ソロストーブで朝飯作り・・・戸隠キャンプ場 2019 番外編(#include YoutTube)

令和元年(2019)5月23日から25日まで戸隠キャンプ場でバンガロー泊をしました。

戸隠キャンプ場 2019 YouTube編

2泊しましたから、朝飯作りは2回ということになりました。

今回は3日目の朝に使ったソロストーブについてレボートしたいと思います。

管理人が使っているのはソロストーブのキャンプファイヤーです。

小さい二次燃焼ストーブはChinaのバチモノを2つほど持っていますが、それは緊急用ということになっています。

さて、ソロストーブキャンプファイヤーの特徴ですが、Amazone から引用しますと

本商品は、元のソロストーブの大型版です。
『バックパッカーマガジン』誌や『ディスカバリーチャンネル』のマット・グラハム氏のようなプロのサバイバリストが推薦する#1の木材燃焼型バックパック用ストーブです。

特許取得済みのデザインは、ウルトラクリーンなガス化と二次燃焼を発生させる独自の二重壁を備えています。
これにより、燃料をより完全に、そして少ない煙で燃やすことができます。

燃料として小枝、葉、松ぼっくり、木材を使用します。
重く、環境を汚す、高価なキャニスター燃料を持ち運ぶ必要がなくなります。

サイズ(収納時): 高さ約17cm 幅約17.8cm
サイズ(使用時): 高さ約23.5cm 幅約17.8cm
重量: 約998g
材質: ステンレススチール304、ニクロムワイヤー
燃料: 枝、小枝、松ぼっくりなどの自然燃料
所要時間: 約950mlの水が沸騰するのに2-4分

当たり前ですが、いいことしか書いてありません。当然ですけどね(笑

管理人も使っていて優れものだと感じる時が多いのですが、使い勝手に問題が全く無いわけではありません。

そのあたりは何回か使ってみないと分からない所ですが、まず、管理人の一番不安に思っている点は、

付属の五徳の不安定さ

です。これは結構危ないと思います。

大型版のソロストーブとは言っても通常使う焚き火台などよりは小さいですね。

たき火台は水平であることが望ましいと思いますが、厳密な水平がとれない場合もあります。

この少しの傾きにソロストーブの五徳は弱いと思います。

管理人は動画では別の五徳を使ってそちらで水平をとりながら煮炊きをします。

仮に厳密に水平がとれたとしても付属の五徳は使う気にはなりません。

もっと言えばこれより小さい二次燃焼ストーブは特にそう思います。

又、付属の五徳は火の周りが小さくなって動画のように複数のモノを置いて調理は出来ないでしょう。

また、付属の五徳に網などを乗せる手もありますが、それも試して見ましたが結構不安定です。

限定的に湯などを沸かすならともかく、通常では煮炊きには案外不向きだと思いました。

しかしながら、火の着きやすさ、火の加減のコントロールのしやすさ、風に強い、火の粉があまり飛ばない、後片付けの容易さなど、優れた点も多いのです。

特に、着火のしやすさは抜群です。

動画にあるように着火してから火が安定してお釜を乗せるまで5分くらいです。

今回は着火剤とバーナーですから余計に早いですね。

着火剤は・・・

化学系より自然系の方がソロストーブには合っているように感じます。

朝の炊飯は短い時間でさっさと行きたいところです。

するとガスの使用と言うことになりがちですが、直火中毒の管理人としてはなんとしても直火を使いたい(笑

ガスなら家でも使える訳ですが、キャンプ場に来たらなんと言っても直火に限る・・・まあ、そんな妙な思いがあります。

夜の宴なら時間も比較的あるのでたき火の楽しみ方も少し違ってきますが、朝はやはり手際よく行きたい。

そしてなぜ直火に拘るか・・・それは直火で炊いた飯が旨いからです。

これが食べたいが為にキャンプに来ていると言っても過言ではありません(笑

飯を炊くのもわざわざ嵩張る三合羽釜をキャンプ場まで持参します。

本当は一升炊きくらいのお釜を使いたいところですが、まあ、いくらなんでも大げさになるので我慢しています。

そんな訳で朝の直火炊飯に欠かせないのがこのソロストーブキャンプファイヤーです。

まあ、管理人達は二合位しか炊かないので、小さい二次燃焼ストーブでも火力的には十分です。

ついでに言えば、羽釜で固形燃料(30gが2個)で自動炊飯も可能です。

それでも他の調理との兼ね合い、火の扱いやすさ(燃料の投下の容易さ)などを考えるとこのソロストーブキャンプファイヤーは管理人達のキャンプの必需品となりました。

ペレットも燃料として使えます。その際は、排水溝のゴミ受けのようなものを底に置いた方がいいですが、燃え残りがある程度たまってきた以後なら、無しでもなんとかなります。

