サンコウチョウの森 2015 Part1

ゴールデンウィークはサシバとキビタキに会いに行きましたが、そろそろサンコウチョウも時期ですね。そんな訳でいつものサンコウチョウの森へ。

結論から言いますと、オスメスの比率は分かりませんが、複数の個体が入っていることが確認出来ました。地元の常連さんによると八日に最初の確認が取れたそうです。営巣は未だのようでした。まあ、いることが確認出来れば、後は適当に通っていけば、運が良ければ雛の巣立ちとかが確認出来るかもしれません。去年は、七月に入って求愛と交尾を撮影することが出来ましたが、そんなハプニングも少しは期待したいですね。

写真の方はワンチャンスがあり、とりあえずの一枚です。

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サンコウチョウの森 2014 Part9 ビデオ編

サンコウチョウの森 2014 はPart9にて終わりになりそうです。残念ながら雛の巣立ちは見れませんでしたが、求愛、交尾といった滅多に拝めないことに遭遇しましたから、これにて良しとします。

来年も通うつもりですから、撮り足りないシーンはあるものの、今年のまとめとしての区切りをつけるためにいままでアップしたものを単純につなげるだけでの総集編でも作ろうかと思っているのですが、どうしたものかと思案中です。

季節外れの恋? サンコウチョウの森 2014 Part9

サンコウチョウの森のシーズンもそろそろ終盤。あとは巣立った雛が見られるかどうかと言うことにかかってきました。そんなわけで一週間ぶりのサンコウチョウの森へ。

先週と同じ場所にたどり着くと・・・誰もいません。なんとなくいやな予感がしました。それでさっそく巣を観察すると・・・

どうも、もぬけの殻といった感じです。しばらくたっても親鳥も来ません。確か先週の日曜日の段階では孵ってから五日目程度とのことでしたから、巣立ちには少々早い気もします。約一時間ばかり観察を続けましたが、まったく気配なし。一度親鳥が見えましたが、素通り。こりゃ、先々週の再現か、もしくはカラスにでも雛が連れ去られたのかと思いかなり落胆したのですが・・・

後からきた方に聞くと、どうやら18日に巣立ったとか。巣立って三日たっていますから、このあたりには気配がないのも仕方がないのか。しばらくするとさえずりが聞こえてきました。どうやらこの周りにいるようですが、姿は見えません。

そんなこんなしているうちに、巣立ち雛を拝むのは今年は無理なのかなと思い、どうやら無事に巣立ったようだし、また来年があるさと気を取り直して撤収することにしました。

撤収の途中、「雛が飛び回っているわよ」と、ご近所に住んでいるSさんに教えられ、撤収を一時中断することになりました。思えばこれが運と言うやつなのでしょうか。

Sさんが奥に行かれた後、しばらくすると先の場所で一緒に撮影していた二人の方がやはりSさんから情報を聞いたのでしょう、こちらに合流してきました。

結構、さえずりが聞こえます。サンコウチョウの姿も少々みかけます。そんなこんなして時間が結構経っていったのですが。

しばらくするといきなりこんな光景が目に飛び込んできました。

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え、なんで雄と雌がならんでいるんだ。少々頭が混乱します。

すると・・・

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これって求愛だろ・・・しかもこんな明るい場所で・・・嘘だろ・・・って感じです。

更には、子供にはちょっと見せられない写真も撮りました。ちっとばかりリアルなのでここには載せらないのは残念ですが(苦笑

まあ、時間にして二三分の出来事だったのでしょうか。求愛、交尾が終わってサンコウチョウがいなくなった後は、この季節外れの恋の行方が気になりました。ひょっとして営巣をまた始める気なのかどうか。もしそうなら、時期的には相当な無理があるのではないかとの懸念など、いろいろな思いが頭の中を巡ります。

いずれにしても、まだまだやる気満々といった風情のサンコウチョウでした。雛は確認できませんでしたが、まあ、とんでもない場面に遭遇してしまった感じです。これは明らかに運ですね。あの時、Sさんに会わなければ、こんな僥倖もなかった訳です。まあ、人生なんてこなんものかもしれないかなと思いつつ、さてさて、Part10があるかどうか、思案中の管理人であります。

ちなみに、一眼レフで時間にして四十秒程度になりますが、貴重な求愛のシーンを撮っています。これは全編ノーカットで公開しますから、こちらを乞うご期待と言ったところでしょうか。

サンコウチョウの森 2014 Part8

巣の放棄を確認した前回の出撃以来ですから、一ヶ月近いブランクがありしまた。その間、情報を頂きまして、別場所での繁殖を確認するために、ようやく本日の出撃となりました。

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結論が先になりますが、まずまずの状況といったところでしょうか。管理人が放棄を確認した巣より若干の距離をおいておそらく別個体と思われる番による営巣を確認且つヒナも確認となりました。

いやぁ、良かった、良かったととりあえず胸をなで下ろしました。この先にさらに移動した場所でも営巣がありヒナが孵っているとの情報もありますから、今年もサンコウチョウの森としての役目をなんとか果たしているのかなと思える状況であるようです。

ちなみに観察・撮影を通して確実に確認できたヒナは三羽です。

今年は諦めモードに入っていた管理人にとって嬉しい誤算と言える状況になってきましたが、ヒナの巣立ちが確認できるかが今後の課題ですね。

サンコウチョウの森 2014 Part7

雛が孵っている期待を込めてサンコウチョウの森に出かけたのですが・・・

とても残念な結果に終わったようです。一時間以上観察を続けていましたが、雛にエサを運ぶ様子は皆無でした。特に朝方の一時間くらいは親鳥の姿さえ見えません。孵っていればこんなことはないはずです。

そして決定的だと思ったのは・・・

巣の近くの枝に雄雌が止まるところを二度ほど確認したのですが、巣を見向きもせずに通り過ぎてしまいました。これは放棄したなと思いました。まあ、雛が孵っていればもっと観察者や撮影者が多数繰り出しているはずなので、現場に到着したときは悪い予感がしたのですが。

数人いたカメラマンは奥の方に移動しましたが、管理人は用事ができたので早々に撤収しました。ただ、帰りの途中で森の入り口に近い方で、かつて雌が巣材を加えていたあたりですが、かなり近い場所で囀りが数回聞こえましたので、こちらの方の営巣はうまくいっているのではないかと思います。どうやら人が確認できない場所にあるようで、なんとも言えませんが、まあ、うまくいけば親鳥が飛び回る姿が見れるかもしれません。これに懲りずにまだしばらくは観察に出かけようと思っています。

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