朝目覚めてしまったので少し早いなと思いながら葛西臨海公園へ。京葉線は土日ダイヤなので快速が葛西臨海公園駅に止まるので乗継がいいです。なんと六時半頃に到着。臨海公園で自炊。腹が減ってはなんとやらです。そしてこれがまた美味いのです。七時過ぎくらいから公園の中を徘徊、もとい探鳥開始です。
特にこれと言ったものがいませんが、まあ、大抵こんなもんだと思いながら、八時過ぎあたり、まだ開館していないウォッチングセンターの前で観察。双眼鏡を構えると、キンクロハジロが。冬が近づいているんだなぁ、なんて思いながら、さらっと見渡すと、
「あれ、何だ・・・?」
近くにいたカメラマンにも声をかけて、確かめてもらうと、にわかには分からない様子。もちろん管理人も分かりません。色の白いカモ、コガモあたりのアルビノかとも思いましたが、どうもピンと来ません。そのうち人が集まってきて、その中のベテランさんらしき人が
「コオリガモだ」
とのこと。その頃にはようやく管理人もカモハンドブックを手繰りながら、コオリガモ(メス)に辿り着こうとしていたところ。すでにカメラマンの数は10名を超えています。日曜日の朝のちょっとしたハプニングです。かなり遠いので写真的には今一ですね。ビデオの方がいくらか寄れているので、そちらの方が記録としては貴重かもしれません。北海道ありたに行けば当たり前に観察出来るのでしょうが、ここらあたりでは希少でしょうね。
その後コオリガモは二時間もいなかったようです。
その後は擬岩でオオハシシギを観察。クサシギは抜けてしまったようです。
昼からはヨシゴイをビデオで狙ってみました。葦の中から姿が見えるのですが、写真的にはNGな感じですね。このような場合はビデオをまわすに限ります。蚊に食われながらなんとか撮影。後で数えたら二十箇所以上食われていました。撮影に夢中になっていたのであまりその時は感じなかったのですが、二三日してから痒くなってきていささか往生しました。ビデオは後日アップですね。