今年もサンコウチョウの森のシーズンがきました。ここ数年はこれが初夏の最大の楽しみになっています。今年は果たしてサンコウチョウに会えるのか、期待が膨らみます。
そんな訳でとりあえず日曜日(18日)に近隣のロケハンを含めサンコウチョウの森のあたりを一回りしてきました。機材は一応一眼と小さいビデオは持って行ったのですが、歩き回るのでそれも置いて、双眼鏡だけの軽装備となりました。まあ、機材を持ち歩くとあまり歩けなくなるのでそれはそれで正解だったと思うのですが、せめて小さいビデオくらいは持ち歩くべきだったかなと若干の後悔もありました。
日曜日の午前中、巣作りは始まっていました。まだ巣は小さく、頻繁にサンコウチョウが巣材を持って来ます。どうやら土曜日(17日)あたりから始まったようです。そしてたまたま平日休みだったので出張ってきました。
さて、現地に到着して、朝が早いせいか、サンコウチョウはまだ動いていませんでした。サンコウチョウが動いていないので巣を確認するのは厄介だなと思いつつ、日曜日の記憶をたどりながら巣を探しましたが、どうも見つかりません。目印にしていた木を勘違いしたらしく、後から来たベテランさんに教えてもらいました。
さて、巣を確認し、程なくしてサンコウチョウが巣作りを開始しました。思いの外巣作りが進んでいて、寄りつき度合いが昨日あたりに比べると悪いとのこと。巣作りを初めて三四日あたりがひとつの目安になるようですね。
さて、今年の雄は尾羽が長いですね。ここ何年かは管理人は短い尾羽の個体をよく見かけたのですが、なんとなく今年はちょっと嬉しいかもしれません。まあ、短くても長くても繁殖してくれるのが何よりなんですが。
巣作りに勤しむ雄
抱卵なのか一休みしているだけなのか、はたまた産卵中なのか分かりません。
雄雌のツーショット。ちょっと珍しいかも。
写真を撮るにはかなり距離があり結構つらいところです。ただ、比較的見通しの良い場所に巣があるのでそれは助かるのですが、外敵に対して少し弱いのではないかと心配してしまいます。
いずれしにても当分は目が離せないですね。