春サシバに逢いに行こう・・・Part2

福島からの帰路、午前中の早い時間ですが、サシバに逢いに行きました。今年は今回限りしか来られなそうなので、出会えると嬉しい限りです。

さて、朝も早くからの出立となり里山には六時半頃の到着となりました。さて、いるかなといつも最初に寄るポイントへ行ってみると・・・

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おおいるいると言った感じです。かなり遠いですが。どうやら先日のメスのようです。ならばここで朝食を取りながら待つことにしました。しばらくすると結構近づいて来ました。これは手持ちで近づいてみました。

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うんいいぞと思った瞬間・・・

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見事に飛び出されてしまいました。くどいようですが、まわりに同好の士はおらず、管理人夫婦だけですから、まあ、こんなことはちょくちょくあります。

しばらく待っていると今度は電線の上に止まりました。

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これは長い時間止まっている訳もないですから、今度こそちゃんとした飛び出しを狙います。まつことしばし・・・

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たまにこうやってこちらをのぞき込んで来ます。すると先ほどのメスじゃないと気づきました。りっぱな成鳥の雄です。あのメスと番になっている片割れと推測するのが妥当なんでしょう。

そしてようやく・・・

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待ってました、ようやく来ました、この瞬間・・・

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おお、近いです。管理人達の頭の上を飛んで行きます。

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光の加減で影が出ていますが、まあ、堪能出来ました。

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欲張ってエクステンダーを付けていたので、あっと言う間にファインダーからその姿が消えていきました。最初は遠かったのでエクステンダーを付けてたのをずぼらをして外していませんでした。シャッターチャンスを少し逃したかもしれません。でも、帰り際の短い時間で結構楽しめました。これに懲りずに来年も又期待ですね。

キビタキに逢いに行こう・・・Part3

福島も三日目になりました。おそらく明日はキビタキの森には寄らずサシバに逢いに行く予定なので、本日が最後です。二日間あまり天気には恵まれなかったのですが、今日が一番良い天気になりました。少し気温も上がりそうなので期待したいところです。

さて、朝はかなり寒いので少し気温が上がってからと思い出立は少し遅めです。実家で朝飯を食べてから、ぼちぼちと出かけました。

現場に到着してほどなく森に入りましたが・・・やはり囀りはあまり聞こえません。巡回してきてたまに聞こえる時もありますが、囀りが頭から降ってくるような感じにはほど遠いです。

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相変わらず遠いですが、それでも姿を見ることは出来ます。

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それにしてもなんとも可憐と言いましょうか、可愛いですね。これだからキビタキに逢いに行きたくなるのでしょう。少し若い雄の感じがしますが、囀りはしませんが元気に飛び回っていました。

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ちなみにカメラは二台持参して、一台は三脚、もう一台は手持ちです。そして少し明るくなって来たので、感度をあまり上げずともなんとか手持ちで撮れるレベルになって来ました。手持ちだと少し近づけるのでその点ではアドバンテージがあるようです。

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都会でもワタリの時にたまに遭遇することもありますが、こうやって森の緑の中で見るキビタキはいいですね。

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福島県の県鳥はこのキビタキです。案外地元の人は見慣れているせいか、あまり写真など撮る人は滅多に見かけませんが、少し遠出をしても来る価値はあると思います。

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囀りは本日も不発ですが、天気が良いせいか、飛び回っている頻度は少し高いようです。それでも数少ないチャンスといった方がいい程度ですが。

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実は珍しくメスが撮れました。森の中でのメスを見分けるのは管理人にとっては至難の業ですが、囀りがあまりなかったのでその分よく目を凝らして観察していたからでしょう。

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暗い上に遠く手持ちですから、枝に止まっているメスが証拠写真とは言え撮れるとは思いませんでした。現場では枝被りもあり、保護色と相まってまず容易に見つけ出すことは困難だと思います。ただ、囀りが少なかった副産物でした。囀りが頻繁にあり、そればかりに注視しているとまずメスは目に入らないからです。

さて、色々と野暮用もあり昼頃の撤収となりました。名残惜しいですが、これで今年のキビタキの森とはさよならとなりました。明日は帰路の途中にサシバに逢いに行く予定です。

