今年の冬は特に寒い冬だったようで、桜のなどの開花がやや遅れ気味です。福島も例外でなく、通常より一週間から二週間程度遅れているようです。例年桜は、ゴールデンウィークには終っているのですが、今年は丁度見頃に当たりました。そんな訳でかねてより一度行ってみたかった三春町の滝桜を訪れることにしました。
7時30分頃ですが、磐越自動車道の三春ICで降りる際、すでにICで渋滞二キロの状態でした。インターチェンジを降りるのに一苦労したら、今度は駐車場に入るのに大渋滞。インターから駐車場まで、2時間30分程度かかりました。いやいや、凄い混雑です。
日和も絶好、花も見頃、これで混まない訳がないのですが、去年辺りは震災の影響もあってあまり人が来なかったようですが、今年は挽回したようです。それにしても暖かいと言うよりは暑いですね。後で知ったのですが、この日の福島の気温は31.8度とか。初夏を通り越して真夏並みの暑さです。実際、この日の暑さは半端ではありませんでした。
三春という名の由来ですが、「梅、桃、桜の花が一度に咲き、三つの春が同時にやって来るから三春と呼ばれるようになった」と言われています。北の地方は桜の花と色々な花が同時に咲くことがありますから、まあ、そうなんでしょうか。もっともさすがにこの暑さで梅は咲いてなかったように思いますが。
さて、滝桜です。国指定天然記念物にして日本三大桜に数えられるそうです。
樹高13メートル、根回り11メートルの紅枝垂桜です。確かにでかいです。
まあ、それにしても本日は最高の人出ではないでしょうか。人の列が切れません。
実は夜はライトアップされるそうなんですが、さすがにそこまでは居れませんので割愛です。
ちなみに、滝桜観桜料として(中学生以下は除くそうです)一人三百円必要です。駐車場は無料です。
復興のシンボルとして取り上げられることも多い滝桜ですが、今年は何十年かぶりの寒い冬のおかけでこの時期に観桜することが出来ました。福島に人が来るのも復興のためには必要なはずなので、そんな人集めに一役も二役も頑張っている滝桜でした。