昨年末から一月にかけて鳥見や鳥撮りが出来なかったことは前回のブログに書きました。それでようやく最近少しずつ回りだしのですが・・・、行く先々で知り合いに合うと
「・・・のあれ行きましたか?」と聞かれることが大変多いですね。まあ、二ヶ月近くも回っていないと色々と出てくるようですが、それにしても、なんか今回の冬は当たり年なのかと思ってしまいます。まあ、なんとも皮肉な話です(苦笑
よく聞かれたひとつに葛西臨海公園のギンムクドリがいます。そんな訳で今年初の海浜回りとなりました。いつものように三番瀬から葛西臨海公園に回ります。
三番瀬の方は動きのない時期なのでしょうね。ダイシャクシギやビロキンはいましたが、その他はあまりこれと言ったものは見かけませんでした。ダイシャクシギやビロキンは遠いのでなんとかビデオには収めましたが、写真をアップするほどのことはないと思います。そのうちビデオで上げたいと思います。
ミヤコドリとセグロカモメの群れ。右端に見えるのはダイシャクシギ
さて、お目当てのギンムクドリですが、これはあっさりと撮れました。結構長い間居るようなので需要は満たしているのでは思っていましたが、さすがは日曜日。結構な人だかりでした。もっとも常連組は見かけませんでしたから、其の辺りの需要は満たしているのでしょう(笑
桜の木に止まっている。これで花が咲いていたら相当にいい絵になると思うが、花が咲いていると撮影がとても難しくなるのが悩みの種。桜の咲く頃までいたら嬉しいけどね
比較的近くに寄ってきた。ムクドリだから元来、極端に警戒心が強いということはないのかもしれない。撮影するには有り難いところ。
葉が生い茂っているところを抜いて撮った。写真としてはこれが一番好みかも。背景のボケが中々綺麗だと自画自賛
なんといっても飛び出しを撮るのが鳥撮りの醍醐味の一つ。腕だけでなく運も必要だが、運があればまぐれでもこんなのも撮れるという見本。
ビデオの方は当初、ちょっとしたトラブルで何本か撮ったつもりが撮れていませんでした。それでも少しは撮れたのでこれも後日アップしたいですね。
それにしてもムクドリとそれほどの違いはないようにも思いますが、バーダーの関心と反応が天と地ほどの差があるのを見ていると自分のことは棚に上げて、これはこれで面白いですね。数の希少性に人々は惹かれるところがあるわけで、ムクドリとギンムクドリの数が逆転すればムクドリに関心が行くわけですよね。栓の無い話ではあります。
ムクドリと比べると贔屓の引き倒しになるかもしれませんが、聊か上品な感じがします。色合も綺麗ですね。ついでにその表情もなんとはなしに可愛いのかな。ムクドリよりはかなり女性受けしているなと、回りの女性バーダーを見て感じました。
ギンムクドリがあちこち回るのでバーダー達の集団も大きく二つに分かれていたようです。夕刻に近くなると、管理人のいた場所は殆ど人がいなくなりました。それでもなんとか本日は撮れたので胸を撫で下して、撤収と相成りました。