久しぶりの湿原・・・浮島湿原 Part14

2月も終わりに近づいて来ました。残りの期間を考えると一月はないでしょう。来週は少し知見を広げるために別の場所に出張るつもりでいますので、ことによると浮島湿原付近への出張りは今回が今シーズン最後になるかもしれません。

土曜日の朝方は今シーズン通ったいつもの葦原ですが、遠いし暗いですがハイイロチュウヒのオスは少しばかり姿を見せてくれました。

コミミズクはさっぱりでした。出が悪いので湿原の方を回ってみました。そしたらハイイロチュウヒのオスを含めてチュウヒ達が数羽屯していました。

駐車場につくなり頭の上を回っているのです。数人のウォッチャーがいましたが、皆さん手持ちのカメラでしたが興奮気味にシャッターを切っていました。管理人達も慌ただしく三脚を立てる間もなく手持ちで撮影を開始です。まあ、写真的には如何なモノかと思いますが、空高くでも頭の上を飛んでいたらこれはもう条件反射ですね(笑

珍しく啼いて飛んでいたんですね。声は聞こえませんでしたが、やや若い個体の感じがします。

普段は葦原ギリギリの高さで飛ぶことが多いハイイロチュウヒですが、この時は思いっきり高く空に上がっていきました。そしてパーッと移動していきました。狩り場を移動するときはかなり高く飛翔するんでしょうね。このようなシーンは何回か見たことがあります。

こちらはハイイロチュウヒのメスです。湿原の方にはメスがいます。付近のオスがいる別の葦原にはメスは見ません。まあ、繁殖ではなく越冬ですからこんなこともあるんでしょうね。

こんなこともありまして、土曜日は湿原で塒入りを待つことにしました。久しぶりです。

比較的明るい時間帯でのご帰還です。

ここでは餌取りはあまりしないようなのですぐに塒に入ってしまうこともあるのですが、今回は少しですが周回してくれました。

それと湿原の方はギャラリーが少ないですね。カメラマンも数名しかいません。それが良かったのかとんでもなく遠いと言うことはありませんでした。

ただ、まあ、いくら明るい時間帯と言っても日の入り間近ですから結構撮影的には厳しいものがありますね。

わずか1分半くらいでしたが、今回のハイイロチュウヒのオスの塒入りは撮影もそこそこでしたが、観察としては中々良かったように思います。

太陽はかなり傾いています。もうすぐ日の入りです。

そしてハイイロチュウヒのメス。これはかなり厳しい条件でした。ISOは6400、SSは1/320。無理だと思いつつテスト的に撮ってみましたが、この時間帯の明るさでも何とかなりそうな感じです。これはいささか驚きました。

さすがにこれを撮った後はまさに夜の帳が降りた状態となりました。明日の朝は湿原で塒立ちを観察した後は別の葦原の方でコミミズクを探して見たいと思いながら、宿へと撤収と相成りました。

0 0 votes
Article Rating
Subscribe
通知する
guest

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments