伊良湖岬 2015 Part2

管理人は伊良湖岬でのワタリの観察・撮影について、色々な人から話を聞きました。勿論、ホテルに滞在した人からも聞きました。

撮影をするなら崖側の駐車場からがいいとも聞いていました。屋上の展望台は寄ってくればいいけど、なかなかそうはいかないらしいとも聞きました。

実は朝浜に行く前に、ホテルに寄ってみたら、十数人程度の人が撮影をしていました。まあ、場所的にはその時はかなり余裕がある感じでした。

その後浜で観察・撮影をして金曜日の15時30分頃ホテルに再度到着。崖側の撮影ポイント側に駐車スペースが空いていたので当然そこに車を止めます。その時大概の人は、自分の車のハッチを開けて、その後ろで撮影していました。

現場の写真を撮り忘れたので少し分かりづらいですが、グーグルアースで見ると、駐車場が三つありますが、ホテルの入り口から一番離れた崖側、車の後ろに白いコンクリートの花壇が見えますが、車と花壇の狭いスペースに機材を置いて撮影をしていました。

大きな車だと少し前に出して後ろのスペースを開けて、そこに椅子やらなにやら置いている人が大半でした。それが金曜日の夕方の状況でした。まあ、かなり厳しい場所での撮影になるんだなと思いつつ車は崖側に停められたのでそれで場所取りは完了だと管理人的には思ったのです。

ところがです。

土曜日の朝、5時半頃少し早いかなと思いつつ、自分の車を停めてある場所にいったら、管理人の車の後ろの狭いスペースに椅子やらなにやら機材を並べている人がいたのです。

管理人としては自分の車が停まっている場所でもないのにと思い、どいてもらうように声を掛けたのですが・・・

場所取りをしていた人の話によると、ここは、来た順番で場所取りをしていいというのです。いくらなんでも他人の車の後ろ、それもかなりせまいスペースでそれはないでしょうと管理人も珍しく抵抗してしまいました。

もめ事は嫌いなので普段はまあ、いいかと思ってしまうのですが、さすがにこれで撮影が出来なくなると困ると思ったんでしょうね。

多少すったもんだはありましたが、他の場所がまだ空いていたのでそちらに移ってくれました。が、管理人も釈然としませんし、その人も当然釈然としなかったでしょう。まあ、管理人は初めて来たので、そのようなローカルルールは承知していませんでしたから、こちらの常識を言ったつもりだったのですが、噛み合わなかったですね。

少し離れた人にもそうなんですかと聞いたところ、「まあ、そうですね」との返事。他の場所が空いてはいましたが、管理人も一応「知らなかったもんですから、申し訳ないです」と謝っておきましたが、憮然とされていました。

後で状況が飲み込めてくるとこういうことだったのです。つまり、ホテルに来た時に崖側の駐車場が空いていないので、他人の車の後ろの狭い場所を確保する。するとそのうちそこに停めていた人がチェックアウトすれば車は出て行く。そしたら自分の車をそこに入れる。聞いたら、管理人の車の後ろに陣取っていた人は朝の三時に来たそうです。その人も土曜日にホテルに泊まるので、そのような段取りだったのでしょう。

ですから、もし管理人の車の後で陣取ってそこに居座り続ければ、当然管理人の車は日曜日の出立の時間まで動きませんしそのうちに全部のスペースは埋まりますから、他人の車の後ろの狭い場所で撮影をしなければならなくなります。管理人はもしどうしてもどいてもらえなければ、屋上の展望台に移動しようと考えていましたから、そうなっていたはずです。

結果、移動したおかげでかなり早い時間に移動先の駐車場があいたので、速攻で自分の車を停めたようです。

なんとも、ホテルでの撮影でありながらせわしない話だと思います。そしてこのような事態になったのは別の訳があったのです。

それは宿泊者以外のかなり大勢の人達が、崖側を含め駐車場に車を停めていたのです。つまり泊まりに来たのに場所が空いていない。それ故、このような事態になったようです。天気も良く、土日はかなりのワタリが見込めましたから、本来はホテルの宿泊客でない人達がかなり紛れ込んでいたと言うことです。

平日ならばそれほど問題にならなかったようですが、特に土曜日は熾烈な場所取り合戦の様相を呈した訳です。

何故それが分かったかと言うと、さすがにホテル側もこれはまずいと思ったのか(かなりクレームがあったらしい)、宿泊客かどうかを確認してそうであれば駐車許可証を出し、部外者とその車は駐車場から退出を願ったのです。

普段は車をどかすことはお願いしても撮影の為の立ち入りまでは黙認していたようですが、今回はあまりにも状況が酷く、立ち入りもご遠慮願ったようです。

するとどうでしょうか、撮影していた人はだいたい半分になりました。崖側の駐車スペースも少しは空きが出来ました。本来はホテルの入り口から一番遠いのですから、普通の人なら好きこのんで停める場所ではないのです。つまり、管理人の車の後ろに陣取った人も、部外者とその車がなければおそらく駐車スペースは空いていたことになりますから、好きこのんで他人の車の後ろで場所取りする必要も無かったことになります。

今回珍しくこのようなことを仔細に書いたのはせっかくホテルに来たのに妙なトラブルにならない為の備忘録を残そうと思ったからです。

最低限トラブルを防ぐためには、崖側に停めて撮影をするつもりなら、自らの車の後ろには椅子なりなんなりをおいて場所取りをしておいた方が無難だと思います。実はホテルの人に「好き勝手に早いモノ順に他人の車の後ろでも場所取りしていいのですか」と聞いたところ、特にホテルがそれを認めているわけではないとのこと。

つまり、場所取りに関しては部外者で撮影したい人達にとって都合のよいローカルルールだったようです。ホテル側はもう少し観察・撮影を目的に宿泊する人達が困らないようなルール作りをして欲しいところではあります。

さて、色々ありましたが、その駐車場での撮影の成果は如何に・・・続く

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