昨年のシーズン終わりに足柄峠に初遠征して以来、ようやく矢倉岳に登りました。
高圧線が被っていますが、山頂が見えます。
足柄万葉公園から約一時間半。健脚の人なら一時間程度の行程ですが、管理人は機材を担いでいるので、かなりペースを緩くして登りました。
標高はご覧の通り870メートル。空気が薄くなるほどではありませんが、タカに少しでも近づければと思い登りました。
山頂に登った当初は靄がかかっていました。曇った空は晴れることがありませんでしたが、それでもタカは飛んでくれました。
これはツミのメス成長と幼鳥、おそらくは親子ではないかと思われます。渡って行った訳ではありませんが、中々珍しいツーショットだと思います。
メスの単独。
結構近くを飛んでいました。背景が雲なので色が出るか心配でしたが、かなり強烈な露出補正(当然プラス側)を施して、ようやく撮れた感じです。
幼鳥の単独。
それにしても随分と遊んでくれました。
次は左下に傾いたノスリ。
その次は右下に傾いたサシバ。
二枚を横に並べるとなんか睨み合っているみたいです(笑
一応はサシバのワタリがメインなので・・・
この頃になると山頂にかなりの登山者が押し寄せ、昼食を取ったりしていました。まあ、こうなると近くには寄ってこないのでしょうね。まあ、致し方の無いことです。
致し方無いと言えば、空が真っ白なのはやはり辛いですね。もっとも曇っていた方が高度は低くなると言われていますが、どうなんでしょうか。人が集まった山頂、曇った空。なんとも条件としては複雑な気もします。
とは言ってもそれなり堪能出来たと思います。シーズンも終わりに近づいているので、これが見納めになるでしょうから、まあ、良かったですね。
今年は天候の関係で、あまり地元は回れませんでした。それでようやく最後になって矢倉岳に来たのですが、普段から鍛えておかないと機材を担いで登るのは辛くなりそうです。なんと言ってもタカに少しは近づけるのがいいですね。それと天気が良ければ富士山が綺麗に見えるのです。富士山を背景にタカを撮り茄子を昼飯に食べる、一富士二鷹三茄子なんてね、来年は洒落でいいからやってみたいですね(笑