三番瀬 2015 秋 ミヤコドリが飛ぶ海浜公園

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三番瀬ではお馴染みオオソリハシシギ。隣の葛西臨海公園ではオグロシギをたまに見ますが、オオソリハシシギはまず見ません。逆に三番瀬ではオグロシギを滅多に見ません。海水と汽水の違いなんでしょうか。ちなみに、葛西臨海公園は上の池が淡水池で下の池が汽水池です。

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ウミネコは特に珍しくもありませんが、すでに冬羽になっている模様です。

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ユリカモメも冬羽になっていました。

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カワウの群れ。これはほんの一部なので全体でどれ位いるのか分かりません。遠くで小さくしか見えないのでそれほどではありませんが、近いと結構不気味です。

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ミヤコドリの群れ。これだけの数のミヤコドリが群れて飛ぶのが見れるのはこのあたりだと三番瀬くらいではないでしょうか。

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近くでみると結構愛嬌のある表情をしています。そういえばユリカモメのことを古代・中世では「ミヤコドリ」と呼んでいたという説を聞いたことがあります。ただ、江戸時代より前の「都鳥」は、特徴からカモメ科のユリカモメを指していることもあれば、ミヤコドリ科のミヤコドリを指していることもあり、どちらか分からない場合の方が多いとか。まあ、管理人はあまり古典に馴染みはないので混乱する心配はないですが。

そんなこんなで色々な水鳥が色々と集まる三番瀬の秋です。

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三番瀬 2015 秋 Part1 いつもの風景がここにあります

ここのところタカがメインで海浜周りはご無沙汰でした。今頃ですと三番瀬もワタリのピークは過ぎているので、落ち着いているとは思いますが、秋の程よい日和に誘われ久々の海浜廻りです。

いきなり何ですが、ダイサギがこんな風情で佇んでいます。

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後ろに貨物船らしき船が通っていますが、これが三番瀬の風情なんでしょうね。

ぱっと浜をみるとハマシギ、ミユビシギ、ウミネコ、とお馴染みの顔が並んでいます。

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すると突然ウミネコあたりの幼鳥でしょうか、こちらに向かって飛んで来ました。

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おっとっと、なんとかレンズを向けましたが、これ何だみたいな感じでした。色合いからすると幼鳥と思いますが、同定は今のところ出来ません。

その点、ミヤコドリはいいですね。単純で、分かりやすくて。関東近県でミヤコドリが比較的容易に観察・撮影できる場所はここ三番瀬をおいてそうは簡単に浮かびません。

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そんな中ユリカモメもいました。冬羽になっていますね。

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ハマシギやミユビシギはそれなりに結構な数がすでにいます。

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ハマシギの中には夏羽の名残を少し残したものものいました。

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・・・続く

伊良湖岬 2015 Part5

いよいよ最終日。昨日は色々とあって日の出を拝めませんでしたが、本日はホテルの屋上からご来光を拝んでみたいと思います。

夜明け前。

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そして日の出です。

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広角で撮ると・・・

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お客さんが三々五々屋上に集まって思い思いに写真を撮ったりしていました。ここのホテルはチェックインするときに簡単なホテルの案内のパンフレットをくれるのですが、それに日の出の時刻が記載されていました。

さて、朝一はイソヒヨドリの雄です。

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続いてはアサギマダラ。これがホテルを超えて結構な数飛んでいきました。

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さて、タカの渡りの朝一はサシバです。朝の九時過ぎですから、出足は少し遅いのかもしれません。

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サシバとハチクマ。このハチクマは淡色型の幼鳥のようです。

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ミサゴも飛びました。

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サシバのツーショット。

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そしてタカ柱。

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少し見づらいですが、引いて撮ると・・・

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さて、残念ですが、時間切れです。横浜に少々早めに帰らなければならないので、11時頃にこちらを出なければなりません。

最後にサシバを撮って今回のタカの渡りの撮影を終了しました。

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実は浜名湖辺りを約700羽程が二時間前くらいに通過したとの情報が入っていたので、本当に名残惜しかったのですが、用事があるので致し方ありません。

