恋の季節・・・サシバの里 2019 Part6

4月7日 日曜日

朝はロッジで焚き火で羽釜を使っての炊飯です。

これが中々旨い。

それとインスタント味噌汁、焼きタラコ、メンチカツ、ベーコンエッグ・・・

朝から食い過ぎの感一杯ですが、昼飯もそこそこに動くのでまあ、いいとします。

このあたりの情景も結構面白いですけどね。キャンプ動画を作るほどのキャンプのスキルは無いですが、そのうち見よう見まねでやってみたいかな・・・なんて少し思います。

さて、サシバです。

朝一はSコースの番がいるところで観察を始めました。

メスが佇んでいます。

暫くするとオスが飛んできて・・・交尾を始めました。

慌ててカメラを構えるも・・・手持ちの所為もあってか、中々照準が合いません。

結局、決定的シーンは撮りはぐれてしまいました。

追伸:
撮りはぐれた後、冷静に考えたら照準器を出しておけば良かったなと後悔しました。

照準器はカメラに付けっぱなしです。

手持ちでも無いよりはあった方が格段にあわせやすいですね。

写真は撮れませんでしたが、ここでの繁殖がかなり有力になって来ました。勿論これだけでは決定的とは言えませんが、通過儀礼として必要なことです。

その後は、2羽とも何処とも無く視界から消えてしまいました。巣の場所の目星は付いているのですが、抱卵までは行っていないようなので未だ未だ油断が出来ません。

更にSコースを巡回しているとメスを発見。

この場所は以前から何回も個体を確認している所ですが、ここも未だ巣の特定は出来ていません。

観察をしていたら、オスと思われる個体が飛んできました。写真では2羽しか写っていませんが、実は、3羽で飛んでいました。

しばらくは3羽で頭の上を回っていました。

メスに対して2羽のオスの恋のさや当てかと思ったのですが、1羽が離脱。

番の成立かと思いきや、暫くすると2羽も視界から消えました。

今は春のワタリの時期ですから、ワタリの途中の個体が縄張りの中に入り込んでくることもあるでしょうし、新たに縄張りとして確保しようとしていたのかもしれません。

サシバの番の成立、縄張りの決定などのメカニズムみたいなもがあるんでしょうけど、それが何なのかは管理人には分かりません。

ただ、こうしていくつかの個体の動きを見ていると、何となく法則みたいなものがあるような気もしますが・・・それが分かれば苦労はしませんね(苦笑

それにしても今後有力な場所の1つとして引き続きマークする必要があると思いました。

さて、午前中もそこそこには色々な個体を見ることが出来ました。

相変わらず電柱サシバはよく見ます。これはメスのようです。

比較的オスの単独シルエットが多いような気がします。繁殖地入りする場合必ず番でと言う訳ではないようですね。

昨年、一昨年生まれた比較的若い個体は繁殖地入りしても簡単に縄張りが見つけられない場合もあるのでしょうか。実際、昨年生まれた思える若い個体を見ることは希で、かなり生存率が厳しいことが窺えます。

ちなみに、今回の観察では3組の番を確認出来たようです。満室率はかなり高くなってきた感じはしますが、来週、再来週位までは動きが活発のような感じもします。

これが抱卵に入るとパタリと動きが止まります。そして雛が孵ると再び、動きが活発になる・・・そんなサイクルのようです。

さて、昼に近づくとそれはそれで動きが止まってきました。まあ、餌取りも一段落すればまったりとしているのかもしれません。

ゴールデンウィークに入る頃は静かになると思いますので、その時はここらあたりの観察は一呼吸おくことになりますが、来週、再来週も出張りかなと思いつつ、昼の撤収と相成りました。

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