当初は浜離宮に行こうかと思っていたのですが、浜松町駅で降りたとき、駅に隣接している庭園が目に入りました。(旧)芝離宮恩賜庭園です。
地図で見てのとおり、文字通り駅に隣接する庭園です。浜松町で下車したことは数知れずあったはずなのですが、ここは一度も訪れたことがありませんでした。まあ、都内の名の知れた庭園を網羅して訪れるというのは相当の手間と時間がかかるので、名の知れたところで行っていない場所はかなりあると思いますが、近くを頻繁に通っていながら行っていない場所もあるものだとも思いました。
駅から眺めると池があるのが見えます。その中に水鳥たちがいるのが確認できますので、とりあえず行ってみようかということになったのです。どこに何がいるか分からない、それが野鳥観察の面白さでもありますからね。
入園料は大人は150円です。
駅からも近いですし、都会の真ん中といった感じの周りですね。
梅がほころんでいました。
ツグミのお出迎えです。
実はこの日、管理人は望遠レンズは持参しませんでした。ビデオ撮りがメインだったので、野鳥の写真は殆ど撮れていません。
池には、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモなどの冬鳥の他、カルガモなどもいました。距離が案外近いのでビデオの方はテレコンをつけなくても十分撮影出来ました。丘に上がったキンクロなどを撮れたのは収穫でした。
写真では撮れませんでしたが、ビデオではキセキレイやジョウビタキなども撮れました。こんな海の近くでキセキレイがいるのは珍しいのかもしれません。ましてやハクセキレイもいますから、迷い込んだのかもしれません。
かわりと言ってはなんですが、スズメです(笑
福寿草。屈んで撮るのは大変ですね。
蝋梅。
公園管理の人に聞いたら、ミコアイサなんかも来ることがあるらしいですね。ここなら、近いですから写真やビデオを撮るのには好適かもしれません。ミコアイサが来た時はかなりのカメラマンが来たようです。通常は、殆どと言っていいほど、野鳥を観察や撮影に来る人はいないようです。それでも、少なくても年に一度くらいは冬鳥を観察にきたら、案外面白いものがいたりするかもしれません。ちょっとした都会の穴場かもしれませんね。