戸隠森林植物園 2018 Part1

今年も戸隠に行きます。一昨年2回、昨年2回遠征しました。今年は諸般の事情により今回限りとなりますが、どうなるでしょうか。

一昨年初めて遠征した時は、アカショウビンが見られたらと思い遠征しました。が、植物園には現れませんでした。

現地の噂では2016年に県庁のハヤブサに襲われたとか聞くこともあります。2015年までは確認されているのですからあながち与太話でもないかもしれませんが、真偽は分かりません。

しかしアカショウビンがいなくても戸隠はやはり野鳥達を見るのに訪れたい場所の一つではあります。

今年は特に後ろ姿しか撮れなかったクロツグミとフクロウの親を見てみたいと思っています。

2時30分起床、3時出立。午後から雨の予想が出ていますので午前中だけでもと思い少し早めの出立となりました。平日なので現地での混雑は大丈夫だと思います。

夜明けが大分早くなってきました。甘楽に着いたときは(5:18)すでに陽が上がっていました。

植物園には7時40分頃到着。まなびやの森の駐車場は疎らでした。平日ですからね。

さて、まずフクロウの巣箱ですが・・・

おそらくは雛がいるのではないかと思われますがご覧のとおり顔は出してくれません。昨年はすでに巣立っており隣の林で巣立ちの雛を探すのにエライ苦労しました。今年はどうでしょうか。

まずは園内を一回りします。相変わらず熊の目撃情報もあります。人が出歩く時間帯になっていますので大丈夫だとは思いますが一応熊鈴も持参。

みどりが池を回ってとりあえず水ばしょう園に向かいます。途中木道が痛んでいるのか通行できない通路もありました。木製ですから痛みが激しいと歩くのに結構危ないですね。建造した時期が同じだと同じ頃にいたんで来るようで中々補修の手が(おそらく予算が)回らないようです。バリアフリーであることをアピールしていますが現状ではなかり難しい状況かもしれません。とりあえず些少ですが寄付はしました。

いつもならミソサザイのけたたましい鳴き声がするのですが今朝は静かです。道々カメラマンも見かけません。

水ばしょう園の少し手前のT字路に来ると数名のカメラマンが。レンズの先を見ると・・・

オオアカゲラのオスが餌を持ってきたところでした。オオアカゲラは昨年来たときはすでに巣立っており観察出来ませんでしたが、今年は間に合いました。一昨年の場所から比較的近いので同じ個体かもしれませんが、地元の人に聞いてもそれは分からないとのこと。さもありなんですね。

オスの後はメスが。

ちょいと飛び出しを狙ってみましたが・・・

イマイチピンが来ていないですね。

オスの飛び出しも狙ってはみました。

これもイマイチですね(苦笑

まあ、これにこだわると撮影枚数がやたら増えて後が大変なのでほどほどにしておきました。

オオアカゲラの営巣もここでは簡単に見ることができますのでやはりここは有り難い場所ですね。

オオアカゲラを撮っていたら近くでコルリの声がします。「何処だ、何処だ」と数名が集まり探していると・・・

三脚を持って移動できる場所ではなかったので手持ちでとりあえず撮影。ロケーション的にはかなり厳しい場所でシルエットしか見えません。写真を見るとあまり綺麗に色が出でいません。オオルリもそうですが、この手の鳥の色合いを綺麗に出すのはかなり難しいですね。

どんな鳥が啼いているんだみたいな話が連れ合いと出たとき、

「オオルリが小さくなったみたいな鳥・・・」

「それって素直に、コルリでいいんじゃない」

みたいな笑い話を連れ合いとしていました(笑

クロツグミの声もします。しかし相変わらず姿は見えません。しばらくはクロツグミも期待していたのですが声もしなくなりました。

さて、午後からはフクロウ番でもしようかと思いまなびやに戻ることにしました。

・・・続く

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