そしてもう一つの点は、キャンプ場で売っているような薪はかなり小さくする必要があります。

つまり、小枝などが燃料になると謳っていますが、逆に言えば小枝のような燃料を集める必要がある言うことです。

これはいいことばかりではありません。

キャンプ場によっては適当な小枝などがない所もあります。そのような場合は事前に用意する必要があります。

もし夜になって燃料の無いことに気がついたら・・・困ったことになるでしょう。

燃料代不要と浮かれていてはいけません。お金で解決出来ない場合もあると言うことを管理人達は肝に銘じています。

色々と書きましたが、それでも使い続けると思います。

トータルでみれば五徳の設置と燃料の手配をクリアすれば、安全性は高く使い勝手は良いからです。

以上、ソロストーブキャンプファイヤーについてでした。

戸隠キャンプ場 2019 YouTube編

令和元年(2019)5月23日 木曜日 ~ 25日 土曜日

戸隠森林植物園への遠征時に戸隠キャンプ場に滞在しました。

野鳥の方はやや不調でしたが、戸隠キャンプ場ではキャンプライフを満喫しました。

平日ということもあり混雑とはほど遠く、開放感たっぷりの高品位キャンプ場には来年も行きたいなと思わせる魅力がありました。

引き続き恋の季節・・・サシバの里 2019 Part7&Part8

4月13日 土曜日。 晴れ。

気温も高くなってきました。春本番・・・のはずなんですが、今朝は結構冷え込みました。

それでも5時少し前には出立。

上三川インターを7時20分位に降りて、即スタンドへ。ハイオク、35リットル。何故かこの車はハイオクなのです(苦笑

サシバの里から取りあえず一回り。

普段は居ない場所に電柱サシバを見つけたりして、まだ移動が終わっていない感じです。

朝の一回りの後、本日も那珂川ステーションへ。朝一チェックインをして荷物を卸して、再び巡回へ。

田圃に水が入り出しました。こうなれば餌となるカエルの繁殖が始まります。

朝一番の絵は番の片割れ。遠いですけど、どうやらここでの繁殖がかなり濃厚になってはきたのですが、まだ抱卵には入っていないようです。

巣材を加えて飛んでいる姿をあまりみないのですが、新しい巣を駈けているサシバが今シーズンは少ないのかもしれません。つまり既成の巣を使っている組が大半だと言うことになるのでしょうか。

相変わらず電柱サシバはよく見ます。これは単独のオスのシルエットですが、未だ相手が見つからない組のようです。

朝一を過ぎると餌取りが終わってしまっているのか飛んでいる姿もよく見るのですが、狩りのシーンには中々遭遇しません。

このあたりは芝桜が咲くのですが、まだ少し早いようです。そうですね、芝桜が満開になる頃に抱卵が始まる・・・そんな感じでしょうか。

狩りのシーンを撮るのは難しいですが、狩りの後のシーンなら比較的容易に撮れるでしょう。

ある程度狩り場は決まりますから、そこで待っていれば遭遇の確立は高くなるのですが、1日に何回も狩りをするわけではないようなので、ちょっと油断していると見逃してしまいます。

