東京貨物ターミナルです。いままで撮ってきた福山レールエクスプレスやSRCの上り列車はここを目的地としています。
旅客列車なら旅客の乗降にそれほど手間はかかりません。しかし、貨物列車はそうはいきません。しかも、この荷物を扱う荷役作業も含めて輸送なのです。どう言うことかと言うと、運送会社の事情を鑑みればモーダルシフトを実現するためには、走行時間の短縮だけではすまない、つまり荷役作業の効率化も考慮しなければモーダルシフトは実現しないと言うことです。
かつてのトラック輸送は国鉄のストライキで輸送量を劇的に伸ばした歴史的な事情があります。つまり輸送業者として先鋭的に対立していたのです。しかし、日本の物流事情を鑑みたとき、トラックと鉄道を複合的に効率よく運用するのが国益に適うのは説明を要しないでしょう。その具体的な事例一つが東京貨物ターミナルで実践されているのでしょう。
PS:08.08
福山レールエクスプレス 走行編 改訂版その2をアップロードしました。走行編の続きが東京貨物ターミナル編ということになります。