雛が孵っている期待を込めてサンコウチョウの森に出かけたのですが・・・
とても残念な結果に終わったようです。一時間以上観察を続けていましたが、雛にエサを運ぶ様子は皆無でした。特に朝方の一時間くらいは親鳥の姿さえ見えません。孵っていればこんなことはないはずです。
そして決定的だと思ったのは・・・
巣の近くの枝に雄雌が止まるところを二度ほど確認したのですが、巣を見向きもせずに通り過ぎてしまいました。これは放棄したなと思いました。まあ、雛が孵っていればもっと観察者や撮影者が多数繰り出しているはずなので、現場に到着したときは悪い予感がしたのですが。
数人いたカメラマンは奥の方に移動しましたが、管理人は用事ができたので早々に撤収しました。ただ、帰りの途中で森の入り口に近い方で、かつて雌が巣材を加えていたあたりですが、かなり近い場所で囀りが数回聞こえましたので、こちらの方の営巣はうまくいっているのではないかと思います。どうやら人が確認できない場所にあるようで、なんとも言えませんが、まあ、うまくいけば親鳥が飛び回る姿が見れるかもしれません。これに懲りずにまだしばらくは観察に出かけようと思っています。

