思わぬところで・・・東京港野鳥公園

前日に浮島湿原、三番瀬とかなり走ったので、本日は近場の東京港野鳥公園ということになりました。ここは朝の九時からなので自宅でゆっくりと朝食を済ませてからの出撃です。

本日は第2回里地里山フェスティバル ~「環七沿い」によみがえった里地里山~が開催されていました。それで入場は無料。連れ合いはラッキーを連発していましたが、人が多くなるので如何なものかと思いましたが、観察者が大幅に増えるようなことはありませんでした。ちなみに、連れ合いはブルーベリーの苗木をもらってご満悦の様子。

さて、イベントはさておいて鳥の方ですが、こう言ってはなんですが、本日は不調の部類に入る日だったようです。去年の十月頃、タカサゴモズが出たときはアリスイやオオタカなども出てくれたので結構賑やかだった時もありますが、普段はこんなもんだと思います。

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遠いですが、オオタカの若、証拠写真ですね。頭上通過を待ってはみたのですが、それはなしでした。

弟からの電話で用事が発生したので、もう少し粘ってもよかったのですが、昼の時点で早い撤収となりました。そんな帰り際、野鳥公園の下を通る東海道貨物線の接近灯が警報付きで光り出しました。珍しいのではないでしょうか。実はここは東海道貨物が海底トンネルから出てくるところなのです。機会があったら貨物の通過を見てみたいと思っていたのですが、中々遭遇しませんでした。

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ただ、レンズは400ミリの単焦点なのでこんな写真になってまいました。撮りようによっては背景にレインボーブリッジが写るので次回はちゃんと撮ってみたいですね。

カモですけど・・・

 浮島湿原は朝方飛んだのですが、そのご音沙汰なし。ビデオは撮りましたが、写真は(チュウヒに向かって)シャッターを切ることなし。ま、そんな訳で少々物足りないので、帰りに三番瀬に寄ることにしました。

そこで、カモですけど・・・ってな感じでした。

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おなじみビロードキンクロ。ピロキンが今年も懲りずに越冬しに来てました。今年で九年目だとか。繁殖地には戻っているんでしょうけど、単独越冬を何年も続けている義理堅いと言いましょうか、変わり者といいましょうか、そんなカモです。

こんな感じて違うカモ(ほとんどスズガモですが)たちに囲まれています。

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・・・カモたちの群れの中に見慣れぬカモが

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もうちょっと近づいてみると・・・

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黒いカモだ・・・それじゃクロガモだろうなんて、いい加減な観察ですが、クロガモです。

時々、ピロキンとクロガモが接近します。

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時折、ツーショット気味になることもありますが、まあ、カモ同士ですから、動きの方は静かなものです。

そんな三番瀬に珍しくムナグロが入っていました。ダイゼンはおなじみですが、三番瀬では珍しいですね。

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カモですけど、観察リストに一つ新しく入ることになりました。浮島湿原は不発でしたが、それなりによい日和でした。

チュウヒが飛ぶ

 三連休です。福島に帰省しなければならないのですが、途中で浮島湿原に寄っていこうということになりました。猛禽を少しばかり見てみたいと思ったからです。本当は渡良瀬遊水池とかも行ってみたいのですが、時間の余裕が無く、のんびりとした観察は無理なので今回は見送りました。

さて、浮島湿原ですが、いきなりチュウヒのお出迎えです。写真撮るには暗いのでビデオを回しました。朝焼けバックでシルエットですが、その飛翔シーンは中々美しいと感じました。

少し日が明るくなってくると、シャッターも切れるようになりました。

まずはモズです。

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次はノスリ。

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そしてミサゴ。

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遠い写真が多いですが、それでもお出迎えはうれしいですね。

そして本命のチュウヒ。

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管理人の腕と機材だとこのあたりが限界ですが、このときばかりは大砲が欲しいと思いました。今回と同じように撮れればもう一皮むけた絵にはなったと思うのですが(苦笑

