冬鳥達・・・

 近くにある某県立公園に久しぶりに行って来ました。そろそろ、越冬する鳥達が来ているのでそれを確認するためもあります。また、カワセミ達も元気にしているか気になるところです。

 まず下の池、毎度おなじみのキンクロハジロとユリカモメです。キンクロハジロは体の白いのが雄でそうでないのが雌ですね。ユリカモメで嘴の先が黒く、嘴が黄色いのが何羽かいますが、若鳥ですね。後ろにハシビロガモの雄が頭がちょん切れて写っています。

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 ユリカモメの成鳥と若鳥。

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 ユリカモメの成鳥の尾は白いです。

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 若鳥の尾には黒い模様があります。

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 成鳥は足が橙で若鳥は黄色です。

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 飛来した数をチェックするのも大事でしょうが、成鳥と若鳥の比率なんかもチェックすると繁殖の状態が推測できるかもしれませんね。

 良く見るユリカモメもちょっと注意深くみると違いを見つけることができました。これも探鳥の面白いところでしょうか。

 キンクロハジロの雌のアップ。嘴の根元辺りが少し白くなっていますが、スズカモほど鮮やかな白ではないですね。

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 ホシハジロの雄とキンクロハジロの雄。大きさはあまり変わらないですね。

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 その他、写真では撮り忘れたのですか、ハシビロガモの雄、雌がいました。今日はビデオも持参したのでビデオも結構撮りましたので、カワセミなどのビデオは後日アップ出来ると思います。といいつつ、結構忙しくてビデオの編集が追いつかないですが(苦笑

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谷津干潟

 先週の続きと言う訳ではないですが、三番瀬の次は谷津干潟と言う事で予定の行動となりました。本日は少し遅めの出立。10時頃から開始です。

 ハシビロガモの雌。
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 ヒドリガモの雄。
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 スズカモの雌。
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ダイサギ。
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 セイタカシギ(第一回冬羽)
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イソシギ。
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 オナガガモの飛翔。
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 アオジの雌。
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 カイツブリの若鳥。
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 コガモの雄。
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 ホウロクシギ
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 ジョウビタキの雌。
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 ヒドリガモのツーショット。
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 前回来たと時よりは賑やかでしたね。ホウロクシギははじめはダイシャクシギだと思ったのですが、レンジャーの指摘によりホウロクシギとしました。

 本日は前回よりも潮が大部引いていたのも良かったのかもしれません。三番瀬と谷津干潟はこれから大挙して冬鳥が越冬すると思いますので定期的に巡回したいところですね。何がいるか分らない、それがまた楽しみです(笑

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三番瀬

 昨日は手賀沼に遠征しました。本日は千葉県でまたまたの三番瀬です。どうも海浜がお気に入りのつれあいのリクエストなんですが、陽気もいいので、それじゃ又ということでデッキブーツを履いて出かけました。本日の機材は一眼とビデオです。

 本日は前回よりかなりのんびりとした出立です。三番瀬には9時30分頃到着です。丁度上げ一杯の満潮です。ここから引くまで14時頃までいる予定です。

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 まず目に付いたのはヒドリガモ。ある筋からアメリカヒドリが出ているとの情報を得ていましたが、ぱっと見渡したところそれらしいのは見当たりません。まあ、そう簡単にいるとも思えませんので、落胆することもなく、適当にシャッターを切ります。ふと目の前に見慣れない鳥がいました。

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 つれあいが言うには多摩川の河原でみたことがあるタヒバリだろうとのこと。まあ、後で調べたらそうらしいので、管理人は初ゲットになりました。

 オナガガモの雌の飛翔。

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 つづいてはオナガガモの一群です。ヒドリガモも混じっています。

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 防砂堤に上ると船橋航路側にはカモの大群が見えました。

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 スズカモのようですが、本日はフィルードスコープを持ってこなかったので、双眼鏡で見るしかないのですが、何が何だかよく分りません。後で知ったのですが、堤防からフィールドスコープではビロードキンクロが確認出来たそうです。ビデオもかなり回したので、確認してみたのですが、ちょっと分りかねました。体が一回り大きいそうですが、フィルードスコープを持っていけばよかったとちょっと後悔しました。

 岸近くには、オオバン、ハシビロガモ、ヒドリガモ、が見えます。

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 そんなとり止めもないものを撮っているとまたまた近くにタヒバリが近寄ってきました。

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 そろそろ昼時というこでおにぎりをほうばりながら野鳥図鑑を見ていると、またまた視界に入るものがありました。よくみると足のないトウネンです。

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 実は足の悪いニシトウネンがいるという情報があったのでよもやと思いましたが、この固体は足が悪いというより完全に足がありません。原因は分りませんが、それでも元気に餌を探していました。

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 写真には撮り損ねましたがもう一羽いてつれあいがいうには絶対にツガイだと主張していました。足のない亭主を見捨てられない雌が他のトウネンが行ってしまったけれどかわいそうだから付き合ってあげているんだとか。まあ、真偽の程は分りませんが(笑

 つづいてシロチドリを正面から。目線をこちらにくれています。管理人達の世代の若い頃の表現を使うなら「ガンをとばしている」状態ですね(笑

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 カモの大群を見たりしていたら結構時間が経っていました。潮が引いて三脚を担いで沖の方へ大分移動しています。

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 ここで野鳥を追っかけていると時間が経つのが早いですね。あまり歩き回る必要はないのですが、カモ類やシギ・チドリ類といった水鳥が中心に数だけは結構いるので、それを丹念に見ているといくら時間があっても足りないといった感じです。

 来週は谷津干潟を予定しています。

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手賀沼

 千葉県の手賀沼でJBF(Japan Bird Festival)が開催されているので、話のネタに一度は行ってみようということになり、つれあいと我孫子まで遠征となりました。

 上野駅で常磐線に乗り換えます。上野から我孫子まで快速で37分。結構遠いですね。

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 朝の8時頃に到着。駅に看板が出ています。

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 駅前にはテントが張られててそこでパンフレットを貰います。とりあえず近くのマックで朝飯。それでシャトルバスがまだ動いていないので歩いて手賀沼を目指します。
 
 アビスタに到着し手賀沼に出るととコブ白鳥ファミリーのお出迎えです。下の写真は若鳥でコブがまだ無いようですが、まあ、管理人の地元ではまずお目にかかることはないと思われます。

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 続いてはバリケン。まあ、こんなのも管理人の地元にはいないと思います。 

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 場所がかわると随分といる鳥も変わるものだと思いました。それでどちらもデカイですね。いつも見慣れている鳥達と比べるとそのサイズは不気味でもあります。

 それでいつも見慣れているサイズのオナガガモやオオバンもいました。

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 メインの会場までここからさらに沼沿いを歩いていきます。メイン会場近くに来るとまたまた見たこともない巨大な鳥がいました。シナガチョウです。

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 バリケンにしてもこのシナガチョウにしても野鳥ではありませんので、本来は探鳥の対象ではないのかもしれません。が、見聞を広げるという点においては、中々興味深いものがあります。それにしてももともとが家禽とはいえ、このデカサはやはり不気味でした。

 さて、手賀沼親水広場で湖畔バードウォッチングです。

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 ミミカイツブリを発見。

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 つづいてはカッパの足元のセグロカモメとユリカモメをデジスコで。

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 写りはイマイチですが、ユリカモメの足環が確認できます。

 つづいてデジスコでセイタカシギとイソシギ。

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 それにしても、デジスコは難しいですね。まあ、腕の問題かと思いますが(苦笑

 コブハクチョウのコブです。

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 コブハクチョウのでかさが分ると思います。オナガガモがかわいらしく見えます。

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 おまけのカワセミです。デジスコでなければここまで寄れません。写りはともかく証拠写真を撮る強力なアイテムですね。

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 今回の手賀沼ではデジスコを主に使ってみました。最後のカワセミなどは枝かぶりで相当無理な場所だったのですが、豆粒ほどにしか見えないカワセミがとりあえずここまで大きく写せます。まあ、デジスコでカワセミはあまり撮るものではないとは思いますが(笑

 バードフェッシバルはまあまあ盛況でした。光学メーカーなどか出展していましたし、その他の出店なんかも結構ありました。まあ、食べるものはイマイチだったと思いますが。そうそう、屋台などでは定番の「焼き鳥屋」なんてのはありませんでしたね。さすが、バードフェッシバルでしょうか(笑

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