昔の脅し文句で、「月夜の晩ばかりじゃないぞ」と言うのがありましけっね。今の都会は月夜でなくても明るいからピン来ませんが、昔は月夜と言うのは結構明るかったようです。管理人もご幼少の頃、田舎でそれは体験しました。昔の田舎の夜は本当に真っ暗でしたから、月夜の晩(特に満月)の明るさは一入だったように思います。
まあ、ウサギが餅つきをしているなんてのは、端から信じていない今の子供達にとってどんな風に月が映るのかは知りませんが、撮影対象として「花鳥風月」の最後として、月を撮ってみるのも一興かと思い、とりあえずの一枚。
まあ、こんなの撮ってしまうと「かぐや姫」の話は遠い過去のことだとつくづく思い知らされてしまいます。しかし、御伽噺の話の中にも宇宙の謎を彷彿とさせるものがあります。科学の時代とか言って何でもかんでも解き明かされつつありますが、依然として宇宙創成の謎は解けていません。まあ、そんなことを思いながら、月見をする宵の口でした。