GW in FUKUSHIMA Part 1

 今年のゴールデンウイークは福島に行くことにしました。一昨年のゴールデンウイークも福島に行ったのですが、その時は野鳥に関してはあまりこれと言ったものも撮れませんでしたが、今年は少しはなんとかしたいとの期待を込めての遠征です。

 もっとも、福島に行くといっても拠点となるのは管理人の実家です。これだと宿代がかかりませんので非常に経済的です。本当は震災支援の名目で宿をとっても良かったのですが、実家の近くでわざわざ宿をとるのも如何なものかということで、其の分何か買い物でもしようと言うことになりました。

 まず震災の被害はどんなものであったか、特に津波の被害はということで、天皇陛下もお見舞いに行かれた、(茨城県の)大津漁港と小名浜に行くことにしまた。物見遊山と言う訳には行きませんが、やりはこの目でしっかりと見ておきたいという思いがあってのことです。

 実家から移動の途中目に付いた高圧線の搭。

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 のどかな田園風景の中にあまりマッチした図とは言えませんが、福島原発から首都圏へ電気を送る高圧線だとか。あまり知られていないようですが、送電のロスと言うのがかなりあるようで、そのために余計に原発を作る必要もあるのだとか。当然今はこの高圧線に電気は流れていないと思われます。

 大津漁港に向かう国道が震災の影響で通行止めになり迂回をしてようやく到着。漁港は静まり返っていました。

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 勿論祝日ですから休みで静かではあるのでしょうが、ご覧のとおりガランとした漁港は森閑としてまるで活気がありません。休日でやっていないというのとは根本的に違う静かさです。

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 震災から一月半以上経っていますから、それなりに片付いてはいるのでしょうが、それにしてもこれでは漁業が再開出来る状態ではないことはこの場所に立ってみれば一目瞭然としています。

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 市場の事務所も建物は辛うじて残っていますが、とても使える状態ではないようです。

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 続く・・・

 

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