秋のワタリはここから・・・水戸市森林公園 Part1 ~ Part3

8月の半ばを過ぎますと、そわそわしてきます。それは秋のタカのワタリが近づいてきたからです。まだまだ暑いといいながら、タカの渡り全国ネットワークの中で先陣を切って水戸市森林公園タカ渡り調査グループの調査が始まります。

そうなると管理人達はいても立ってもいられなくなるのです。少し早いかなと思いながら、日々上がる速報の数字が気になるのです。開始当初から段々数字が上がっていくと暑いのもなんのそのと、ついつい出張ってしまいます。そして今回は8月26日~27日で泊まりと、9月3日と3回ほどお邪魔することになりました。

Part1~Part2 は8月の末ですからかなり暑かったですね。サシバのワタリの方は遠くに見えましたが渡っていく姿は殆ど確認出来ませんでした。どうも例年、管理人達が来ると飛ばないというジンクスがなんとなくあるのかなと思いつつ、今回は泊まりでと気張ってみたのですが、やはりワタリは殆ど確認出来ませんでした。

そんな中、27日に証拠の証拠ですが、観察場所の頭上高く渡っていく姿を捉えました。

遠いし逆光でかなり補正もかけているので画像がはっきりしませんが、どうやらお腹の縦縞模様からすると若鳥のようです。

さて、ここ水戸市森林公園でのワタリの観察は平成17年(2005)から記録が残っています。この観察場所の大鍋と言われるところは、おそらく水戸市内では随一の眺望ではないかと思います。

この場所にたどり着くまで色々な場所を調査グループでは模索したらしいのですが、灯台もと暗しといいましょうか、身近な公園にこんないい場所があったということになり、ここに落ち着いたようです。管理人達も色々な場所にワタリを観察に行きますが、なんと言っても眺望の良さが観察には必要です。他の場所と比較しても遜色ない眺望の良さだと思います。しかも現場に着くまで労力をあまり使わないで済みますので、足腰に多少不安のある人でもなんとか観察に参加できると思います。ただ、トイレは健常者で7~8分歩かなければなりません。ここは少々気になるところです。

さて、9月に入って最初の週末。土曜日は雨模様。しかし日曜日は晴れ。しかも朝方は北東の風で気温も低め。これは飛ぶ条件がそろったと思い、続けての出張りとなりました。

前日の悪天候で公園主催の探鳥会は中止になったようですが、日曜日はまさに秋晴れ。管理人も久々に青く広がる空を見ました。風は弱いですが、風向きはいいようです。やはり北風成分が入って気温が下がらないとワタリは数が出ませんからね。

まつことしばし、出足はいいようです。しかもハチクマが渡っていきます。

遠いと言えば遠いですが、青空をバックにハチクマのワタリの姿を見れるとは、まさに秋のタカのワタリの醍醐味です。

羽が大分痛んでいるようですが、これもワタリの時期らしいといえばらしいですね。それでもサシバなどに比べるとハチクマの方が飛翔能力は高いように感じます。

何を思ったか、反転しながらの急降下。あまりこのような姿は見かけないですが、結構サービスをしてくれました。

そしてツバメも渡ります。イワツバメがえらいスピードで飛んで行きます。

肝心のサシバですが、かなり近いところを通ってくれた個体もありしまた。

眉班からすると成鳥のメスに見えますがどうでしょうか。

そして遠いですが、かなりまとまとったタカ柱も出現しました。

現場での確認では15羽くらいのタカ柱でした。残念ながらこちらを通過しなかったのでまとまった写真は撮れませんでしたが、これはこれで良い眺めでした。

今日は昨日開催されなかった公園主催の探鳥会も開催され他の観察の方も見えたので参加人数は22名とかなり多かったです。

観察の途中に水戸市長が顔を出して熱心にタカのワタリについて聞いていたようです。ブログをみると気になるのがこの場所は小鍋ではなく大鍋なんですけどね。

本格的な秋のワタリの前哨戦と言ってはなんですが、今回は十分な前哨戦となりました。数を望むのは時期や場所的なことを考えると無理ですが、それでも次から次へと飛んでくるワタリのタカ達には十分興奮させられました。本日はサシバ出現72、飛去69,ハチクマ出現6,飛去5。その他ノスリや、ツミ、ミサゴ、言わずもがなトビとかなりバラエティに富んだ観察が出来ました。サシバの出現、飛去数は新記録だそうです。

この森林公園は水戸市民の憩いの場所としてあるのでしょうが、ワタリの時期に限らず野鳥などの観察もかなり良い場所のように思います。管理人達の住まいからも空いていれば2時間程度の行程ですし、泊まりも水戸駅まで車で20分程度なので飲食や宿泊の施設もかなりあります。地方に行くと十分な飲食・宿泊施設がなく苦労することもありますが、ここは都市と自然が微妙な近さで共存しているので活動の拠点としては恵まれた立地だと思います。

