平成21年4月12日

本日の天気 晴れ 最高気温 20.3℃ 最低気温 12.9℃

 昨日はかなり低調だったので、本日はさらに朝早くに現地に到着しました。5時ちょと過ぎ位からスタンバイ開始しましたが…

 どうも出てきません。昼近くまで粘りましたが、一旦撤収して食事に行きました。午後からは、隣の池に場所を変えてスタンバイしましたが、こちらも出現せず。夏羽にかなり変わってきていますので、渡ってしまったかもしれないという思いがよぎりました。まあ、それならそれで結構なことだとは思いますが。

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 そんな訳でアカガシラのかわりにアオサギが佇んでいました。アオサギも中々動きませんから、大体サギというのはあまり頻繁に動く鳥ではないのでしょうね。アオサギもいつぞやは5時間くらい同じ場所でじっとしているのを観察したことがあるくらいですから。

 アカガシラサギというのは夏羽は渡りの途中での観察例が圧倒的に多いようです。それで冬羽というのは飛翔よりも越冬するための保温が目的だと思うのです。ですから、長躯を飛翔する渡りににはあまり適しているとは思えません。当然そうすると夏羽で渡りをするということになれば、夏羽の目撃例が多くなるわけです。つまり、冬羽で渡りをしないと仮定すれば、夏羽で渡ってきたものが何らかの理由で留まり、冬羽に換羽することによってのみ冬羽のアカガシラサギを見ることができると言う推論が導きだされます。

 まあ、これは管理人の一方的な思い込みみたいなものですから真偽の程はなんともいえませんが、以上の理由から冬羽の観察例が希少であるということになるのではないかと勝手に思っている次第です。ましてや冬羽の飛翔シーンなどはさらに希少であるということになると思います。

 そんなことを思うと、今回のアカガシラサギはかなり貴重なシーンを管理人初め、かなり多くの人たちに提供したことになると思います。ですから、無事に繁殖のために渡っていってくれたのなら、それはそれで良かったと思います。まあ、本当にいなくなったのかどうかは未だ解りませんが。

平成21年4月11日

本日の天気 晴れ 最高気温 25.8℃ 最低気温 13.2℃

 最近はどうも動きが悪いのですが、朝ならいくらか動いているようなので少し早く出かけました。それで対岸に飛んでいったのを確認。暫く待機となりました。

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 遠目に見ても換羽がかなり進んでいるのが確認できます。夏羽に変わるまでと期待していましたが、なんとかそれはいけそうな気がします。

 しばらく対岸で餌を啄ばんだりしてましたが、そのうち桜の木に暫く留まっていました。

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 そして程なくいつもの葦原に戻ってきました。数少ない飛翔シーンのシャッターチャンスだったのですが、ピントがかなり甘くなってしまいました。そしていつもの葦原に入り込んでしまいました。それでも冬羽から夏羽に変わる途中であることが確認出来ました。

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 さて、これからが長かった。葦原に入り込んだのが7時だったのですが、そこから出てきたのが、12時35分です。約五時間半待ったことになりますが、それだけ待たされると集中力も切れ、一瞬のチャンスをものにすることは出来ませんでした。それでごらんのようなピント大甘しか撮れませんでした。

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 まあ、腕の問題かもしれませんが、何時間もいつ出てくるか解らないアカガシラを待って一瞬の飛翔シーンを撮影するのは管理人にとってはかなり至難の業のようです。そんな訳で本日はピントの甘い写真のオンパレードになってしまいました。

 

 三ッ池公園は県内でも有数の桜の名所として知られています。

http://www.kanagawaparks.com/mitsuike/sakura_zukan.html
>染井吉野をはじめ、横浜緋桜やオカメ、普賢象といった他ではあまり見ることの少ない桜まで、78品種1600本の桜があり、2月上旬の寒桜を皮切りに、4月中旬までいろいろな桜が楽しめます。

