飛ぶぜ2000羽・・・白樺峠 2017 Part2

今日は日曜日。天気も昨日よりかなり良いようです。ならば早起きして(年のせいか勝手に目が覚めるのですが)出立の準備です。

朝ご飯は宿にお願いしておにぎりを作り置きしてもらいました。それを軽く食して5時ちょい過ぎには乗鞍の宿を出ます。

到着は5時30頃。枠の最後が空いていしまた。滑り込みセーフ。明らかに昨日より車の集積が早いです。しかし到着したばかりでこれから機材の準備をする人達がかなり見受けられます。

こちらは昨日の準備があるので到着後即機材を持って出立。6時少し前には峠に到着。人の集積は昨日の7時半頃よりは空いています。

天候は昨日より少しましですが靄がかなりかかっています。

実はこの時すでにハチクマが飛んでいたそうです。出足は早い。

そして8時前には遠いですがサシバが上がり出しました。

オスの成鳥が元気よく飛んでいます。

ついでと言っては何ですがツバメも飛んでいきます。

そしてハチクマ登場。比較的近かったです。若でしょうか。

まあまあの背うちのハチクマ。ここではあまり撮れない構図ですね。

下から撮るとこんな感じです。

ハチクマは相変わらずコンスタントに飛んで呉れます。サシバの出がイマイチな感じです。

そしてハチクマは若が多いです。

さて、こう言ってはなんですが、ワタリのハイライトはタカ柱です。これほどワタリを象徴するのもは他には無いと思うのですが、なかなか遭遇しません。タカ柱に限ればここでは主役はサシバ。
サシバの動きがイマイチですが、ようやく若が渡って来ました。

つづいて成鳥のメス。

その合間に何故か空を見上げるホシガラス。頭の上をワタリのタカが行き来していて気になるのでしょうか。

そして昼過ぎくらいから13時半くらいにかけて間断なくサシバのワタリが始まりました。

こうなると何をどう撮って良いのか分かりません。動きは動画に収めましたのでそちらで公開しますが、撮影すると言うよりは、それを眺めているだけで幸せといった少々大げさですが至高の時間となりました。

とはいいながら、ちゃっかり・・・

背うちを撮ったりもしています。数が出ますから近くに寄ってくる個体も出てくるから可能になるのです。

つられてかどうかは分かりませんがハチクマも近くに寄って来るケースが増えてきました。

サシバのタカ柱は遠いけど動画、ハチクマは近くに寄ってくるから写真・・・眺めているだけのつもりがいつの間にか、結構忙しくなりました。

サシバのタカ柱のピークは昼で、その後は15時台にもう一山ありました。

そんな中サシバのメス成鳥。

かなり近くに寄ってきたハチクマのメス、成鳥。

サシバの接近戦の写真が少ないのが残念なところもありますが、見事な流れるようなタカ柱と近くによってくるハチクマのオンパレード・・・まあ、贅沢を言ったらキリがありません。

本日のカウントはサシバが1697、ハチクマは226、その他合わせて2033羽のワタリとなりました。白樺峠では今期三番目の数です。

去年もピークの時にいましたが、数では少ないですが、距離のいくらか近いタカ柱が多かったように思います。

いずれにしても堪能しました。まあ、爆発の規模から言えばそれほど大きくないのかもしれませんが、秋のワタリを満喫出来たことに変わりはありません。

思えば、今日は日曜日なので混雑するから昼に帰った人達もいました。そうです、管理人も明日を休みにしなかったら・・・午後のワタリには遭遇しなかったことになります。

運がいいとき、悪いとき、色々あります。ああ、でも今日は良かったなと思いつつ、本日は撤収と相成りました。

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