大宮にある鉄道博物館(略して鉄博)に行ってきました。京浜東北線の終点ですから、遠いこと。まあ、せっかく鉄道博物館に行くのだから、何の意味もありませんが、電車も沢山乗り継いで行こうということになりました。川崎までは京浜東北線、川崎で東海道線に乗り換えて東京駅まで。東京駅から山手線で上野駅まで。上野から東北本線に乗り換えて大宮まで。乗り換えの途中トイレに寄ったりしたのですが、京浜東北線で乗り換え無しで行くより、五分ほど遅れて大宮に着きました。
更に、大宮駅から東北新幹線沿いに走るニューシャトルに乗り換えて、一駅目ですが鉄道博物館駅に着きました。結構な長道中になりました。
要は東北新幹線のガード下を利用した博物館ですね。
管理人は神田にあった交通博物館は子供の頃に父親につれられて随分と行きました。なんといっても鉄道模型のジオラマが好きでした。そんな訳で、この博物館の規模から言って鉄道模型のジオラマにはかなりの期待をしています。
中に入ると全体に薄暗く、ちょっと独特の雰囲気があります。言ってみれば夜のホームと言った感じです。中島みゆきの「ホームにて」が流れてきたらいい感じですね。
連れ合いは、特急「とき」を懐かしがっていました。子供の頃に田舎に帰るときによく乗ったようです。
やはり蒸気機関車は人気があるようです。
管理人はなんと言ってもブルーとレインが懐かしかったです。
期待した鉄道模型のジオラマなんですが、観客席からの鑑賞で距離があって少々物足りなさを感じました。規模は神田の交通博物館のものより大きいとは思うのですが。
さて、昼ご飯は館内の売店で駅弁を買って、売店のまわりに敷設されている休憩用の客車に乗り込み、食事です。
静かにエアコンが回っている車内はそれなりに雰囲気はあるのですが、いかんせん、とまっていますので、風景は動きません。当たり前ですが。まあ、振動をつけたり走行音を流したりするのはわざとらしくてやらない方がいいと思いますので、これはこれでいいと思いました。
鉄道に関係する小物も展示されています。
昔懐かしい自動券売機。今はスイカですけど。
このような博物館で写真を撮るのはあまり普段はしませんのでちょっと戸惑いもありました。ともかく、暗いので露出がオーバーになり気味なのでかなりマイナス補正をしないと締まった絵になりません。いわゆるローキーに撮るということですね。思い切って、マイナス1とか2くらいまでした方がいいようです。
管理人は殆ど鉄撮りはしませんが、やはり鉄道は現役で走っている列車を撮ってなんぼという気もします。最近は、一部の鉄撮りの人たちのマナーの悪さが取りざたされますが、鉄道はなんと言っても安全が第一です。それを理解していないで鉄道好きとは言えないでしょう。マナーを守って楽しく撮影をして欲しいですね。