キビタキに逢いに行こう・・・Part2

昨日の雨がカラット上がることを期待して出かけました。実家から出るときはそこそこの天気だったのですが、森に近づくにつれ雨模様。森に到着したときたいした雨ではないのですが、動き回るにはちょっと無理な感じ。しばらく待機となりました。待つこと小一時間。なんとか雨が上がってようやく出張ることが出来ました。

相変わらず囀りは聞こえません。それでも森に入ってしばらく観察をしていたら、最初にお目にかかったのがこれです。

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なかなか表情は良さげです。ただ森の中はかなり暗いので、感度を落としていたら、シャッタースピードが六十分の一秒になっていました。ちょっとぶれています。

相変わらず活性は低いようです。あまり近くには来ません。囀りをして縄張りを主張するときは比較的近くに止まって、しかもしばらくは動きませんのでシャッターチャンスに比較的恵まれるのですが、今日もどうやら期待薄の模様です。

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まあ、言い訳ばかりしても仕方ありませんから遠くてもなんとかシャッターを切ってみます。枝かぶりがあるので、マニュアルフォーカスも併用します。中々うまくいきません。それでも今の時期は緑の葉があまり生い茂っていないのでいくらかましです。これが六月になるととてもじゃないですが、撮影は難しくなります。

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まあ、一応繁殖地ですから、キビタキが安全に営巣できる条件と思えば致し方ありません。

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本日もあまり成果は上がりませんが、それでも複数のキビタキが巡回(メスも含めて)しているのが確認出来ましたので、なんとか今年も繁殖に成功して欲しいと願うばかりです。

キビタキに逢いに行こう・・・Part1

五月四日は天候が悪く午前中は実家の掃除をしていました。昼頃に雨が上がりそうだったのでとりあえず出かけてみることにしました。なんとか雨は上がっていたのですが、かなり地面はぬれています。

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それでもいつもの森に行ってみました。ファーストショットは・・・

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手持ちですし暗いですからかなり厳しいですが、居ることは確認出来ました。ただ、囀りが殆どなく、静かな森の中でした。囀りのシャワーと言ったら少し大げさですが、そんな時もあるので明日以降に期待します。まあ、雨上がりで結構寒いですから、活性も低いのかもしれません。

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春サシバに逢いに行こう・・・Part1

今年の春は野暮用が多くてとうとう四月中はサシバに逢いに行けませんでした。ようやくゴールデンウィークの五月三日に今年初めてのサシバに逢いに行くことが出来ました。

さていつもの里山に朝の七時頃到着。軽く朝飯を済ませてまずは一番近くのポイントへ。

期待通りいました。よく見ると眉斑が白いのでどうやらメスのようです。

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いるにはいたのですが、遠いですね。まあ、それでもさい先良く出会うことが出来ました。何回か餌を捕ろうと挑戦していましたが、どうもうまく行かなかったようです。お腹の模様もあまりはっきりしないので比較的若いメスなのかもしれません。まあ、経験不足といったところでしょうか。

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さて、さい先良くスタートを切ったつもりでしたが、ディスプレイフライトはおろかあまり飛び回っていないようでした。例のピィーックイという鳴き声は今回の遠征では一度も聞くことが出来ませんでした。出会う機会が去年より少ないような気がしましたが、まあ、去年はかなり頻繁に通ったので今年とは一概に比較は出来ません。

それでも、ウロウロとしていると思いがけないところにいたりします。まあ、それも電柱の上ですが。そんな電柱からの飛び出しをなんとか収めることが出来ました。

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周囲と言いますか、この里山でカメラしかも望遠レンズを付けて撮影をしている人には殆ど出会いません。つまり、近づいて電柱の上のサシバを飛ばしてしまってもまあ、文句は出ないわけで。営巣しているところに近づくのは遠慮していますが、道端の電柱の上の止まっているサシバにソロッと近づいて、サシバが人の気配に気づいて飛んでしまっても、人慣れしているサシバですから、許される範囲と思っています。

本日はこの二回くらいしかシャッターチャンスはありませんでした。それでもなんとか出会うことが出来たので、良しとします。

本当は明日の天気が良ければここで一泊する予定でしたが、天気が荒れるようなので、福島に移動し明日は実家の掃除でもしようと思います。