 そんな訳で管理人もこの時期になりますと何回かは桜を撮りに行きます。最近は野鳥の撮影が多いので花木達を撮る機会が減りましたが、この時期の桜は外せません。

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K20D + FA31mm Limited

 染井吉野が咲き誇るのもいいですが、こんな横浜緋桜が結構好きですね。とは言っても染井吉野も撮らないとなんとも様になりません。

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K20D + FA31mm Limited

 なんて桜を撮っていたらカワセミが出てきました。こうなると桜にカワセミを絡めて撮りたくなるのが人情です。すかさず望遠に持ち替えて少しばかり狙ってみます。

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50D + EF400 F5.6L

 中々これと言ったのが撮れませんが、こんなものでしょうか。メスのカワセミですが背中の色があまり綺麗ではないのが少し残念です。まあ、こればっかりはカワセミを責めても栓のないことですね。それで意外に良かったのが椋鳥の番(つがい)です。

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50D + EF400 F5.6L

 普段は写真に撮ることなんか殆ど無い椋鳥ですが、個人的には結構これ気に入ってます。如何にも「春だなぁ」という雰囲気が感じられる気がするのですがどんなもんでしょうか。

 
 

平成21年4月5日

本日の天気 晴れ 最高気温 16.7℃ 最低気温 10.2℃

 管理人が初めて遭遇したのが2月3日ですから、観察を始めて早、二ヶ月が過ぎました。先週の段階では若干の変化は感じられましたが、まだ夏羽には遠い感じでした。本日は果たして遭遇して羽の変わり具合を確認することが出来るでしょうか。最近は飛翔の頻度が少なく撮影はおろかその姿を見ること自体が困難になっているのでそれが気がかりです。

 朝は7時ころ到着しました。暫くすると反対から飛んできて対岸の木に留まっている姿を証拠写真として撮りました。

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 背中の羽の色が少し変わっていることが確認出来ました。暫く留まっていましたが程なく飛び去りまた反対の方へ。いままでのパターンですとこれからかなり長い間動かない場合が多いので一旦撤収するとことにしまた。

 午後3時頃再び現場に到着。どうやらいつもの場所でなく反対側に潜んでいるいる模様なので配置を変えて待機します。まつことしばし、ようやく姿を確認しました。

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 かなり距離があり相当トリミングしてありますのであまり綺麗な画像ではありません。それでもまだらではありますが、夏羽にかなり換羽していることが確認できます。ここ一週間でかなり変化が見て取れます。

 それにしてもまさか桜を背景に飛んでいる姿を仮にも撮れるとは最初の出会いから考えると不思議な感じがします。どうやら完全に換羽するまでもう一息のようですね。このまま無事に換羽して繁殖するために繁殖地に帰って欲しいものです。

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浜離宮

 千鳥ヶ淵、靖国神社、清澄庭園と回って最後は浜離宮に行きました。まあ、地下鉄の便がいいということになるのですが、東京は地下鉄を利用しないと効率良く回れませんね。管理人は普段は東京の地下鉄を利用していなので中々路線図が頭に入りませんが、なんとか路線図とにらめってして、清澄白河駅から大江戸線に乗って汐止駅で降りて、中の御門口に辿り着きました。

 さて、さて桜の方ですが、

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EOS 50D + EF24-105mm F4L

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K10D + FA77mm Limited

 いい具合に咲いていました。人でもそれなりにいますね。まあ、一応有料ですし、園内はかなり広いので激しく混むこともありませんので比較的撮影はしやすいですね。

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K10D + FA77mm Limited

 この時期になりますと花の色がカラフルになりますので花を見るにしても撮影するにしても、いいものですね。

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K20D + FA31mm Limited

 そうそうここには関東タンポポが咲いているんですね。さすがは恩賜庭園ですね。

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K20D + FA31mm Limited

 さて、さて、東京の春をそれなりに感じて帰途につきました。