さて、さて、ここの公式観察は12時で修了です。来年もワタリの観察はここからスタートかなと思いつつ、管理人達も昼に撤収と相成りました。

追記:
水戸市森林公園をカーナビで検索するときは、「みとし しんりんこうえん」としないといけません。「みと しんりんこうえん」では検索出来ません。水戸市の施設なので名称としては致し方ないですが、その旨を公園のホームページにでも載せておいてくれると少し親切かなと思いました。最近はカーナビでの案内が圧倒的に多いでしょうから、公共・公営の施設はカーナビで間違い無く来れるのかの確認が施設側でした方が良いような気もします。何故かと言えば管理人も公共・公営の施設がカーナビで正確に案内されず困ったことが何度かあり、行くのを諦めたこともありました。とんでもない案内をされると行く気が失せることもありますから、来てもらう側からすれば勿体ない話だと思います。

サシバが渡る・・・春の菜の花台

春です。ワタリ鳥が渡ってきます。良い季節です。冬の猛禽も良かったけど、野鳥達が生き生きと見えるのは夏の繁殖シーズンです。その前哨戦が春のワタリ。いろいろと用事があり中々出かけられませんでしたが、県内でサシバの春のワタリの観察記録をネットに公開している菜の花台にお邪魔してみました。

菜の花台は東名高速秦野インターから11.5キロ、25分程度で着きます。菜の花台に向かう県道は自転車が多いので注意が必要です。また、途中から幅員が狭くなりますので対向車にも注意が必要です。

春は菜の花台、秋は権現山でワタリの観察をふれあい自然探鳥会の方がされていて、タカのワタリ全国ネットワークでも速報が見れます。現地では色々と参考になる情報を教えて頂きました。

今年はすでに600超える個体が渡っていったようです。昨年の秋は天候不順により例年と様相が違いましたが、今年の春も少し違うのかもしれません。いずれにしても無事に戻ってくれるのが何よりです。

到着は6時25分頃。すでに陽が昇り良い天気です。

桜も見頃。ただ、観察されている会員の方によると、この辺りの木はてんぐ巣病らしく花が咲かない枝がかなり増えているようです。言われてみれば花が咲いていない枝がかなりあります。放っておくと桜が台無しになります。なんとか(秦野市に)予算をつけて対策をして欲しいと思います。

展望台からの眺めもなかなか良いです。天気も良く、富士山も綺麗に見えます。この時期だとまだまだ雪が残っています。

展望台に登って最初に見付けたのはウグイス。いい声で啼いていました。

なかなか明るいところに出てきてくれませんが、何気に出てきました。この時期だと枯れ木も多いですから、こんなこともあるのでしょう。ウグイスの次はホオジロ。

陽が昇り気温も段々と高くなってきましたが、サシバは飛びません(笑

かなり数が出ているし昨日は2個体だったそうですから、数的にはかなり厳しいかもしれません。そんな中突然にオオタカが飛び出してきました。この辺りに巣を構える個体だろうとのことですが、オオタカはいつ見てもいい姿ですね。

オオタカは何回か飛んでくれました。オオタカの次はコサメビタキ。春のワタリだなって感じになってきました。

サシバですが、11時過ぎにようやく二羽がお目見え。上昇気流にのり、東へサーッと流れていました。今年初めて見たサシバのワタリ。感動ものです。数はともかくこれが見られることの嬉しさは格別です。ただ距離は遠く、証拠写真にもなりませんが、一応載せておきます。

その30分後くらい後に別個体が一羽で渡っていきました。これも同じように遠くでピントが来てない証拠写真ですがなんとかサシバと分かると思います。これで都合3羽渡りました。

管理人達は午前中で撤収しましたが、その後速報を見ると合計で6羽渡ったようです。数は少ないかもしれませんが、まだまだ油断できる状態ではないようです。

タカのワタリは解明されてないことが多く、興味深いものです。渡っていく姿をみるのもいいですが、ワタリの理由をあれこれ考えるのも一興です。さて、出来れば近々に「サシバの里」にも行ってみたいのですが、野暮用が多く来週は無理のようです。ゴールデンウィーク辺りはなんとか出張りたいと思いながら撤収と相成りました。

タカの渡り・・・伊良湖岬 2016 Part2

翌日2日は天気予報では晴れ間がでるはずでした。しかし・・・

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群れていてもこの有様。距離はとんでもなく遠い訳ではないのですが、どうにもなりません。かなりの湿気模様でこの後殆ど晴れることはありませんでした。

