「キャンプことはじめ」は少し中断して、リアルタイムな野鳥の話を差し込みましょう。
「キャンプことはじめ」でそのうち出てくると思いますが、今週は栃木県の昭和ふるさと村オートキャンプ場に行きます。それだけではさすがにつまらない。
サシバの繁殖の時期は栃木県に良く通うのですが、そこで度々耳にするのは「井頭公園」
なんでも冬が良いとか。鳥君の東京近郊野鳥撮影ガイドにも出ていますが、あれだけ栃木に通っていて行ったことがなかったのです。
実は今年の浮島湿原付近はハイイロチュウヒもコミミズクも入っておらずバーダー達は殆ど姿を見ません。管理人達も12月22日に朝一で行ってきたのですが閑散としたものです。もし居れば多くのバーダー達が訪れ、ずらっと大砲が並ぶ所ですが・・・
栃木に行くなら渡良瀬遊水地にしようかとも思ったのですが、やはり行ったことの無い場所の方が優先度は高くなります。
そんな訳で今週の鳥見鳥撮り&キャンプは井頭公園と昭和ふるさと村となりました。
朝の4時25分出立。結構横浜も冷えています。今シーズン最強の寒波が来ているとか。
7時少し過ぎに井頭公園到着。駐車場がいくつかあるのですが全部閉まっています。開門は8時30分でした。
それにしても寒いです。車載の温度計では外気温はマイナス6度。アメダス実況でも同じ温度でしたから、間違い無いですね。
ただ、風がないので案外と楽ですが、この日の横浜の最低気温は1.3度ですから、冷蔵庫と冷凍庫の違いくらいありますね。
これだけ寒いと鳥も動くまいと思いつつ(餌が動かないから)、駐車場が開くまでの間園内を双眼鏡とミラーレスを持って少し散策することにしました。
ご覧のとおり園内の施設は火曜日が定休だそうです。それと駐車場の利用について12月29日~1月1日は「ハミング広場駐車場」および「北駐車場」は利用できないようです。
北駐車場は野鳥の森に近いのでそちらに止めたかったのですが残念。
北駐車場まで歩いてそこから公園に入ってみました。
ともかく広い池があります。湖面はかなり凍っています。
人が乗れる程ではありませんが、カモなら大丈夫のようです。
小一時間ほど歩きましたが、これと行ったモノは見当たりませんでした。いくらなんでも寒すぎます。声も聞こえません。
戻ってくると8時30分前でしたが、西駐車場が開いていたので車を移動し、そこで簡単な朝食。この開門した後は車が結構入ってきて三々五々人が増えてきました。カメラを持ったひともちらほら。
9時少し前くらいから管理人達も機材を持って再び園内に入りました。
最初に被写体になってくれたのはジョウビタキのオス。
そう言えば今シーズンは初見でした。これがやって来ると冬だねと実感します。
あと池の近くをカワセミが飛んでいます。これを狙っている人も結構いるようです。
メスですね。今年生まれたくらいなんでしょうか。少し幼い感じがします。
野鳥の森に行ってはみたのですが・・・シロハラやトラツグミが居そうな森の中で暫く待機してみたのですが、静かなものでした。
それから池を右手に見ながら正面広場へと向かって行きました。道々バーダー達がポツリポツリと居ます。
中程を過ぎた頃、少し人が集っています。どうやらカラ達が移動しているようです。管理人もカメラを向けてみました。カラ達に混じってメジロが目に入りました。
まあ、撮るモノが無いのでメジロでもいいかぁなんてシャッターを切っていたら・・・???
枝かぶりしてハッキリとは写ってはいませんが、キクイタダキですね。ちょっとびっくりしました。もう少し引いて撮りたいと思ったのですが、どうにも頭の上で動いています。
なにせ小さい上に枝被りしながらチョコマカと動きますから撮るには厄介な相手です。
悪戦苦闘しましたがスッキリとは撮れませんでした。ですが、羽を広げたところが偶然にも映り込んでいました。このサイズの鳥の飛翔は中々狙って撮れません。偶然ですね。
どうせ偶然なら、もっとピンが来て花でも咲いていれば絵面的には申し分なかったんですけどね(笑
鳥見亭のあたりに来るとヨシガモが居たのですが、これがこっちを向かない。愛想の悪いカモですね(笑
この公園にはベニマシコやルリビタキも来るようですが、残念ながら見ることは出来ませんでした。
朝方は寒かったですが、風も無く日中ぶらりぶらりと公園をのんびりと機材を担いで1日回っていれば、色々と遭遇しそうな感じがします。
今回はキャンプに行くので午前中に撤収しますが、機会があれば1日のんびりと探鳥ウォークをしてみたい場所でした。