あまりにも鳥撮りが不調というのが理由ではないのですが、午後は浜川崎に鉄撮りに行こうということになっていました。まあ、鉄撮りというよりは管理人的には鉄見なんですが。
「特別臨時列車で行く 武蔵野貨物線・梶ヶ谷貨物ターミナル」ツアーが行われ、浜川崎貨物駅に185系が入線することになっていました。ここに旅客車両が入線するのは希です。当たり前ですが、貨物駅なのでこのようなイベントでもないとなかなかありません。
通常の南部線の運行でもここは平行移動が大きいところですが、南部支線の浜川崎駅を通過するのも平行移動をしまます。管理人などは線路跨ぎと言っていますが、鉄道運行の安全上、できる限り行わない方がいいのです。ですが、時と場合によってと言うことになります。
浜川崎はかつては貨物取扱量日本一を誇った時もありました。まさに日本が高度経済成長を走っていた頃です。時は流れいまではこの浜川崎の踏切がしまることは日に何度もなくなりました。時代の移り変わりは至る所に影響を及ぼしているわけですが、かつての名残も若干ながらありました。
入線した185系とホッパー車。その脇を扇町に向けて鶴見線の車両が抜けていきます。もともと鶴見線は貨物線として発足した経緯がありますが、この鶴見界隈、川崎界隈はかつての日本の高度経済成長の足跡が残っています。時代の残した足跡をたまには見に行ったり写しに行ったりもいいなと感じた今日この頃でした。
そんな感じて少し黄昏れてベンチで帰りの電車を待っていたら(休日の昼間は一時間に二本くらいしかない)なんと東海道貨物線をEF66の30が上っていきました。今日は事前に貨物のダイヤを調べてなかったので思わぬ遭遇でしたが、このところEF66の0番代が復活していまたが、30は初めての遭遇でした。もっとも子供の頃見た可能性はかなり高いのですが。
これも昭和の名残の一つでした。
平成25年(2013)12月1日(日)