サンコウチョウの森 2014 Part7

雛が孵っている期待を込めてサンコウチョウの森に出かけたのですが・・・

とても残念な結果に終わったようです。一時間以上観察を続けていましたが、雛にエサを運ぶ様子は皆無でした。特に朝方の一時間くらいは親鳥の姿さえ見えません。孵っていればこんなことはないはずです。

そして決定的だと思ったのは・・・

巣の近くの枝に雄雌が止まるところを二度ほど確認したのですが、巣を見向きもせずに通り過ぎてしまいました。これは放棄したなと思いました。まあ、雛が孵っていればもっと観察者や撮影者が多数繰り出しているはずなので、現場に到着したときは悪い予感がしたのですが。

数人いたカメラマンは奥の方に移動しましたが、管理人は用事ができたので早々に撤収しました。ただ、帰りの途中で森の入り口に近い方で、かつて雌が巣材を加えていたあたりですが、かなり近い場所で囀りが数回聞こえましたので、こちらの方の営巣はうまくいっているのではないかと思います。どうやら人が確認できない場所にあるようで、なんとも言えませんが、まあ、うまくいけば親鳥が飛び回る姿が見れるかもしれません。これに懲りずにまだしばらくは観察に出かけようと思っています。

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よこすかYYのりものフェスタ 2014

よこすかYYのりものフェスタ2014が6月14日から15日にかけて開催されました。興味があったのですが、サンコウチョウも気になり横須賀までは足を伸ばせませんでしたが、列車乗車体験会でかなり珍しい編成の列車が走ると聞き、サンコウチョウの観察を少し早く切り上げて、東逗子までその列車を見に行きました。

旧型車両の旅と銘打たれたこの催しは、昭和13年に製造された旧型車両をEF64の1001(鉄ちゃん用語だと千トップといい、茶色い機関車なので茶釜と呼ばれる)が牽引します。機関車による列車運行ですから、電車のように簡単に進行方向を入れ替えることができませんので、逆進用に最後尾にEF65の501が付きます。このような形態の運行をPush-pullと言います。

このような編成の列車自体が珍しいですが、それが横須賀線を走るとなるとさらに希有な出来事になります。そんな訳で当日は東京駅あたりから横須賀駅の間は撮り鉄たちが大挙して押しかける状態となるのです。

そうするとこの大挙して押しかけた撮り鉄たちが、さらに一般の人たちの興味を引き、場所によっては騒然となることが予想されました。JR東日本の職員の方は大変気を遣うこととなりますが、まあ、鉄道に関する一大イベント、お祭り状態と化する訳です。

何せ、当日はワールドカップにおいて日本の試合(それも初戦)と重なる時間帯に運行されていますので、これを撮りに来ると言うことは、サッカーより鉄道という人たちということになります。曰く、管理人もサンコウチョウの森と抱き合わせで見学に行ったので、人のことはどうこう言える立場ではありません(笑

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画面では一部撮り鉄たちが写っていますが、実際集まった数は100人は遙かに超え、200人以上はいたのではないかと思います。こう言っては何ですが、東逗子駅なんて普段は閑散として人の疎らな駅なんです。まあ、何ですが、珍しい列車や機関車を見るのも楽しいですが、野鳥の観察が身についているせいか、この撮り鉄たちの必死の形相や行動を観察するのも中々興味深いものがあります。

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少しは喧噪としましたが、事故やトラブルもなく列車が去ったあとは、次の撮影ポイントへ移動していったようですが、その速さは見事なものです。

管理人は東逗子でちょっとお祭りに参加した程度の感覚でしたが、結構楽しいものです。まあ、この日は所謂、鳥鉄で過ごした一日ということになりました。

そうそう、思い出しました。昨年の7月28日、高崎線130周年キャンペーンでも、この茶釜が走っていました。そのとき管理人はなんと北鴻巣まで見に行ってきたのですが、そのときもかなりの田舎にもかかわらず他県ナンバーの車が集まり、パトカーが出動する騒ぎになったことがありました。

まあ、野鳥でも鉄道でも熱心な人たちがいますが、一般の人たちに迷惑になるようなことは慎みたいですね。

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サンコウチョウの森 2014 Part6

管理人がサンコウチョウの森で巣を確認してから丁度四週間たちました。人づてになりますが、巣の作り始めは管理人が確認した日の前日だということですから、そろそろ雛が孵っていてもおかしくないでしょう。そんな訳で期待を込めて観察に出かけたのですが・・・

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状態を観察する限りにおいてはどうも雛が孵っている様子は窺えません。写真のとおり抱卵をしているように見えますし、エサを集めている様子がありません。営巣が始まった時期からするればそろそろといった感じなのですが、どうも未だ孵っていないと判断せざる得ないようです。かなり長い間雨も降ったので心配ではありますが、なんとか孵って欲しいものです。

抱卵をしていない雄が周りをすこしばかりうろうろしてくれたので、なんとか一枚撮れました。暗がりで手持ちなので写り的にはイマイチですが、一応、巣を離れた雄のプライベートショットといえるかもしれません。

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梅雨晴れの日曜日、本日はかなり多くの人たちがサンコウチョウの森に来ていました。先週の日曜日に比べるとかなり足下の状態はよくなっていますが、管理人は長靴着用でした。

抱卵の様子 サンコウチョウの森 2014 Part5

サンコウチョウの森にて6月8日にビデオ撮影した雄雌の抱卵の様子です。これは7DにEF400 F5.6 に1.4倍のエクステンダーを装着して撮影したものです。iso感度は6400まであげています。

おとなしく抱卵している様子が窺えます。大雨が心配ですが、順調にいってればすでに雛は孵っている可能性があるのですが、どんなもんでしょうか。

サンコウチョウの森 2014 Part4 番外編

サンコウチョウの森といいながらサンコウチョウ以外の鳥たちについて書いたPart4ですが、そのときのビデオです。最近は一眼レフで動画を撮ることが当たり前にできるようになりました。動画機能というやつですが、管理人は当初はあまり使っていませんでした。むしろそんな機能をつけるなら値段を負けろくらいに思っていたのですが・・・

一眼レフの動画はその撮像素子の大きさ故か、画質の点においては通常のビデオカメラを遙かに上回っています。特に高感度耐性においては圧倒的に一眼レフの方が有利です。かたやオートフォーカスの能力に関しては現段階では激しい動きものをとるのは無理です。それでも近年はその能力も進歩しているようですから、今後一眼レフ動画の出番がさらに増える可能性は高いと思います。

現実に全ての動画を一眼レフで撮ることは無理でしょうが、その範囲は確実に増えているようです。こうなると通常のビデオの売れ行きがかなり落ちていくことになるのでしょうか。それと併せてスマートメディアの動画もかなりの質になってきましたから尚更この傾向は続くのかなと思います。

管理人は画質重視なら一眼レフ、簡単撮影ならメモリーカム(ソニーでいえばハンディカム)、動きものならハイエンドビデオと使い分けていますが、最近は確かに一眼レフで動画を撮る比率が高くなってきました。

メジロの雛たちの前半はメモリーカムでその他は全て一眼レフでの撮影です。

メジロの雛たち

オオルリの囀り