人気のある夏鳥と言えば、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウがまず上げられるようです。好みの問題もありますし、住んでいる地域によっては夏鳥ではない場合もありますが、まあ、妥当なところなんでしょうね。
今年に入って福島でオスの成鳥をみることが出来ましたが、高い枝に止まって囀っていました。近くに川が流れていて風も強かったのでビデオでもその囀りはあまり綺麗に聞き取ることが出来ません。
それでと言う訳でないのですが、夏鳥達に会いたくなりボチボチと出かけてみました。
暗いところで手持ちなのでかなりピンが甘いですが、結構近くで撮れます。しかも鳥の目線とこちらの目線が同じ高さだったりします。
斜面中腹にある遊歩道からの撮影なので、もう少し頑張ればなんとか絵になりそうな感じでした。二時間位しか粘れなかったのですが、ビデオと一眼と両方でなんとかテスト的に収めることが出来ました。特に囀りはもっと録音に注意を払えばかなりいい状態で撮れるような期待を持ちました。なんと言っても囀りが美しいオオルリですからね。
それにしても上から見るオオルリというは初めての経験でした。
まだ若のようですが、色が綺麗に出ませんね。もともとこんな色の個体なんでしょうか。ことによると来年も同じ場所に来てくれるともっと綺麗な色になっているかもしれません。無事に繁殖が済むことを願って止みません。
オオルリ以外では、キビタキも確認出来ました。これは渡りではなく繁殖のためにいるようなのでこれも今後に期待したいですね。あとはミソサザイの声も頻繁に聞こえます。姿を一瞬見ただけですが、餌付けされていない生のミソサザイを撮ることが出来るかもしれません。ただし、サンコウチョウの声はまったく聞こえません。これは期待薄みたいですね。