箱根は少し寒かったので今度は温かい所となりました。
温かいと言えば南下しなければなりません。ならば静岡。
最初は伊豆の辺りを物色していたのですが、海の傍には案外無く、山の中が多かったようです。
海、山と来てますから今回は海の順番なんて考えていた訳ではないのですが、山の中はなんとなく寒そうな感じがして(苦笑
「なっぷ」で検索して結局落ち着いたのが、竜洋海洋公園オートキャンプ場でした。
追記:
現在ではなっぷからはネット予約が出来ないようです。こちらのホームページから予約が出来るようです。
評価も高く設備も整っているようなので少し遠いですがこちらに出張ることになりました。
人気の高いキャンプ場のようなので14日(金)に休みを取って予約を入れることにしました。
ネットからの予約も出来ますが、電話予約の方が融通が利くようだし、現地の情報を得られると思い電話予約。
最低気温は6~7度くらいはいいのですが、風が結構強いとか。
調べてみると当日は8メートル位の風が吹いている模様。寒さの次は風の予行演習かと言うことになりそうです。
朝は4時30分出立。それほど寒くはありません。
途中7時ちょっと過ぎに浜岡砂丘に寄りました。
遙か何十年か前にここの砂丘に乗り入れてスタックして回りに居た大勢の大学生のお兄さん達に助けられたことがありました。若かりし頃の行ったり来たり(至り)ですね(笑
海が近いです。風もあります。
それにしても良い天気です。
キャンプ場には8時ちょっと過ぎに到着。少し早すぎました。
アーリーインが9時から可能なので事務所が開いてたので行ってみたら、「9時からお願いします」とやんわり言われてしまいました。
ならば付近を一回り。
竜洋とは天竜川が太平洋に注ぎ込むと言う意味から名付けられたのでしょうね。ここは天竜川の河口です。
平日の朝には関わらずかなりの釣り人達がいます。河口付近は大概いい釣り場になりますからね。
さて時間になったのでチェックイン。
すぐに設営です。今回はタープを購入したのでそれの試し張りも。
河口付近は凄い風でしたが、ここは少し離れた所にあり、区画サイトは回りが植え込みで囲まれています。これで風がいくらか軽減されて設営はそれほど苦労しませんでした。
成る程高規格のキャンプ場だと感心しました。綺麗に刈り込まれた植え込みは風よけになるしプライベイトな空間も作り出します。風よけの松も植えてありこれは日除けにもなるでしょう。
区画サイトは全て炊事場とAC電源付きのようです。
本日は小型の炊飯器を持参してご飯を炊いて昼はカレーとなりました。
区画サイトは10m×10mですから、ソレイユの丘と同じくらいですが、植え込みがあるので分離された感じですね。
電源は15Aで2口コンセント。芝生ですが冬なので枯れ草状態です。これはマットなどに付いて後の掃除がちょっと面倒でした。
ちなみにフリーサイトは車の乗り入れは出来ませんが、駐車場は近くです。
キャンプ場の概要はこちら。
炊事場も整備されています。
トイレもウォシュレットでした。キャンプ場でウォシュレットの所もあるのかと少し驚きました。
この他、コテージやキャンピングカーサイトもあります。
混み具合ですが、平日なので区画サイトは数組、フリーサイトは1組。コテージは結構埋まっている感じです。
後ここのお薦めは「しおさい竜洋」でしょうか。
隣接するこの施設はお風呂もあり直販野菜ありと是非寄って欲しい所です。
お風呂が人気でキャンプ場のお客さんだけでなくこれを目当てに地元の人もかなり来ているようです。
キャンプ場にも(有料)シャワーがありますが、管理人としては断然こちらが良いですね。
さて、ここでの教訓ですが風があるとアメニティドームは非常に寒いと言うことが分かりました。
色々なテントをよくよく見ると、スカートのようなものがあるものとそうでないものがあります。アメニティドームは後者の方で冬向きではないと言うことがここで分かりました。
テントの中と外の気温が殆ど同じになってしまいます。夏なら風通しの良さがメリットになるのでしょうが冬は厳しいですね。
最低気温は6度くらいでしたから、寒くて眠れないと言うことはありませんでしたが、これが氷点下数度になって風があるときついかもしれません。
それとここのサイトで気になったのは夜になって静かになると聞き慣れない音がするのです。初めは分からなかったのですが、どうやら風力発電の羽が回る音のようです。
河口付近にはもっと沢山ありました。
そう言えば滝沢展望台とかこの風力発電がありましたね。それだけこの辺りは風の通り道なのでしょう。
夜うるさくて眠れないなんてことはありませんでしたが、神経質な方で気になる人はいるかもしれません。
大概は風があるでしょうから、多かれ少なかれ音はするような気がします。
とは言っても全体的にみたら良いキャンプ場だと思います。写真は撮り損ねましたが、何かのオートキャンプ場のランキングで「西日本一位」とか管理棟のところに幕が飾ってありました。
特に釣り好きの人にはいい場所だと思います。
そんなこんなで風に吹かれながらの撤収と相成りました。