さて、一旦は自宅にもどり雑用に追われているとあっと言う間に夕刻になりました。支度をして桜木町駅に向かいました。桜木町駅には6時15分頃到着。打ち上げ開始は7時半くらいと思っていたのでかなり余裕があると思っていましたが実際の打ち上げ開始は7時15分でした。
それはともかくすごい人出です。それに若い人たちが圧倒的に多いようです。浴衣姿の若い女の子が結構目立ちました。これはこれで中々風情があってよいものだと感じます。
ともかくすごい人並みの中を朝たどったように新港パークを目指して歩きます。汽車道にさしかかるとこの通りが18時50分頃から一時通行止めになるとのこと。まあ、ここらあたりから花火の最中は先に進むことはかなり困難になるのでそのためだと思いますが、管理人達ももう十五分も遅れていたら、この先に進むことが出来なくなり、場所取りがおじゃんになったかもしれませんでした。さて、駅から30分近くかかってようやく到着。通常なら10分程度ですから、時間には余裕を持って行きたいですね。
さて、芝生の山を見渡すと、人人人の波。
いったいどこに自分達の場所があるのやら一瞬不安になりましたが、靴を脱ぎ、他の人たちのビニールシートをまたいで、なんとか到着。人だかりの中、ぽつんとその場所が開いていたことに妙に感動しました。なんて日本人てマナーがいいのだろうか(場所取りはマナーが良いか悪いかは置いといて)ということにです。まあ、どこの国とはいいませんが、新品のシートなんてあったらそんなものとっとと盗まれていること請け合いだと思うのですが・・・
あと、分かってはいたのですが、見ての通り街灯があり、それが撮影のかなり邪魔になりました。もっと早い時間に行けばもう少しいい場所がとれかたかもしれませんが、まあ、こればっかりはしょうがないですね。
さて、7時15分打ち上げ開始です。
風がなくても比較的涼しくすごし易い陽気なのですが、如何せん、煙が撮影の邪魔をします。
連続で打ち上げるとかなり煙が充満してしまいます。そんな中少しでもきれいな花(火)を撮ろうと汗をカキカキレリーズを押し続けます。
打ち上げの光跡を茎に見立てると、花火とはよく言ったものだと思いました。花のイメージを頭の中に描きならが、ズームや運台を調節します。花火そのものが分かっていないとかなり難しいなと思いつつ、花をきれいに撮りたいとだんだん欲求が強くなっていきました。
まあ、力んでもしょせん腕の問題もありますので中々これといったものがとれませんが、それでも花火の撮影は短い間にかなり集中しますので結構それはそれで楽しいものです。
撮影した写真を見てみますと、どーんと明るく巨大なスターマインなどよりも、色合いのきれいな小ぶりな花火の方が絵的にはいいように思います。目に鮮やかな派手な花火は色があまり出ないので、後で見ると案外つまらないかったりしました。まあ、観るのと撮るのではかなり違うといったとろこでしょうか。ともかく8000発に及ぶ花火は十分に楽しめました。これも日本の夏の風物詩の一つなんだなあと思います。
さて、8月22日には、鶴見川で花火大会が開催されます。鶴見川サマーフェスティバルですが、こちらは1000発だとか。いささか、発数では劣りますが、数少ないローカル花火大会ですので、今年は撮影にチャレンジしたいと思います。