そんな中サシバのメスの幼鳥がかなり近くまで来ました。

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少し距離が離れると霞んでしまいます。

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少し時間が経って別個体だと思いますが、やはり幼鳥が近くまで来たのですが、この時間になるともうどうにもならないと言った感じでした。

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これくらいの距離ならもう少しキリッと写るはずなんですが、ご覧の通りの有様。そしてこんな天気でも渡って行くのかと言う感じなんですが、どうもこの付近だけかなり靄がかかっているようなんですね。山なら陽が上がって気温が上がれば靄は大概晴れますが、どうもここは海が直近にありますので、それが靄の供給源となっていつまで経っても晴れない、そんな感じがしました。そして南西の暖かい風がその供給の役割をしているのかなとも思いました。

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何せ、ホテルの端の方が霞んでい見える始末です。太陽が照っているのが分かると思いますが、殆ど遮光してしまっています。

少しましな時間帯もあるにはありましたが、三日間殆どこんな状態でした。そんな中この悪天を物ともせず、凄い勢いで飛んで行くチゴハヤブサが少しサービスをしてくれました。

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この頃になると少し気がついたことがありました。この時点では確認出来なかったのですが、去年との風向きの違いを知る手がかりがあることをです。伊良湖ビューホテルに行って撮影をした方はご存じだと思いますが、風力発電の発電機が見えます。その羽の方向をみれば風向きが分かります。

今回の遠征では向かって右側に羽が向いていました。そしてこれは去年撮ったものですが、向かって左を向いています。

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地図でみれば分かりますが、右向けば南西、左向けば北東くらいの風の向きのようです。つまり右を向いていれば暖かい南風がたっぷりと湿気を含んで吹いてくる、こんな構図になるわけです。そうすると、どちらかと言えば恋路ヶ浜の方に飛んで行くような感じになるのでしょうか。ですから、恋路ヶ浜で観測して920も飛んでいるのにホテルの崖側からはその十分の一も見えなかったのかもしれません。いや、飛んではいても靄に邪魔され見えなかった個体も沢山あったのかもしれません。どうもこのような天候の時は浜側から観察した方が良いような気がしました。

もっともこのような天候で観察が主体なら数が出れば救いがあるかもしれませんが、撮影はどちらで撮っても厳しかったでしょう。自然相手のことですから、思い通りにならないのは慣れていますが、それでもここまで来て三日間この天候だったのは辛かったですね(苦笑

まあ、救いの一つだったのは、エゾビタキが撮れたことでしょうか。

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伊良湖岬のような地理的な条件はワタリにとって都合の良い部分も多々あると思いますが、海が近いが故の厳しいコンディションもあるのかと思いました。いずれにしてもワタリは山を越え海を渡るものです。人間の都合よりも渡って行く鳥たちの方が自然に対して厳しい対応を迫られているはずです。このような視界の悪いときでも渡っていく個体も多々あると言うことは、かなり切羽詰まった状態であるようにも思います。

そういえば、ワタリではまず聞くことの無かったサシバの鳴き声を二度ほど聞きました。当然視界の悪い状態の中です。集団性の強いと思われるサシバはこのような時に鳴き声を頼りに飛んで行くのでしょうか。勿論、理由は管理人には分かりませんが、妙に切なく聞こえました。

そして天候が今年のように不順だど、ワタリはかなり厳しいものになるとは思いますが、ともかく無事に渡ってくれることを願います。

タカの渡り・・・伊良湖岬 2016 Part1

正直、伊良湖岬編はあまり書きたくなかったです。それくらい苦戦しました。観察にしても撮影にしてもですが、昨年と比べると雲泥の差でした。

と、言い訳を先にしときまして、白樺峠から帰ったのが9月27日の火曜日。そして水、木、金と仕事をして土曜日に伊良湖岬に向かいました。9月25日からの白樺峠行きは当初は予定していませんでしたから、中々のワタリ三昧になってしまいました。伊良湖岬の予定を少し変更したり、休みを取り直したりしてかなりバタバタしましたが、行くなら、「今でしょ」みたいなノリになりました。

そうして苦労の末行った伊良湖岬ですが・・・雨の東名高速を西へ進みますが、ともかく凄い大雨。昨年も台風に遭いましたが、むしろ台風一過のおかげでかなり堪能出来たのですが、今回の天候不順はそんな甘くはありません。

それでも伊良湖岬の恋路ヶ浜に到着。地面は濡れていますが雨は辛うじて上がっていました。

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10月1日土曜日、8時45分。天気に恵まれれば、この時期、土曜日の朝でこれほど車が閑散としている訳がありません。それだけワタリウォッチャーも期待していない訳です。

が、しかし、世の中皮肉なもので、この日の伊良湖岬は曇天模様にも関わらず、944のワタリがあったのです。当然、今季最高です。ならば管理人達もさぞ堪能したと思われるでしょうが・・・

