連日の三番瀬・・・

 昨日の時点でヒメハマシギは23日に抜けたとの情報を得ていたのですが、ミヤコドリを撮りたいとつれあいが言うので、連日の遠征になりました。

つれあいがミヤコドリを撮っている間管理人は荷物番をしながらビデオの準備などをしていのですが、さて準備も出来たし昨日網越しか撮れなかったミヤコドリを撮り直そうしたのですが・・・。あれれ、いない。つれあいが撮影している間は確かにいたのですが、いつのまにかあっと言う間にいなくなってしまいました。まあ、野鳥ですからしかたないのですが。

少々落胆していると少し人だかりできて、何かを撮っています。近づいてみると、トウネンでした。

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これがシベリアあたりから飛んでくるのですから、凄いといえば凄いですね。それで何枚か撮っているうちにトウネンとは違うのがいるのが目に付きました。

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トウネンより少し大きく、嘴の先が少し曲がっています。最初はヒメハマシギかと思ったのですが。詳しい人に確認すると、少しシギに詳しいひとなら白い眉斑と側頭線の上の白線が二本の線なるので、キリアイだとすぐ判るとのこと。まあ、言われてみればですが。何でも「キリアイ」は「斬りあい」の傷が頭にあるのですぐ判るとか(笑

それでトウネンとキリアイを撮っていると、網の向こうの瀬で今度はかなりの人だかり。網の向こうのくぼみに何羽かのトウネンが見えるのですが・・・。フィルードスコープを抱えた年配の人が「あの中にヨーロッパトウネン(ニシトウネン)がいるようですね」と通りすがりながら教えてくれました。実は葛西臨海公園でニシトウネンの話を聞いていたので、もし本当ならヒメハマシギ並みの希少性ということになるのではないかと思います。ですが、みても判別できませんでした。また、その近くに行くにはどうしても長靴がいるのでなんとももどかしい思いで、遠くからシャッターを切りました。

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真ん中のがそうかなぁとも思いたいのですが、判りませんね(苦笑

まず、トウネンが判っていないと他のものが判らないと言う感じですね。

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それでさらにニシトウネンにこだわりますが、一番手前の少し小さ目のがひょっとしてと思っているのですがどんなもんでしょうか。

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三番瀬の先に谷津干潟もあるので、今度は長靴を履いて来月も一度は遠征してみたいと思っています。

ふなばし三番瀬海浜公園

 ミヤコドリがいるのでとりあえず撮影してこようと思い、三番瀬として知られる、ふなばし三番瀬海浜公園に遠征してきました。

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ご覧のとおりいるにはいるのですが、距離もあり網の向こう側にいるので、証拠写真程度のものしか撮れませんでした。

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網の隙間からデジスコでも使えばなんとかなるかもしれませんが、一眼レフではかなり難しいですね。ビデオも撮りましたが、似たり寄ったりですね。

三番瀬でヒメハマシギが最近出たとの情報もあり少し期待していのですが、本日は見えませんでした。撮影をした人から写真を見せてもらいましたが、沢山のトウネンの中にポツンと少数(おそらく一羽程度か)が混じっていたりするようで、相当慣れた人でないと同定できないと思われます。とりあえずそれらしいのがいたら、枚数を気にせず撮りまくれとのこと。あと朝早くがいいとか、潮が満ちているほうが岸の近くで撮れるとか。まあ、いなければ何ともなりませんが(笑

まあ、ヒメハマシギはいなくても、大砲組やフィードスコープ組は沢山いました。

それで、公園の駐車場から公園内を通って瀬までは比較的近いですし、公園内にトイレや売店もあります。瀬は日陰がないので本日のようにかなり暑い場合、長い時間留まるなら日除けが必要でしょう。

潮干狩りはシーズンを過ぎたのでやっている人はあまりいないですが、野鳥の近くで潮干狩りをしている人もいました。潮干狩りをしている人がだんだんミヤコドリの群れに近づくと、突然ミヤコドリが一斉に飛び立ってとんでもなく遠くに行ってしまったハプニングもありました。

他に行く場所もあったので一時間程で撤収しましたが、かなり遠いのでそうそう頻繁に通う訳にもいきませんが、機会があれば又行きたいと思います。

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たまには蝶々も撮ります・・・

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連休中はなかなか定期巡回が出来ませんでしたが、本日は午後からなんとか一回りしてきました。

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上の池の方に人が大分出ていて騒がしいのか、下の池で若が涼んでいました。10日ぶりくらいなんですが、少し大人になったのでしょうか。まあ、なんとか来年は代を繋いで欲しいですね。