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本日も良い天気に恵まれたようです。後ろ髪を引かれる思いで伊良湖岬を後にした管理人でした。また、来年も是非来たいですね。

追記・・・・

この日(10月4日)はサシバが751、ハチクマが48でその他を合わせると843羽のワタリがあったようです。この数字は今年の伊良湖岬では最大になりました。当たり日だったようです。管理人は2日の午後から4日の午前中に滞在したので、そこそこの数字は見れた感じではあります。(二日は調査は無しになっていますが、少しですが、飛んでいます)

伊良湖岬 2015 Part4

春サシバとの出会いが今年はありましたが、こうやって渡って行く姿を見ると一入ですね。

綺麗な成鳥です。雌のようです。

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近くに飛んでくるのはハチクマの方が多いような気がします。

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同一個体ですが、これも幼鳥のようです。

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今度はサシバ。完全に成鳥になりきっていない感じがします。

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同一個体と思いますが、おなかの模様に縦模様がかなり残っています。

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こうしてみるとやはり秋はサシバもハチクマ幼鳥も(もしくは若鳥)が多いですね。繁殖後ですから、当然ですか。

サシバのタカ柱。望遠で撮ったのでこんな程度の数しか入りませんが、実際はこの倍くらいの数はいたと思います。

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何故かノスリ。ノリちゃんだと分かるとレンズを向けない人も多いですが、時期的には少し早いかもしれませんが、これもワタリの途中です。

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ホテル側に出来たタカ柱。

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広角で見るとこんな感じです。

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サシバの幼鳥。これは今年孵った位の感じなんでしょうか。

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駐車場からの見晴らし。この目の前を飛んでいくとまさにシャッターチャンスです。近い時も、遠いときもあります。大概は遠いですが、シーズン中なら一日粘ればかなりの数のシャッターチャンスに遭遇すると思います。色々とあっても人気があるのもしょうが無いのかもしれません。

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午後になり人もタカも落ち着いて来たようです。11時頃でしたか、先に書きましたが、宿泊客でない人達に御退出願ったので、撮影スペースもかなり余裕があります。ただ、残念だったのは駐車場内に専用の喫煙スペースがあるにも関わらず、両隣の撮影者の方達が、喫煙されていたので少し辛かったですね。風の加減で左隣はあまり気にならなかったのですが、右隣はかなり気になりました。もっとも右側の人達は宿泊客でなかったので11時以降は少しは快適になりました。それでも煙草を人が密集して撮影している場所で吸う人がかなり多いのは少し残念です。

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明日は屋上の展望台から撮影したいと思っています。展望台は禁煙なので煙草の煙に悩まされることはなさそうです。

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伊良湖岬 2015 Part3

さて、色々ありましたが、いよいよ撮影開始です。ここは出足が早いと聞いていたのですが、一番最初は6時24分くらいでした。

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この時間帯だとトビモノはさすがにシャッター速度をあまり上げられなくて辛いですね。まあ、管理人のカメラが少し古いのでISOをあまり上げられないのもあるのですが。

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サシバも比較的近くを飛んでくれることもあります。確かに狭い駐車場のスペースを巡って熾烈な場所取りをする理由なのでしょう。

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これなんか完全にカメラ目線ですね。近くに寄ってきてこちらを見ています。

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ハチクマの幼鳥でしょうか。雌のような感じです。

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サシバも結構近い。中々綺麗な成鳥です。雄のようですね。

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これは幼鳥のようです。秋のワタリは当然ですがかなり混じっています。

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ハチクマ、これも幼鳥かな。光彩が黄色く見えます。雌のようです。おなかがぽっこりしています。

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サシバの幼鳥。先ほどのよりもっと若い感じですね。

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これはツミですね。ツミとしては早いワタリになるのでしょうか。

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ハチクマ、暗色型でしょうか。これも幼鳥のようです。嘴の根元が黄色いですね。

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・・・続く