タカの渡り・・・白樺峠 2016 Part3

一昨日、昨日と明るい曇天模様でしたが今日は青空が少しですが覗いてます。

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今日の朝一のお客さんはコサメビタキでした。今年の春に戸隠森林植物園で初めて営巣を見ましたが、方向からするとそこから来た可能性も否定できないのかな、なんて思いました。

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なんとも可愛らしいですね。

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そのあと枝被りになりましたがサンショウクイも居ました。

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昨年のようにイスカも期待したのですが、それは無理でしたね。

さて、肝心のタカの方ですが、朝一の出現は9時12分頃。遠くの山バックでハチクマらしき証拠写真程度。その後は、前方の山の枝に止まった白色型と見えるこれもハチクマらしきものを確認。これも写真としては証拠程度なので割愛します。

ようやく10時過ぎ、やや近くをハチクマ、オス、成鳥が飛んで行きました。

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何故か嘴が少し開いています。そしてその後を追うようにサシバ、オス、成鳥が通過。

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先ほど晴れ間があると書きましたが、それでも雲が多く、スキッと青空バックとはなりません。ただ、雲のお掛けで高度があまり上がらずに飛んで行ってくれているのかもしれません。

その後はポツリ、ポツリですが、飛んで来ます。

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数羽の柱もどき程度ですが、そんな光景もありました。

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相変わらずハチクマが良く出ます。サシバは今日も渋い感じですね。

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そんな中後ろ姿ですが、サシバ登場。

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遠かったですが今度は先ほどより少し数が増えた一群が来ました。

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どうやらサシバとハチクマが混じっているようです。

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遠くて写りがイマイチなのですが、サシバの幼鳥に見えます。思えばサシバの幼鳥らしきものはあまり今回は見ていないと思います。

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ハチクマが比較的近いところに飛んで来ます。

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少し羽がくたびれているような感じですが、オス、成鳥のようです。

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イワツバメも渡っていきます。タカを撮るより何倍も難しいですね(笑

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そしてようやくサシバが少し近いところを飛んでくれました。

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昨年の春はサシバを求めて里山に何回も通い、電柱サシバなどいて、近しい存在だなと思っていたのですが、白樺峠ではなんと遠い存在であることか。白樺峠の位置からいってあの里山のサシバであるはずはないのですが、そんなことを思いました。

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たぶん啼いていると思われるハチクマ。羽がボロボロですが、無事に渡っていけるでしょうか。

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少し時期は早いようですが、ノスリも渡って行きます。

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ノスリと分かると撮影を止めてしまうカメラマンが多い(管理人もその一人ですが)ですが、せめて最初くらいは撮ってあげなさいよ、ってな感じで撮りました。(笑

今回の白樺峠では比較的貴重なサシバのツーショット。

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そして最後はそのうを膨らましたハチクマ、メス。

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追記:

サシバ 136 ハチクマ 124 が渡ったようです。今回(9月15日~17日)の中ではサシバの数は一番多かったようです。タカ見の広場から観察・撮影した管理人の実感と渡り調査の研究グループの数字は少し違いますが、これは観測の精度の問題だと思います。遠くに群れて通過したものなどはタカ見の広場の一般の観察者・撮影者などは気づかない場合があると思います。管理人も昨年、鉢盛山の向こうにサシバらしき集団が居たのを辛うじてフィールドスコープを使って観察した覚えがあります。正直言って、あれの数をカウントするのは管理人のような撮影しながらの観察者は無理な話だと思います。それで実感の倍から三倍位が渡るんだなと思っています。

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