新池も寄りましたが、蚊の大群に纏わりつかれ早々に退散しました。今年は冬鳥をここで待ち構えてみようかと思っています。日が差さないので寒いかもしれませんが、ビデオもありますので器材を持ってあまり動き回るのは無理ですからね。まあ、暑いのには弱いですが、寒さには強い管理人ですから、大丈夫だと思います(笑

花木園もまだ蚊が多いですね。一回りしましたが、管理人的にはめぼしいものもなくそろそろ帰ろうと出口に向かって歩いて、休憩所の近くにまで来たときです。カメラを構えた人が二人ほどいるので、少々遠目で覗き込んでいると、結構大きな黒い蝶々が花の周りを翔んでいました。帰宅してネットで色々と調べてみたらどうやらナガサキアゲハのようです。

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色が少々派手ですが、これがメスのようです。野鳥だと派手な方がオスなんですけどね。

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オスがメスを追いかけています。交尾をしようとしているのでしょうか。だとしたら中々うまくいかないようです。

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本日は400mm一本だけの軽装備でしが、動き回る大きな蝶々を望遠で寄らずに撮ったのが結果的には良かったのかなと思います。管理人的にはビデオで撮りたかったという思いもありますが(笑

シギです・・・

 平時の休みを利用して葛西臨海公園に行って来ました。土日祝日は結構な人出になりますが、平日とあって撮影に支障はない程度にそこそこ空いていました。

そんな中、デジスコ使いの人が、「アカアシ入っていますね」とポツリ。自慢じゃないですが、シギ・チドリの類はよく分からない管理人ですが、「アカ」という言葉には反応してしまいました(笑

アカアシシギは、希少というほどのことはないのかもしれませんが、葛西では年に何回も見れないとか。

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目線が面白いですね。

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かなり近くまで寄ってきました。

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捕食しています。

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13時過ぎにオグロシギが入ってきました。

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「フィールドガイド 日本の野鳥」で調べると、どうやら幼鳥のようです。ネットで検索してみると秋の渡りは幼鳥が殆どのこと。淡水の場合殆どオグロシギらしいのですが、干潟となるとオオソリハシシギと見分ける必要があるようです。見分けるポイントは嘴のそり具合、尾羽に太い黒帯があるのがオグロシギ、数本の細い黒帯があるのがオオソリハシシギとのこと。ぱっと見では管理人なぞでは分かりませんね(苦笑

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両方に足環をつけられているセイタカシギ。色々な事情があるにしても両方の足にあんな余計なものをつけらたら迷惑な話だと思います。

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左足が折れているらしいアオアシシギ。なんとか片足で健気に生きています。

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コアオアシシギ(多分)もいたようです。セイタカシギとのツーショット。

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おまけのカワセミです。メスですが、元気に潮水の中に飛び込んで餌取りをしていました。

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ビデオもかなり撮ったのですが、編集が間に合いません。これは後日アップを予定しています。

彼岸花が咲いていました

 某県立公園の定期巡回です(笑

本日はすぐにも雨が降りそうだったのでカメラ一台だけを持って出かけました。

ちょっと早いのかなと思いますが、彼岸花が咲いていました。白い彼岸花は千鳥ヶ淵戦没者墓苑にもありました(ピンクの彼岸花もありました)が、ここでも咲くようです。

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勿論赤い彼岸花も咲いていました。

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密生していると言う感じではありませんが、秋が来たなと感じますね。

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公園を一回りしたのですが、いつものカワセミの若(鳥)が見当りません。雨が降りそうなのでカメラをバックにしまって出口に向かって踵を返したとき「ツィー、ツィー、ツィー」短く繰り返す、あの若の声が聞こえました。若がよく留まる滝の広場に静かに引き返してみると

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いるではないですか。なんてサービス精神の旺盛な若なんだろうと、さらに静かに近寄っていきます。

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400mmとは言え、ノートリミングですから、かなりの近距離です。まるで管理人なぞいないかのようです。少し移動します。

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曇りで光量が足りずシャッター速度が遅い(1/50)ので手ブレが気になりましたが、なんとか撮れたようです。それにしても、4メートル位に近寄っても物怖じしないのはいいのですが、あまり無頓着だと少し危険ですね。もう少し大人になればまた違ってくるのでしょうか。

雨がそろそろと降って来ました。もう少し撮りたかったのですが、早々に撤収となりました。