今年は特に寒い冬となり花の咲くのが結構遅れているようです。そうは言ってもすでに3月11日となり、ようやく梅の花が咲き出しました。遅い春の訪れですが、重い腰を上げて梅の花でも愛でに行こうかと、出かけました。
一昨年に行ったきりの芝離宮でしたが、確かあれは2月14日。その頃は結構梅の花が咲いていました。福寿草や蝋梅なんかも見ごろだったように記憶します。さて、今年は約一月遅れとなった訳ですが、福寿草は終っていましたし、蝋梅は見ごろを過ぎていました。梅の方は木よっては六分咲きがあったり、未だ蕾だったりでかなりバラつきがありました。
越冬している水鳥も一昨年に較べるといくらか少ないようです。特にこれといったものはいませんでしたが、ここは距離が近いので撮影には皇居なんかよりも具合が良い様に思います。ミコアイサなんかも入ったこともあるようなので油断は出来ないかもしれません。
ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、といったところですが、コガモも入っているようですが、確認出来ませんでした。
一昨年来たときは、沢山のツグミを見たし、ジョウビタキ(オス)やらキセキレイなんかも見れたんですけどね。今年はツグミを一羽見ましたが、後は少々のムクドリ、ヒヨドリ、ジュウカラといったところでした。
真冬並みの寒さと天気予報は言っていました。確かに風の冷たさは冬を感じさせましたが、日差しはあきらかに春の日差しです。日が当たるところは春がかなり近いことを感じさせてくれます。今年の冬はしぶといかもしれませんが、確実に春は近づいていることを実感した昼下がりの芝離宮でした。