里山に行こう Part6 あいらぶサシバ再び その4

連れあいと合流するのに九時頃駅に迎えにいけばいいので、その前に朝練です。

とりあえず枝留まりサシバです。

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その後さらに高い枝に留まった後、飛び去りました。

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この時遠くて飛び出しを狙ったのですが、あまりうまく撮れませんでした。朝方、やや光量も足りなかったので被写体ブレが止まりませんでした。

さて、連れあいと合流後、二カ所ほど電信柱留まりのポイントを回りました。最初の場所では観察のみ。撮影は遠くて諦めました。そして次のポイントでは中々よさげに留まってくれました。

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撮影・観察はおろか周りには誰もいなかったので、飛ばしてしまっても誰にも文句を言われる心配がありませんから思い切り電柱の近くまで寄ってみました。

すると・・・

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おお、いいぞ、いいぞ、そのまま飛び出せ、飛び出せ、管理人の心の中は殆ど絶叫状態です。

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行ったぁぁぁぁーーー。今シリーズ最高の飛び出しではないかと思いました。そしてそれに続く飛翔・・・

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何せ電柱の下で撮ってますから、かなり近いです。

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電柱に留まる鷹は横浜では見かけませんがこの辺りでは当たり前の光景になっているようです・・・(続く)

里山に行こう Part4 あいらぶサシバ その3

さて、翌日の朝散歩をしていたら、カルガモが飛んでいました。

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突然現れたのでちょっと驚いたのですが、のどかな朝の風景です。

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そうそう、サシバばかりに夢中になっていましたが、渡ってくると言えばツバメもそうですね。

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この時期は繁殖のため何かと騒がしくなってきます。

さて、肝心のサシバの方ですが、こちらも朝から飛んでいます。

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高いところでも飛んでいます。

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ワタリの時は高いところを飛んでいる場合を見る機会が多いですが、緑の中に佇んでいる姿はここに来てはじめて見ました。

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それで低く飛んでいるところも撮りたいな、なんて念じていたら・・・

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こんな感じで飛んでくれました。サービス精神結構旺盛なんでしょうかね。

それにしても緑の中を飛んでいくと色が映える感じでいいですね。

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餌を咥えたところを撮りたいとこれまた念じてみたのですが、撮れるには撮れたのでが、証拠写真になってしまいました。

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腕も足りないのは承知していますが、かなり陽が傾いて来て条件的には厳しかったですね・・・(続く)

里山に行こう Part3 あいらぶサシバ その2

さて、いつ飛び出すやら。何せ相手は気まぐれな鳥ですから(笑

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お、飛び出した。どっちに行くんだ。こっちに来い、来い、来いと念じる管理人。

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来たー、来たー、やっと来た。こうこなきゃ、ここまで来た甲斐が無い!!!

サシバの飛び出しがなんとか撮れた。時刻をみれば15時50分。何と車の中で二時間も待ったのかよ。でも良かったなぁと胸をなで下ろした管理人でした。

この場所は実は民家がかなり近くにあるのですが、鳥の習性なのか同じ場所に止まることがあるようなので、ここで粘っていたのです。

これで坊主だったら少し悲しかったですね・・・(続く)

里山に行こう Part2 あいらぶサシバ その1

念じたらサシバに会えるかも。そんな感じの里山です。

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棚田というのは生き物にとってなかなか良さげな環境をもたらすようです。棚田というのはどうやら近畿地方の呼び名で関東地方では谷戸田(やちだ)、もしくは谷津田とも言われています。

こんなところでサシバなんかいたらいいなぁと念じてみたら、とりあえず頭上を飛んでいました。

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いやぁ、ワタリと同じで相変わらず遠いなと思い、ちかくにある電柱にでも止まってくれたらいいのになと念じてみたら、止まってくれました。厳密には電柱にあるアンテナのようなものにですが。

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なかなか良さげな顔つきではありませんか。念じればこんなこともあるものだと妙に感心してしまいました。飛び出しは撮れずに程なく飛び去ってしまいました。

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電柱に止まってくれたのはいいけど、今度は飛び出しを撮りたいなと念じてみました。ちょっと移動して見回したら、

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ちょいと斜(はす)に構えて、中々いい表情ではありませんか・・・(続く)

里山に行こう Part1

里山の里は人が住むという意味があると思います。つまり里山とは人が住む山。もう少し意味をたぐれば人の手がある程度加わった自然環境と言う意味にもなるかもしれません。

自然とは案外残酷で冷酷なものです。自然が良いなんて言われますが、自然とは本来過酷な環境を内包するもので、おいそれと人が何もせずに生きていける環境ではない場合が多いはずです。

まあ、あまり話を大きくすると管理人などには語りきれませんが、とりあえず無垢の何も手を加えられていない自然環境と言うのは今の日本には極めて限定的に存すると思われますが、それは激減している状況です。そして自然環境に若干の人の手を加えられた里山も減少しています。

どうやら人間以外の生き物にとってもこの里山と呼ばれる環境は無垢の自然より生きやすい場合もあるようです。それは人の手によって管理されている場所が餌場として安定している場合もあるからです。

また、自然の災害によって破壊された環境を修復することも人にはある程度可能です。まあ、やりすぎは何事もいけませんが、人が生きる為に必要最低限の人工的な作為は我々にとっても不可欠ですから、その作為は持続的且つ永続的なものであるにこしたことはないはずです。

そんなわけで少しばかり長い休みが取れたのでそんな里山を探しに行ってみたいと思います。

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