘りましたが、一旦撤収して食事に行きました。午後からは、隣の池に場所を変えてスタンバイしましたが、こちらも出現せず。夏羽にかなり変わってきていますので、渡ってしまったかもしれないという思いがよぎりました。まあ、それならそれで結構なことだとは思いますが。

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 そんな訳でアカガシラのかわりにアオサギが佇んでいました。アオサギも中々動きませんから、大体サギというのはあまり頻繁に動く鳥ではないのでしょうね。アオサギもいつぞやは5時間くらい同じ場所でじっとしているのを観察したことがあるくらいですから。

 アカガシラサギというのは夏羽は渡りの途中での観察例が圧倒的に多いようです。それで冬羽というのは飛翔よりも越冬するための保温が目的だと思うのです。ですから、長躯を飛翔する渡りににはあまり適しているとは思えません。当然そうすると夏羽で渡りをするということになれば、夏羽の目撃例が多くなるわけです。つまり、冬羽で渡りをしないと仮定すれば、夏羽で渡ってきたものが何らかの理由で留まり、冬羽に換羽することによってのみ冬羽のアカガシラサギを見ることができると言う推論が導きだされます。

 まあ、これは管理人の一方的な思い込みみたいなものですから真偽の程はなんともいえませんが、以上の理由から冬羽の観察例が希少であるということになるのではないかと勝手に思っている次第です。ましてや冬羽の飛翔シーンなどはさらに希少であるということになると思います。

 そんなことを思うと、今回のアカガシラサギはかなり貴重なシーンを管理人初め、かなり多くの人たちに提供したことになると思います。ですから、無事に繁殖のために渡っていってくれたのなら、それはそれで良かったと思います。まあ、本当にいなくなったのかどうかは未だ解りませんが。

平成21年4月11日

本日の天気 晴れ 最高気温 25.8℃ 最低気温 13.2℃

 最近はどうも動きが悪いのですが、朝ならいくらか動いているようなので少し早く出かけました。それで対岸に飛んでいったのを確認。暫く待機となりました。

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 遠目に見ても換羽がかなり進んでいるのが確認できます。夏羽に変わるまでと期待していましたが、なんとかそれはいけそうな気がします。

 しばらく対岸で餌を啄ばんだりしてましたが、そのうち桜の木に暫く留まっていました。

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 そして程なくいつもの葦原に戻ってきました。数少ない飛翔シーンのシャッターチャンスだったのですが、ピントがかなり甘くなってしまいました。そしていつもの葦原に入り込んでしまいました。それでも冬羽から夏羽に変わる途中であることが確認出来ました。

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 さて、これからが長かった。葦原に入り込んだのが7時だったのですが、そこから出てきたのが、12時35分です。約五時間半待ったことになりますが、それだけ待たされると集中力も切れ、一瞬のチャンスをものにすることは出来ませんでした。それでごらんのようなピント大甘しか撮れませんでした。

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 まあ、腕の問題かもしれませんが、何時間もいつ出てくるか解らないアカガシラを待って一瞬の飛翔シーンを撮影するのは管理人にとってはかなり至難の業のようです。そんな訳で本日はピントの甘い写真のオンパレードになってしまいました。

 

平成21年4月5日

本日の天気 晴れ 最高気温 16.7℃ 最低気温 10.2℃

 管理人が初めて遭遇したのが2月3日ですから、観察を始めて早、二ヶ月が過ぎました。先週の段階では若干の変化は感じられましたが、まだ夏羽には遠い感じでした。本日は果たして遭遇して羽の変わり具合を確認することが出来るでしょうか。最近は飛翔の頻度が少なく撮影はおろかその姿を見ること自体が困難になっているのでそれが気がかりです。

 朝は7時ころ到着しました。暫くすると反対から飛んできて対岸の木に留まっている姿を証拠写真として撮りました。

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 背中の羽の色が少し変わっていることが確認出来ました。暫く留まっていましたが程なく飛び去りまた反対の方へ。いままでのパターンですとこれからかなり長い間動かない場合が多いので一旦撤収するとことにしまた。

 午後3時頃再び現場に到着。どうやらいつもの場所でなく反対側に潜んでいるいる模様なので配置を変えて待機します。まつことしばし、ようやく姿を確認しました。

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 かなり距離があり相当トリミングしてありますのであまり綺麗な画像ではありません。それでもまだらではありますが、夏羽にかなり換羽していることが確認できます。ここ一週間でかなり変化が見て取れます。

 それにしてもまさか桜を背景に飛んでいる姿を仮にも撮れるとは最初の出会いから考えると不思議な感じがします。どうやら完全に換羽するまでもう一息のようですね。このまま無事に換羽して繁殖するために繁殖地に帰って欲しいものです。

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