戸隠森林植物園 2016 Part4

さて、前回ここに来た時、メインで撮っていたのがオオアカゲラの営巣でした。ブログにも書きましたが、その時には理由は分からなかったのですが、ニュウナイスズメが営巣の近くをウロウロしていたのです。そして、何故そのような行動を取ったかが、今回来て分かりました。そうです、巣が空くのを待っていたのです。

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巣材を運び入れているところですが、そのまま使うのではなく、自分たちでそれなりに巣作りをするようです。でも、この穴の上にやはりかつて営巣したと思える穴があるのですが、そちらに巣は作りませんでした。

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いずれにせよ、巣のリサイクルなのでしょう。都会で見るスズメは建造物の間に良く巣を作りますが、このような自然の中で自ら木に穴を開けられなくても、他の野鳥が営巣したものを空いたら利用するのです。賢いと言うべきか自然の摂理と言うべきか分かりませんが、うまく出来たものです。

ニュウナイスズメの次はアカゲラの巣です。前回はオオアカゲラ、今回はアカゲラとなりましたが、この辺りはよくアカゲラを見ます。

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雛が孵っているかどうかは確かめようもありませんが、頻繁に親鳥が出入りします。

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近くの枝で羽繕いも見ることが出来ます。

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ついでに飛び出しも狙ってみます。

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陽の加減で影が入り、目にも光は入りませんが、なんとかゲット。

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目に光が入って羽を広げたバージョンは残念ながらピン甘になってしまいました。

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それでも結構これは楽しめました。管理人の地元ではどうあがいても撮れないというより、まずお目にかかれませんから結構貴重な体験でもありました。

アカゲラの次はゴジュウカラ。ここではゴジュウカラは本当によく見ます。

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口に餌を咥えいるので、雛が孵っているのでしょう。こちらも頻繁に巣に出入りします。

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こちにら目線を呉れているような感じですね。所謂、「ガンをとばす」と言った感じでしょうか(笑

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こちらは違う巣から首を出している雛ではないかと思います。園内至る所に営巣があるような感じですね。

最後はカルガモの親子です。

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これ一つの番から全部生まれたのかと思うくらい沢山の小ガモを引き連れています。まさにこの時期は繁殖のシーズンたけなわと言った感じですね。

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