まあ、贅沢を言っても始まりません。腕の悪さを機材でカバーしようと思ってもそうは簡単にいかないですからね。それにしても、よく飛んでくれました。湿原の周りには民家があったりして背景が中々難しいですし、基本は遠いチュウヒですが粘れば気まぐれを起こして近くを飛んでくれるかもしれません。

いったん飛び始めると結構長いです。餌を探してのことだと思うのですが、比較的低空を飛んでいるときに狙うのがコツかもしれません。

その他、オオタカも出ましたが、遠すぎて絵にはなりません。一瞬ですが、チュウヒにモビングをしかけられたシーンなどもありましたが、それは偶然にもビデオに映っていたようです。

ちなみに、ここには二羽のチュウヒがいました。そういえば、夏に何回かコジュリン目当てで来ましたが、日中は仮にいたとしても飛ばないんでしょうね。鷹見をするなら夜明けがいいということですから、この時期にならないとちょっと無理でしょうか。それに夏は暑くてのんびりとしている余裕は実はあまり無かったのですが、この時期は若干寒いですが、防寒対策をしていれば夏よりは遙かに快適に観察・撮影ができると思います。それになんと言っても観察に来る人がほとんどいないので貸し切り状態だったのも快適でしたね。まあ、ここは猛禽スポットとしてはあまり人気がないのかもしれませんが、とりあえず管理人としては今年の秋冬シーズンは何回か通ってみようと思います。

2013 タカのワタリ ダイジェスト版(ビデオ編)

いつもの武山と初めて行った足柄峠を簡単に編集しました。どちらかと言えば何回も通った武山の方は撮影が不調で、今ひとつですが、初めて行った足柄峠はシーズン終わりにもかかわらず、十羽程度ですがタカ柱を撮影出来ました。

足柄峠の方はいつもはもっと遠いらしいのですが、たまたま、ラッキーだったようです。

猛禽類は飛んでいるところを撮ってなんぼのところがありますから、一眼レフでの写真撮影よりビデオの撮影の撮影の方が管理人的には苦労します。まあ、歩留まりも写真に比べると良くないですが、ビデオならの臨場感に惹かれて懲りもせずなんとかやっていと言ったところですね。

武山編

足柄峠編

三番瀬 秋本番

 ここのところタカのワタリばかりの鳥見でしたが、それも一段落して久しぶりの海浜回りです。ここ三番瀬も冬の到来をつげる兆候が出始めていました。

ウミネコに混じってユリカモメが羽を休めていました。ここで越冬はしないと思いますから、更に南へと向かうのでしょう。

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若干夏羽が残っているハマシギの姿もちらほらみかけました。ハマシギの数はまだまだといった感じですが、冬の到来が近いことを実感します。

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後でビデオで見たとき気がついたのですが、どうやらサルハマシギが混じっていたようです。眉斑がハマシギより白く目立っていましたし、くちばしもやや尖ったかんじでした。さらっと見ていると気がつかなかったですが、まあ、混じっていたとしても不思議はありませんが。ただ、中々現場では気がつきません。まあ、修行が足りないと言われればその通りなんですが(笑

ダイゼンも冬羽になっていました。夏羽と違って地味な出で立ちですね。

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別固体のダイゼンですが、足環が三つもつけられていました。ここまでしなくてもいいような気がしますが。

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ミヤコドリも結構入っていました。これも三番瀬らしいショットですね。

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ハジロコチドリ、メダイチドリ、シロチドリなども。

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あとメダイチドリより大きな個体がいたのですが、オオメダイチドリかもしれませんが、ゴカイを捕食しているので違うかもしれません。体は明らかに大きいのですがメダイチドリにも個体差があるようなので同定は(仮 ひょっとして オオ)メダイチドリということにしておきます。

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あと少し不気味ですが、カワウの大群です。よく川のように飛んでいくと表現しますが、まさにそんな感じです。来年はタカのワタリでこんなシーンが見れたらいいのですが。

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まあ、なんだかんだ言って三番瀬はいいところです。あと各地でダイヤモンド富士が見れますが、三番瀬は10月27日のようです。来週の日曜日の夕方ですから、台風一過の晴れになるといいですね。

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