チュウヒが飛ぶ

 三連休です。福島に帰省しなければならないのですが、途中で浮島湿原に寄っていこうということになりました。猛禽を少しばかり見てみたいと思ったからです。本当は渡良瀬遊水池とかも行ってみたいのですが、時間の余裕が無く、のんびりとした観察は無理なので今回は見送りました。

さて、浮島湿原ですが、いきなりチュウヒのお出迎えです。写真撮るには暗いのでビデオを回しました。朝焼けバックでシルエットですが、その飛翔シーンは中々美しいと感じました。

少し日が明るくなってくると、シャッターも切れるようになりました。

まずはモズです。

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次はノスリ。

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そしてミサゴ。

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遠い写真が多いですが、それでもお出迎えはうれしいですね。

そして本命のチュウヒ。

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管理人の腕と機材だとこのあたりが限界ですが、このときばかりは大砲が欲しいと思いました。今回と同じように撮れればもう一皮むけた絵にはなったと思うのですが(苦笑

まあ、贅沢を言っても始まりません。腕の悪さを機材でカバーしようと思ってもそうは簡単にいかないですからね。それにしても、よく飛んでくれました。湿原の周りには民家があったりして背景が中々難しいですし、基本は遠いチュウヒですが粘れば気まぐれを起こして近くを飛んでくれるかもしれません。

いったん飛び始めると結構長いです。餌を探してのことだと思うのですが、比較的低空を飛んでいるときに狙うのがコツかもしれません。

その他、オオタカも出ましたが、遠すぎて絵にはなりません。一瞬ですが、チュウヒにモビングをしかけられたシーンなどもありましたが、それは偶然にもビデオに映っていたようです。

ちなみに、ここには二羽のチュウヒがいました。そういえば、夏に何回かコジュリン目当てで来ましたが、日中は仮にいたとしても飛ばないんでしょうね。鷹見をするなら夜明けがいいということですから、この時期にならないとちょっと無理でしょうか。それに夏は暑くてのんびりとしている余裕は実はあまり無かったのですが、この時期は若干寒いですが、防寒対策をしていれば夏よりは遙かに快適に観察・撮影ができると思います。それになんと言っても観察に来る人がほとんどいないので貸し切り状態だったのも快適でしたね。まあ、ここは猛禽スポットとしてはあまり人気がないのかもしれませんが、とりあえず管理人としては今年の秋冬シーズンは何回か通ってみようと思います。