今年の春は「里山に行こう」と銘打って随分と通いました。そのおかげで春のサシバを観察・撮影するとことが出来ました。色々と事情があり、五月以来里山に行くことが出来なかったのですが、夏になりどんな感じになっているか見に行きました。
まず、稲はかなり伸びています。
刈り取りの時期にはまだ時間がありますが、田んぼでの餌取りは無理だと思われます。
サシバは繁殖の時期を過ぎて森の奥で体力を蓄えて静かに過ごしているように思えます。
そんな中突然サシバが現れました。電線越しになりますが、幼鳥であることが分かります。
違う個体ですが、なんでこんな格好をしていたのちょっと分かりません。
三羽か四羽、遠くを含めれば五羽は程度確認出来たのしょうか。
ワタリといった感じではありませんが、短い時間でも少しは確認出来たようです。なにせ暑いので確認できたので早々に撤収となりました。
どの時期まで田んぼで餌取りが出来るのか、分かりませんが、少なくても夏のこの時期は無理なように思います。その他の餌が豊富であることも繁殖地の必要条件なのでしょう。サシバは親と子が一緒に渡ることはないように聞きました。子が先で親が後のようですが、早い個体だとそろそろワタルかもしれません。
暑い夏ですが、ワタリのシーズンはもう少しですね。なんとか暑さを乗り切って秋のワタリを迎えたいものです。