こんなして木に紛れている時もあります。こうなると発見が難しいですね。つまり見逃しているサシバは沢山いると思った方が良いようです。

それにしても今日はよく出現します。朝は寒かったのですが、どんどん気温が上がっていき、車の中で待機しているとかなり暑いですね。

空も晴れていて青空バックです。サシバも気持ち良さそうに飛んでいます。

畦に降りている姿も繁殖入りした場所で無いと見られませんね。

顔に影が出てますが、こんな表情も中々見られませんね。

電柱サシバは相変わらずよく出ます。これは餌を探しているポーズですね。

これは番の片割れ。後ろ向きですが糞でもした後かもしれません。

青空バックの接近飛翔。ワタリの時だと中々ここまでは近くに寄ってくれません。

接近電柱サシバ。近寄っても無視される時もあります。肉眼でも表情が見て取れます。

桜とサシバ。この組合せは今の時期ならですね。

月にサシバ。昼間の月ですが、これも不思議な取り合わせになりました。

開けて4月14日 日曜日。

ノスリにサシバ。これノスリが追いかけているように見えますが、先にモビングをしかけたのはサシバの方でした。ちなみにこれはメスでした。

番の片割れ。相手を待っています。

今回は随分と色々な表情が見られたし撮れたような感じです。

出現回数は数多く、個体は14個体。そのうち番と思われるのは4組。

繁殖入りが濃厚なのはこの中では3組ほどです。

来週あたりは抱卵に入っているのではないかと思われますが、全般的に見てそれなりの数が期待出来そうです。

一昨年、昨年当たりは決まったコースしか回らなかったので、数が減っているような印象でしたが、回る範囲をかなり拡げたらそれなりに数を見ることが出来ました。

一度空き家になってしまった縄張りに次の番が入るまでにかなり時間がかかるような感じですね。

巣が架かっている木が枯れてしまった、番の相方がいなくなってしまった等の理由により、古巣と化した場合は、その古巣には新しい番が入ったのを未だ見たことがありません。

それなりの広さを持った繁殖地なのである程度の新陳代謝が行われて全体で数を維持している感じですね。

それでも絶対数は減っているはずです。何故なら、放棄された田圃が確実に増えているからです。

以前に書きましたが、鳥も住めない国になってしまうのはなんとも淋しい限りですが、有効な手立ては正直言って思い浮かびません。

そんな不安も感じつつ、来週はいよいよ巣の特定が出来るかなとの期待を抱きつつ、日曜日の昼に撤収と相成りました。

恋の季節・・・サシバの里 2019 Part6

4月7日 日曜日

朝はロッジで焚き火で羽釜を使っての炊飯です。

これが中々旨い。

それとインスタント味噌汁、焼きタラコ、メンチカツ、ベーコンエッグ・・・

朝から食い過ぎの感一杯ですが、昼飯もそこそこに動くのでまあ、いいとします。

このあたりの情景も結構面白いですけどね。キャンプ動画を作るほどのキャンプのスキルは無いですが、そのうち見よう見まねでやってみたいかな・・・なんて少し思います。

さて、サシバです。

朝一はSコースの番がいるところで観察を始めました。

メスが佇んでいます。

暫くするとオスが飛んできて・・・交尾を始めました。

慌ててカメラを構えるも・・・手持ちの所為もあってか、中々照準が合いません。

結局、決定的シーンは撮りはぐれてしまいました。

追伸:
撮りはぐれた後、冷静に考えたら照準器を出しておけば良かったなと後悔しました。

照準器はカメラに付けっぱなしです。

手持ちでも無いよりはあった方が格段にあわせやすいですね。

写真は撮れませんでしたが、ここでの繁殖がかなり有力になって来ました。勿論これだけでは決定的とは言えませんが、通過儀礼として必要なことです。

その後は、2羽とも何処とも無く視界から消えてしまいました。巣の場所の目星は付いているのですが、抱卵までは行っていないようなので未だ未だ油断が出来ません。

更にSコースを巡回しているとメスを発見。

この場所は以前から何回も個体を確認している所ですが、ここも未だ巣の特定は出来ていません。

観察をしていたら、オスと思われる個体が飛んできました。写真では2羽しか写っていませんが、実は、3羽で飛んでいました。

しばらくは3羽で頭の上を回っていました。

メスに対して2羽のオスの恋のさや当てかと思ったのですが、1羽が離脱。

番の成立かと思いきや、暫くすると2羽も視界から消えました。

今は春のワタリの時期ですから、ワタリの途中の個体が縄張りの中に入り込んでくることもあるでしょうし、新たに縄張りとして確保しようとしていたのかもしれません。

サシバの番の成立、縄張りの決定などのメカニズムみたいなもがあるんでしょうけど、それが何なのかは管理人には分かりません。

ただ、こうしていくつかの個体の動きを見ていると、何となく法則みたいなものがあるような気もしますが・・・それが分かれば苦労はしませんね(苦笑

それにしても今後有力な場所の1つとして引き続きマークする必要があると思いました。

さて、午前中もそこそこには色々な個体を見ることが出来ました。

相変わらず電柱サシバはよく見ます。これはメスのようです。

比較的オスの単独シルエットが多いような気がします。繁殖地入りする場合必ず番でと言う訳ではないようですね。

昨年、一昨年生まれた比較的若い個体は繁殖地入りしても簡単に縄張りが見つけられない場合もあるのでしょうか。実際、昨年生まれた思える若い個体を見ることは希で、かなり生存率が厳しいことが窺えます。

