よこすかYYのりものフェスタ 2014

よこすかYYのりものフェスタ2014が6月14日から15日にかけて開催されました。興味があったのですが、サンコウチョウも気になり横須賀までは足を伸ばせませんでしたが、列車乗車体験会でかなり珍しい編成の列車が走ると聞き、サンコウチョウの観察を少し早く切り上げて、東逗子までその列車を見に行きました。

旧型車両の旅と銘打たれたこの催しは、昭和13年に製造された旧型車両をEF64の1001(鉄ちゃん用語だと千トップといい、茶色い機関車なので茶釜と呼ばれる)が牽引します。機関車による列車運行ですから、電車のように簡単に進行方向を入れ替えることができませんので、逆進用に最後尾にEF65の501が付きます。このような形態の運行をPush-pullと言います。

このような編成の列車自体が珍しいですが、それが横須賀線を走るとなるとさらに希有な出来事になります。そんな訳で当日は東京駅あたりから横須賀駅の間は撮り鉄たちが大挙して押しかける状態となるのです。

そうするとこの大挙して押しかけた撮り鉄たちが、さらに一般の人たちの興味を引き、場所によっては騒然となることが予想されました。JR東日本の職員の方は大変気を遣うこととなりますが、まあ、鉄道に関する一大イベント、お祭り状態と化する訳です。

何せ、当日はワールドカップにおいて日本の試合(それも初戦)と重なる時間帯に運行されていますので、これを撮りに来ると言うことは、サッカーより鉄道という人たちということになります。曰く、管理人もサンコウチョウの森と抱き合わせで見学に行ったので、人のことはどうこう言える立場ではありません(笑

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画面では一部撮り鉄たちが写っていますが、実際集まった数は100人は遙かに超え、200人以上はいたのではないかと思います。こう言っては何ですが、東逗子駅なんて普段は閑散として人の疎らな駅なんです。まあ、何ですが、珍しい列車や機関車を見るのも楽しいですが、野鳥の観察が身についているせいか、この撮り鉄たちの必死の形相や行動を観察するのも中々興味深いものがあります。

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少しは喧噪としましたが、事故やトラブルもなく列車が去ったあとは、次の撮影ポイントへ移動していったようですが、その速さは見事なものです。

管理人は東逗子でちょっとお祭りに参加した程度の感覚でしたが、結構楽しいものです。まあ、この日は所謂、鳥鉄で過ごした一日ということになりました。

そうそう、思い出しました。昨年の7月28日、高崎線130周年キャンペーンでも、この茶釜が走っていました。そのとき管理人はなんと北鴻巣まで見に行ってきたのですが、そのときもかなりの田舎にもかかわらず他県ナンバーの車が集まり、パトカーが出動する騒ぎになったことがありました。

まあ、野鳥でも鉄道でも熱心な人たちがいますが、一般の人たちに迷惑になるようなことは慎みたいですね。

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