サンコウチョウの森 2014 Part6

管理人がサンコウチョウの森で巣を確認してから丁度四週間たちました。人づてになりますが、巣の作り始めは管理人が確認した日の前日だということですから、そろそろ雛が孵っていてもおかしくないでしょう。そんな訳で期待を込めて観察に出かけたのですが・・・

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状態を観察する限りにおいてはどうも雛が孵っている様子は窺えません。写真のとおり抱卵をしているように見えますし、エサを集めている様子がありません。営巣が始まった時期からするればそろそろといった感じなのですが、どうも未だ孵っていないと判断せざる得ないようです。かなり長い間雨も降ったので心配ではありますが、なんとか孵って欲しいものです。

抱卵をしていない雄が周りをすこしばかりうろうろしてくれたので、なんとか一枚撮れました。暗がりで手持ちなので写り的にはイマイチですが、一応、巣を離れた雄のプライベートショットといえるかもしれません。

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梅雨晴れの日曜日、本日はかなり多くの人たちがサンコウチョウの森に来ていました。先週の日曜日に比べるとかなり足下の状態はよくなっていますが、管理人は長靴着用でした。

抱卵の様子 サンコウチョウの森 2014 Part5

サンコウチョウの森にて6月8日にビデオ撮影した雄雌の抱卵の様子です。これは7DにEF400 F5.6 に1.4倍のエクステンダーを装着して撮影したものです。iso感度は6400まであげています。

おとなしく抱卵している様子が窺えます。大雨が心配ですが、順調にいってればすでに雛は孵っている可能性があるのですが、どんなもんでしょうか。

サンコウチョウの森 2014 Part4 番外編

サンコウチョウの森といいながらサンコウチョウ以外の鳥たちについて書いたPart4ですが、そのときのビデオです。最近は一眼レフで動画を撮ることが当たり前にできるようになりました。動画機能というやつですが、管理人は当初はあまり使っていませんでした。むしろそんな機能をつけるなら値段を負けろくらいに思っていたのですが・・・

一眼レフの動画はその撮像素子の大きさ故か、画質の点においては通常のビデオカメラを遙かに上回っています。特に高感度耐性においては圧倒的に一眼レフの方が有利です。かたやオートフォーカスの能力に関しては現段階では激しい動きものをとるのは無理です。それでも近年はその能力も進歩しているようですから、今後一眼レフ動画の出番がさらに増える可能性は高いと思います。

現実に全ての動画を一眼レフで撮ることは無理でしょうが、その範囲は確実に増えているようです。こうなると通常のビデオの売れ行きがかなり落ちていくことになるのでしょうか。それと併せてスマートメディアの動画もかなりの質になってきましたから尚更この傾向は続くのかなと思います。

管理人は画質重視なら一眼レフ、簡単撮影ならメモリーカム(ソニーでいえばハンディカム)、動きものならハイエンドビデオと使い分けていますが、最近は確かに一眼レフで動画を撮る比率が高くなってきました。

メジロの雛たちの前半はメモリーカムでその他は全て一眼レフでの撮影です。

メジロの雛たち

オオルリの囀り

サンコウチョウの森 2014 Part5

関東・甲信越も梅雨入りして、鬱陶しい雨の日が続きました。なんでもエルニーニョ現象により偏西風が蛇行し、それによるブロック高気圧の影響で前線が停滞するので長時間の雨が降るとか。各地で大雨の影響が出ているようですね。

雨による社会への影響も大変気になりますが、サンコウチョウの森の動向も気になります。さすがに土曜日は出撃を控えましたが、日曜日の朝、梅雨空の合間をぬって様子見にいってきました。なにせ、大雨洪水警報が出るくらいですから、巣が落ちたり、放棄したりしないかと少しは心配しました。結果から言いますと、大丈夫。

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雄が巣を暖めていました。本当は本日あたり巣が無事なら雛が孵っているのではないかと思いましたが、それはもう少し先のようです。ただ、それほど先の話ではなく、二、三日の話ではないかと思っているのですが。まあ、今週末あたりは雛が確認できることを期待しています。

サンコウチョウの森 2014 Part4

サンコウチョウの森 2014 と銘打ってブログを更新していますが、だからと言ってサンコウチョウのことばかり話題にすると言うわけではありません。サンコウチョウ以外にも繁殖している野鳥がいます。当然、この森でそれらの野鳥たちとも遭遇します。

まず朝遭遇したメジロの雛たち。

一見したところ初めは本当にウグイスが数羽いるのかと思いました。

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しかし目をこらすとメジロの雛たちでした。

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この後メジロの雛たちは元気よく散り散りになりました。

お次はコゲラ。

親からまだ餌をもらっていました。この雛も孵って日がそれほど経ってないように思います。枝かぶりの中、少しだけ明るいところに出てきてくれました。

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他の場所では数羽のコゲラの雛たちが飛び回っていました。

そしてオオルリ。

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頻繁に囀っていました。お腹がきれいなところをみるとまだ営巣はしていないようですね。まあ、花嫁募集中といったところでしょうか。

肝心のサンコウチョウでが、抱卵モードに入っているようなので、動きが少し渋いようです。まあ、それでも少しは飛び回ってくれたのですが、今は抱卵優先ですから、ここはじっと待つだけですね。

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センダイムシクイの声も良く聞きます。中々写真は撮れませんが。声だけならガビチョウもよく聞きますが、声質は決して悪くないと思うのですが、あの間断の無い囀りはどうもうるさく感じてしまいます。

サンコウチョウの森と言ってもサンコウチョウだけではありません。ただ、この森に集う夏鳥の代表がサンコウチョウだと管理人が考えているのでここをサンコウチョウの森と管理人が勝手に呼んでいるだけです。公式にそう呼ばれている訳ではありません。まあ、そんな些末なことはどうでもいいのですが(笑

さて、無事に巣を確認出来たので、一安心しました。雛が孵るまでもう少しかかると思いますが、なんとか無事にその姿を見たいですね。