ちなみに、今回の観察では3組の番を確認出来たようです。満室率はかなり高くなってきた感じはしますが、来週、再来週位までは動きが活発のような感じもします。

これが抱卵に入るとパタリと動きが止まります。そして雛が孵ると再び、動きが活発になる・・・そんなサイクルのようです。

さて、昼に近づくとそれはそれで動きが止まってきました。まあ、餌取りも一段落すればまったりとしているのかもしれません。

ゴールデンウィークに入る頃は静かになると思いますので、その時はここらあたりの観察は一呼吸おくことになりますが、来週、再来週も出張りかなと思いつつ、昼の撤収と相成りました。

恋の季節・・・サシバの里 2019 Part5

4月6日 土曜日。

春はいよいよ本番。横浜では桜は満開です。そしてサシバ達もこれから本格的に繁殖のシーズンとなるでしょう。

先週はそれなりに動きがありました。ただ、カップルの成立と言う点では未だ未だの感があります。

今朝はサシバの動き出しが早いと踏んで5時前に出立。7時40分頃到着。

朝一で早速電柱サシバを発見。朝日を浴びているオスですがどうやら相手はいないようでした。

簡単に一回り。いつものコースに加えて国道ルートを経てSルートへ。

国道ルートでも3羽ほどの個体を発見。

朝から数羽の個体を見ることが出来ました。

今回は朝にチェックインして荷物を卸して回ることにしたので、8時30分頃、先週と同じ那珂川ステーションに到着。

荷物を卸して即、観察に戻ります。

午前中回った感触では8割くらいは飛来している感じです。ただし、オス単独の佇まいが半分以上です。

そんな中午後・・・Iコースを回っていたら

サシバのオスが狩りをした模様。足下にかなり大きなカエルを掴んでいます。

獲物が大きすぎるのか畦で一休み。足の下に獲物が見えます。

そこから更に飛んで行きます。さて、行き先は?

メスに給餌するにはデカすぎる。さすがに営巣の準備は出来てないだろうと見ていたら・・・

森の中で更に一休み。

やはり一気には運べないんでしょうね。管理人もこれだけの大きさのカエル運んでいるサシバ初めて見ます。

木の枝に獲物を置いています。その後枝被りのため観察するものの動きが分かりません。

その直後に・・・

メスが飛来しました。

管理人達の頭の上を少し旋回した後に、先ほどのカエルの木より50メートル位離れた場所に。

ここらあたりは先週も頻繁に個体を見た場所でした。ただし、その時はメスだけだったはずですから、先ほどのオスと併せてカップル成立でしょうか。

感じとしては求愛給餌まで行っていないのかな、頑張れオスサシバ(笑

一部の田圃では水を張り出しています。全体からみれば少ないですが、餌場も更に増えていくでしょう。

現状では田圃そのものと言うよりは、灌漑用水のような水場に餌を求めているようです。乾いた田圃では餌は少ないのでしょう。

ただコンクリートのU字溝のような水回りは餌場にはなりにくいと思われます。

さて、電柱サシバはやたらと見ます。一々車を停めて写真を撮ってたらキリがありませが、通り過ぎるのは結構もったいない気もします(苦笑

いきなり近づくと飛んで行ってしまいますが、うまく気配を殺して近づくと大丈夫な時もあります。驚かすつもりは無いのでそーっと行きます。

すーっと頭の上を飛んでくれれば、結構近い絵も撮れる時もあります。ワタリの時は結構難しいですけどね。

羽が綺麗ですね。長躯飛翔してきた割には羽が痛んでいませんね。これが繁殖の終わり頃になると換羽もあるのでしょうが、羽がボロボロになった個体をよく見ることになります。

斜め上を気にして飛んでいる様子。何かあるのでしょうか。

さて、本日の那珂川ステーションは先週より混んできていました。

河原は7割くらい埋まっている感じです。

管理人達は今回も設営や撤収の時間が勿体ないのでバンガローです。

ちなみに、夕食は炭火でピザを焼いてみました。ここらあたりの話は別バージョンでそのうちブログに上げてもいいかなと思っています。

さて、かなり恋の季節は進行していることを感じました。明日は午前中は回ってみる予定ですが、さらに動きが活発になってくることを期待して、乾杯と相成りました。