雨の軌道敷(江ノ電物語) その3 和田塚

鎌倉駅の次の駅は和田塚駅です。鎌倉からいくらもありません。約一分です。和田塚の名前の由来は、当然和田義盛などが有名な和田一族にちなむものです。和田一族は北条氏に謀反を起こしたとして滅亡させられました。そんな和田一族の墓が和田塚と呼ばれているようです。血なまぐさい歴史が鎌倉にはそここかしこに眠っていますが、和田塚もそんな歴史の名残ですね。

江ノ電の特徴の一つにやたら踏切が多いことが上げられるでしょう。和田塚駅も例外ではありません。駅のすぐそばに踏切があります。そしてその踏切は狭い道路にかかっています。

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それにしても雨の日曜日なんですが、閑散としています。

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その長閑さは、管理人などの理解を少し超えているようです。生活する場所に非常に近いところを走っている江ノ電とはいえ、こんな光景は管理人の住んでいる近辺ではまずお目にかかれません。

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駅員さん曰く、このあたりの住民の方はダイヤを熟知しているそうで、それが前提なので、あまり小うるさいことは言わないそうですが。まあ、事故が無いからこんな光景があるのでしょう。

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