結構なタカ柱が浜ではあがりました。二回ほどですが、短い間にそれを見ることが出来ました。
まあ、これは動画で見てもらった方が感じが分かるでしょう。

ここまでは良かった。そうここまでは・・・

そしてこの浜の混み具合なら伊良湖ビューホテルの方も大して混んでいないだろうと思い、そちらに移動することになりました。この天候ならホテルの崖側の駐車場の方がいいだろうと判断したからです。勿論、今日明日は泊まる予定ですから当然そのように考えます。

ホテルに着くと崖側は一杯に車が駐まっていましが、通常の宿泊客と思われる車もあり適当なところに三脚を設置。程なくしてスペースが空いたので車を移動。場所の確保も比較的スムーズに行われ後は飛ぶのを待つだけみたいな体勢になりました。

ここで余談になりますが・・・

昨年、シーズンたけなわの時期に宿泊客以外の人達が大挙押し寄せ混乱を招きました。今年は随分と抑制が効いているなと思ったら、夜中はゲートを閉めているそうです。そして監視カメラがあり、どうしても夜中に入る車両はゲートにあるインターホンでフロントを呼び出してゲートを開けてもらうシステムになったそうです。毎日そうなのか、土日だけなのかは知りませんが、夜中に宿泊客以外で撮影目的で立ち入ることは出来なくなっているようです。

まあ、日中は普通に出入り出来ますから、その気になれば宿泊客以外でも入り込むことは出来るでしょうが、そのような人はあまり見当たりませんでした。そして、フロントで朝でもチェックインすれば駐車許可証みたいなものを出してくれます。それをフロントガラスのところに置きます。宿泊客でワタリ目当ての人全てが許可証のことまで知っているかと言えば、そうでないような気もしましたが、概ね、守られているようです。

閑話休題

ワタリの集団は少しはいたのですが・・・

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そして霞か靄か、その中を渡って行く個体もありました。

その中のサシバ。単独です。

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そしてハチクマ。これも単独です。

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ともかく視界が悪いですね。少し距離があるとどうにもなりません。

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ただ、驚いたことにこの日はサシバが920渡っているのです。視界が悪いのでホテル側からは見えないのもあったでしょうし、何よりも風向きが悪かったようです・・・続く。

タカの渡り・・・白樺峠 2016 Part9 ハリオアマツバメも渡った

最終日です。昨日は雨の乗鞍、畳平まで行って来ました。そして本日は管理人達が訪れたなかで一番良い天気に恵まれました。いやぁ、これで一昨日を超えることがあったら出来すぎだなんて思っていたのですが・・・

結論から先に書きますとサシバは169、ハチクマは64。出の渋さは先の15日からの遠征といい勝負と言った感じです。ですが、晴天に恵まれましたので、数少ないシャッターチャンスをモノにした方もいたと思います。管理人達は昼で撤収しましたが、その頃にはかなり近くを飛んで行くハチクマの個体もありましたので、写真的には良かった人もいるはずです。

管理人はと言うと・・・一昨日の余韻も昨日の乗鞍行きで少し薄れた感じですが、何処か気が抜けた感じです。まあ、疲れたと言った方が正解かもしれません(笑

そんな中、ちょっとしたお土産が撮れました。

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ハリオアマツバメです。今回の遠征で何回か集団で渡って行ったと思いますが、わっと来てわっと去って行く。そんな感じで中々シャッターを切る間を与えてくれませんでしたが、今回は単独ですが、なんとか撮ることが出来ました。

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中々目の入ったものが撮れませんが、辛うじて入った物がありました。

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本当に辛うじて入った程度ですが、管理人の腕からすればこれはこれで大健闘だと思います。天候も良く青空が背景になって陽が差してくれたのも幸いしたようです。管理人の腕ではこれ以上距離が近いと無理だと思いますが、懲りずに挑戦してみたいですね。

あとワタリの最中のエゾビタキにも逢いました。

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サシバやハチクマ写真はもういいかなと思いながら、近くに来るとシャッターを切ってしまいました。

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サシバの成鳥、メスですね。まあ、まあ、近いですか。それに青空バックで羽の色がそこそこ綺麗に出ているようです。

そしてツミも渡って行きます。成鳥のメスでしょうか。

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そして管理人達の白樺峠のタカのワタリはこれにしめてもらいましょう。ハチクマ、幼鳥、オスです。

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今回の白樺峠は合計で五泊七日の行程になりました。そのうち雨で二日はつぶれましたから、五回峠に登ったことになります。その五日間のワタリの合計はサシバが4492、ハチクマが1112となりました。勿論全てのタカと遭遇した訳ではなくおそらく三分の一程度しか見送ってないと思いますが、その中のどれほどのタカと来年遭遇できるかを楽しみにして白樺峠を後にしました。

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